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  [No.1199] 武器開発の設定文とビームラムの設定【リライト版】 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2010/02/13(Sat) 14:24:07

ホードーさんの案を参考にしつつ、武器周りの設定を修正しました。
少し発想を切り替えて、開発のリソースを有限なものとしてビームラムに回す予定だったものを残りの武装に回す事で完成度を高めたとしてみました。
#武器開発と武装のビームラムの文章を修正しました。
#ちょっと文章量は増えたけど、これで多少は改善できたかな?

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武器開発
 まず新規武装の開発の為に開発スタッフは前回の失敗を踏まえ、高機動戦闘での戦術研究を綿密に行う事にしたのである。これにはホードーが希望号1号機に搭載されていた操縦訓練用プログラムにヒントを得て作成・開発した高機動戦闘訓練・戦術シミュレーターが活用された。
 シミュレーターには高機動兵器であるジャバニーズの試験運用データだけでなく、今後I=D戦の主戦場になると思われる宇宙を想定して、大規模な宇宙戦が行われたEV116 第2波に参加していたホードー自身の実戦経験と彼の乗機であったサイベリアンのフライトレコーダーが収集した各種データが反映されている。

 このシミュレーターの活用と古参パイロット達の協力による陸上で実機を用いた綿密な試験運用を通して高機動戦闘の戦術研究は大きく前進した。その結果、武装について遠距離、近距離、白兵の3種類の兵装の開発プランが計画され、武器開発スタッフは3チームに分かれて試行錯誤しながらも何とかプロトタイプの完成にこぎつけた。
 作成されたプロトタイプは遠距離への狙撃・砲撃を可能とするロングバレルの大口径レーザービーム砲、近距離での戦闘を想定した近距離レーザービーム、高機動力を活かしたランスチャージを可能とするビームラムの3つであった。

 しかしここに来て武器開発プロジェクトは大きな転換期を迎える事となった。別途、並列して進められていた機体開発と比べても大きく進捗が遅れており、このままのペースでは来るべき戦いに間に合わない懸念が出てきたのである。
 マンパワー、時間、開発費用と開発に必要とされるリソースはどれも有限である。無理に時間を短縮させれば成果物のクオリティにしわ寄せが来てしまい、かといって必要な時に間に合わないのでは本末転倒になってしまう。
 そこで開発スタッフは苦渋の決断として3種の開発プランのうち、ビームラムの開発プランを凍結し、武装を射撃武器だけに絞り込む事にした。
 この結果、ビームラムの開発を行っていたスタッフが残り2つのプランに参加する事により十分なマンパワーとビームラムの開発で得ていた着想が各開発チームを刺激し、武器開発を大きく推進する原動力となったのである。
 この流れはやがて武器開発プロジェクトを一つの流れに収束させる事となり、武器の完成度を大幅に引き上げる事となった。

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○武装
■可変式大口径レーザービーム砲
技術スタッフによる入念な試行錯誤を経て設計された可変式の主力兵装。
可変機構により、砲身の長さを変更する事でメインの遠距離戦モードとサブの近距離戦モードに切り替えが可能。
但し、可変機構には複雑なメカニズムは用いずにシンプルなスライド式が採用されており、デザイン設計面でどちらのモードでも射撃が行いやすいように形状が工夫されている。

遠距離戦モード”灯火”
広大な宇宙空間や開けた平地での戦闘における遠距離への狙撃・砲撃を行う為の形態であり、本兵装の基本となる形態である。
ジャバニーズで採用されていた大口径レーザービーム砲に比べて、遠距離への狙撃・砲撃時の精度を高める為に砲身が長くなっており、また発振部も高出力のものが採用されている。
これにより高い収束率とより長い有効射程距離を実現しており、長距離狙撃・砲撃に真価を発揮する。

近距離戦モード”陽炎”
高機動時での近距離戦闘を念頭に置いた形態。
砲身を格納する事で実質的な砲身の長さを短くし、収束率が大幅に低下する事を引き換えに取り回しやすさを向上させている。
また抱え込むようにI=Dの脇下に挟み込んで保持しやすい形状になっており、移動中でも砲身を固定して狙いを定めやすいようになっている。
これにより収束率、破壊力と有効射程距離には劣るものの、取り回しやすさと射撃時の安定性が向上しており、頻繁に位置関係が変動する高機動時での近距離戦闘では重宝する事となった。

■ビームラム(試作品の段階で開発凍結)
取っ手部分以外を非実体のビームで形成した大型の槍で高機動力を活かしたランスチャージを意図して開発される。
非実体の刃を形成し続ける関係上、エネルギーコストを抑える事が難しく、何度にも渡る試行錯誤の末、実用に足る試作品が完成した。
しかし武器開発プロジェクトの開発リソースとの折り合いの為、プロトタイプの段階で開発計画は凍結され、制式採用されなかった。
ただこの開発プランを通して得られたノウハウと着想が残りの武器開発に刺激を与え、結果として次期主力機の武器の完成度を大幅に引き上げる事となった。


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