部品: 国の認可
兵器を取り扱う工場である為、設立、操業には国の認可が必要。
この認可は定期的に更新されなければならない。
部品: 顧客
自国政府軍のみを顧客とし、それ以外への販売は許可されない。また、どこに売ったかを確認するためナニワアームズ産のロゴと通し番号が振られる。
部品: 輸出
輸出国の各責任者および輸入国の責任者と合意の元でのみ輸出が許可される。
また、その認可は継続ではなく都度必要となる。
部品: PDCAサイクル
Plan(計画):業務計画の作成
Do(実行):計画された業務の実施
Check(評価):実行された業務に対する評価
Act(改善):評価から導き出される計画の改善点
上記、4段階からなる業務手法の一つ。
Actから再びPlanにつなげ、一連の流れを繰り返すことで品質の向上を図る。
部品: 入退室管理
各区画毎に警備員とゲートが設置され、誰が、何処に、どの時間に入退室したか、の記録をつけている。
兵器工場は機密の塊である為、敷地内のみではなく区画ごとに管理を行っている。
重要区画は資格が無いと、立ち入ることも出来ない。
部品: 定期監査
定期的に社内統制に基づいた内部監査と、第三者による外部監査を実施することが義務付けられている。
監査の結果次第では、工場の操業停止や営業停止までありうる。
部品: 受入検査
納品された部品を検査し、基準に沿った物か確認する。
部品の重要度と仕入先の信用度によって検査手法を使い分ける。
部品: 工程内検査
各作業工程毎に行われる製品検査。
製品が完成した後では検査が難しい部位もこの時点で不良があれば弾く事が出来る。
また、この検査の結果を見ることで各工程の作業の品質を判断することが出来る。
部品: 最終検査
完成品が製品としての要求事項を満たしているかの判断をする為の検査。
製品の製造過程の最後に実施され、この検査をクリアして始めて出荷できる製品が完成する。
部品: 出荷検査
最終検査に合格していても、その後の保管、梱包、輸送の段階で品質の劣化が発生する可能性がある。
出荷直前にも検査を行うことで劣化を発見し、出荷品質の安定を図る。
部品: 検査基準書
個別の部品や工程の生産品毎に作成されている検査基準書。
必要な検査項目、検査箇所、基準値等が記載されている。
すべての製品は、この基準書にしたがって検査される。
銃や砲兵について
部品:部品製作について
素材は子会社等別の業者から購入し、銃身等は職人達が分量を量り、削り、一つずつ丁寧に作っていく。
部品;型の削りだし。
型は機械で削り出すがこれも職人達がそれぞれ機械に合わせて削り出していく。これで銃の外観が出来る。
部品:パーツの組み込み
これも別の職人が木型から抜いたパーツを組み込み、金具、ネジ等を付けて合わせていく。
部品:パーツの磨き、仕上げ
完成した銃を磨き、また仕上げに銃身がまっすぐになっているか、弾薬は入り込むか確認をとる。
部品;試射
正しく商品として扱えるか、ランダムに商品を取り出し詰めて発射する。
ダーツ式で、当たっている場所等を確認し、正しいものかを作る。
部品:ショールーム
商品が購入できるよう、武器のショールームが置かれてある。アサルトライフルからサブマシンガン、単発銃等もある。
部品:カスタマイズ
一部の軍に見た目を重視した儀礼用の銃も作成可能。ナニワアームズの藩国印を入れたり、見た目を銀メッキ等をほどこす事も出来る。
I=O・I=D製作
部品:部品収集
汎用工場が購入するが部品はある程度決められた小さな会社で作られている。ねじ一本数ミリの狂いも許されない。
部品;ユニット式対応
既に作られていたユニットをプラモをはめ込み作るようにラインに乗せて動かす。
部品:ムービングシステム
元々は車に使われていたのを別途I=O等に使用したものそれぞれに部品の組み立てを次々としていくようにし、一機当たりの製作時間の短縮と労働者に手間がかからないようにする。
部品;外観の作り
まず、足場から作り、配線を全て遠し、外観を作る。その上でムービングシステムに乗せ、それぞれの行動をさせる
部品:エンジン設定
次に動力であるエンジンの設定を行い、対応を行う。ここでは機動はさせずエンジンが動くかどうかだけ確認する
部品:武装
各種の武装は別途武器開発に回され作られていたものを武装する。マルチプルな作りとして、場合によって装備のカスタマイズも可能
部品:テスト始動
テストパイロットによるシステム起動と各機械が動くかどうかの確認を行う。これで合格したものが初めてナニワアームズのものとして使われる。
部品:新作コンペ
新型を作る場合、各会社よりコンペティションを行い、新型を作る。予算、性能、作戦に合致するかでこれらが使われる。
部品:修理・解体
損傷がひどいものは部隊からこの工場に戻される。そこで、大修理を行うかまたは損傷が激しいものはレコーダー等のデータ記録のみ抜いて、スクラップにする。
共通
部品:職人の養成
はっきりとした徒弟制度ではないがそれに近いものが取られており、上司は技を惜しげもなく部下に渡し、部下はそれによってまた自らで新たなる技術を見出す。そしてそれが脈々とこの工場に根付いている。
部品:職人の仲間意識
社長の粋な計らいもあってか仲間にしやすいと同時に職人が互いをよいライバル、仲間と思い商品を作り上げる。社長はその分の給料を払い、また、ナニワアームズに根付いた祭り等で疲れた社員達をいやす。
部品:会社の福利厚生
健康・労災・厚生とありとあらゆる年金はつけており、会社に貢献してくれたものには惜しまずねぎらい、芽が出ないものにはじっくりと合うところと自分の居場所に出来るようにする。飲みとか行くのは減ったが社員の祭りとか有給申請、食堂、仮眠室や風呂等もついて一息つきやすい。