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  [No.2285] 燃料生産地(ガス)たたき台 投稿者:オグナ  投稿日:2017/09/28(Thu) 18:26:41

ざっとではありますが、ガスのを作ってみました。また、これに色々足してみてくださーい。

燃料生産地(ガス)
天然ガス:各炭素化合物や窒素、メタン他ヘリウム等が混ざっているもの。揮発性が高く常温では急速に蒸発しやすく、大気中に拡散しやすい。

採ガス井:天然ガス等を掘る井戸。圧力での爆発を防ぐため、他の燃料に比べ耐圧が高く設定されている。これは、天然ガスの存在する地層が油田に比べて深く、また、液体と気体では地下の高圧力環境から地上にまで持ち上げられた時の圧力が大きく異なるためでもある。
生産工程
 分離:採ガス井で地表へと取り出されたものにはガス・油・水などが混ざっているため分離機で分離を行いガスと原油に分離し、さらにもう一度別の分離機にかけ油分を分離する。分離したものは化学原料や環境汚染分を除いて地下に圧入する。

 脱湿処理:ガスに薬品を接触させ、残った湿気分を取り除き、さらに純度を増す。残った湿度は環境汚染分するものを除き廃棄するようにする。

 不純物除去:水素や硫黄、水銀等の不純物を除去する。それぞれ、アミン溶液や活性炭等を使い、化学反応を起こし除去を行う。ここによって配管が詰まったり、腐食する事が起こるので念入りに除去を行い、公害等を起こさないようにもする。ヘリウムガスはこの時に取り除き、別の場所へと送る。

 冷凍:流通させる場合には-162℃以下に冷却して液化してから製品として出荷する。パイプラインによる出荷では、気体のままで製品とされる。

地下貯蔵:地上で大量に貯蔵するには極低温状態とする他にはあまり良い方法が無く、施設や冷却の維持などにコストがかかる。このため、一度地上に取り出した天然ガスを別の地下ガス層へと再び圧入する事で地下に貯蔵する方法を採用している。地下貯蔵に使用されるガス層にはその上部がキャップロックと呼ばれる浸透性の無い緻密な地層で覆われていなければならない。冬季の需要期に備えて、夏季に貯蔵しておいたり、パイプラインの事故に備えるなどがその目的である。

液化天然ガス
 主体:主成分であるメタンの他にもエタン、プロパン、ブタンなどのガスが含まれているが、液化の過程でこれらのガスも同時に液化されるために、元となる天然ガスの産地によってこれら炭化水素の構成比に違いがある。液化の初期段階過程では、水和物を作ってパイプを閉塞させる炭酸ガスや、プラントを腐蝕する硫黄酸化物などの不純物が除去されるため、人体にとって無害となる。

 液化:液化の際は気体のものを冷凍化させ、さらに各ガスや窒素などとの化学反応を冷媒に分離させるようにしている。その上で、液化プラントに送る。

 施設:一般的なガス田の液化施設は、多くの生産地に近接した場所に設置されるが、海上ガス田の場合には浮体構造の洋上液化設備や積み出し用保管設備等が設置される場合がある。


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