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[No.5] 新アイドレス作業用スレッド 投稿者:守上藤丸  投稿日:2008/11/30(Sun) 17:23:18

新アイドレス作業用のスレッドになります。
現在作業が発生している案件は

・FO
・高機動兵器
・大観光地
・燃料精錬所

になります。
残り通常枠2つあります。

さらに余裕があれば、燃料生産地のSSを増やしてのHQ再審査、産業廃棄物処理場のHQも狙っていきたいと思っています。


[No.6] 【大観光地】 投稿者:守上藤丸  投稿日:2008/11/30(Sun) 17:26:36

大観光地作成は決定しました。

 t:要点 = 大観光地,たくさんの人出
 t:周辺環境 = おみやげ物屋,ガイド

内容としては
・ナニワの歴史、自然を押し出します。I=D国家ですが出来るだけ機械には頼らない方向で。
・ttp://blog.goo.ne.jp/sekai-kikoh-2007/e/fe727007e3ecbe1a3bde58c49035c646 (イメージ)
・バザール、野生動物、自然温泉(でも、水は大事にね!)などが目玉です。
・自然が目玉の観光地ですが保護もちゃんと盛り込んで下さい。

※会議のときは問題がなかったのですが、現在遺跡と地下冒険はかなり危険なので含めない方向でお願い致します。


最終的にはパンフレット形式に仕上げるつもりなので、各自自分のイメージで作って行って下さってOKです。
出来上がったものを組み合わせて、足りないものを後から追加していく予定です。

作業を開始した人はここにどんなイメージで行くのかレス付けて行ってくださいませ。
よろしくお願いします。


[No.9] ※転載:環境保全についての思いつき 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2008/11/30(Sun) 17:36:55

大観光地の環境保全の対策としては観光ポスターやパンフレットで自然を描いた絵の下に
「※ゴミの投棄などは法律により禁止されております。環境保全の為、何とぞご理解・ご協力をお願いします。」
とかを書いておいて、リンクで政策ページ(環境保全の法律や取り組みをまとめたもの)にリンクを貼るとかするといいかも。


[No.10] ※転載:途中経過1 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2008/11/30(Sun) 17:38:02
※転載:途中経過1 (画像サイズ: 450×338 31kB)

イメージ(レンソイス)と云うより、そのまんまになってしまった気がしますが
色塗り途中で こんな感じになってます。

地上で大丈夫だったでしょうか?
今なら 背景(空)は差し替えできます。(地下の洞窟っぽくとか)

環境保全へのリンクなどは良さそうですね。
(このところ、新枝から強制イベントやTLOなどが出てくる率が高くなっている?ようなので
 細心の注意で気をつけたいところですしね・・汗)


[No.28] 【完成】白い砂漠 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2008/12/06(Sat) 00:43:12
【完成】白い砂漠 (画像サイズ: 600×450 53kB)

後からもうちょっといじるやもですが、
とりあえず提出いたします。

>  t:要点 = 大観光地,たくさんの人出
>  t:周辺環境 = おみやげ物屋,ガイド

・・・(要点 土地しか入ってませんが・汗)
残りはできれば文章でフォローして頂けると嬉しいです。
1つの画像と1つの文章で、最低限のページでも、今までのHQボーナス分で 通過するだけでも30億になるのではないかなあ、と思います。
(HQ狙いとかは後から再提出とかでも)

よろしくお願い致します。


[No.33] 【ちょっと修正】白い砂漠 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2008/12/06(Sat) 20:54:13
【ちょっと修正】白い砂漠 (画像サイズ: 500×375 112kB)

あんまり変わってませんが(汗)
少しいじってみた版です。
このくらいのサイズの方が適当でしょうかー。



**** 以下はHQ用ページ作る時用の案など


(少し考えてみまして、ラクダとかどうでしょうか。
 ・・いや、ソーラーカー、タイヤが埋まったら大変かなあ、とかちょっと思ってしまいまして・汗)
(でもバスとかトラックとか すでに走ってることになってるので 心配せずとも大丈夫ですかね)

(あと、観光客の方には ペンダント型の発信機とか渡しておくのどうでしょう)
(砂漠での迷子防止に・・)
(普段は使わず、緊急時にはボタンを押して所在地発信とか。
 周遊ツアーから無事帰って来たら 返却してもらえればくり返し使えるのじゃないかなあ、と思いました。)


[No.34] おみやげ物 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2008/12/06(Sat) 21:02:41
おみやげ物 (画像サイズ: 250×250 38kB)

ポスターより先に出来てしまいました。(すみません・汗)
おみやげ物で砂時計とか如何でしょう。



ここでのおみやげ物屋で人気の品といえば
白く輝く石英の砂と 青い湖水を使用した砂時計です。

デザインもお値段も幅広く、
職人が丹精した精巧な造りのインテリアから、
ストラップやチャームとして使える、お手頃なものまでさまざまです。

店先を覘いて歩くのも、なかなかに楽しいものです。



・・・という感じで(?)如何でしょうか。


[No.40] 環境保護ポスター 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2008/12/06(Sat) 22:51:40
環境保護ポスター (画像サイズ: 300×350 88kB)

とりあえず、こんな感じではいかがでしょうかー

文字は変更できますです。


[No.7] 【燃料精錬所】 投稿者:守上藤丸  投稿日:2008/11/30(Sun) 17:27:38

燃料精錬所、作成決定です。

 t:要点 = 燃料精錬所,燃料タンク,パイプライン
 t:周辺環境 = 油田

作業にかかれる方は、こちらにレスをお願いします。


[No.48] 作成開始します 投稿者:真輝  投稿日:2008/12/08(Mon) 23:47:58

コチラ、作業させていただきます。
よろしくお願いします。


[No.82] 序?文 第一稿修正1 投稿者:真輝  投稿日:2008/12/19(Fri) 00:10:42

L:燃料精錬所 = {
 t:名称 = 燃料精錬所(施設)
 t:要点 = 燃料精錬所,燃料タンク,パイプライン
 t:周辺環境 = 油田
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *燃料精錬所の施設カテゴリ = 国家施設として扱う。
  *燃料精錬所の位置づけ = 生産施設として扱う。
  *燃料精錬所の特殊 = 毎ターン生産フェイズに燃料+20万tされる。
 }
 t:→次のアイドレス = 新素材の開発(技術),消防士?(職業),ブラック?(ACE)




”編成用の燃料が足りません、あと燃料生産用の資源も”
”こ、今回は軽編成で……”
”アレだけあった燃料があっという間に!?”
”資源がー……高い!?”


==わりと深刻な日常==


/*/


共和国では珍しくもありませんが、ナニワアームズ商藩国は産油国です。
保有している油田は生産量も安定していて、さらに西国人は資源を消費して燃料を精製することも出来ました。
そのため自国で使用する分の燃料は充分に賄えていたのです。
くわえて、かつてNWがマジックアイテム探しの冒険に沸いていた頃、遭難部隊救助の恩賞としてオイルボールを賜りました。
燃料150万t分というそれは、当時の遠征に使用され直接藩国の備蓄とはなりませんでしたが、戦後に余剰分の配分という形で国庫を潤したのです。
かくて一時期、100万t近い燃料備蓄をそなえて「いやー、コレで燃料の心配はせんでええなぁー」などと悦に入ったりもしてたのです。

しかし、その状況も長くは続きませんでした。
共和国は再び動乱の時代へと突入していきました。
豊富な燃料を取引材料として、藩国に不足していた資源や、食料を獲得し「よっしゃやるで!」と気合を入れ新たな戦いが始まった時代。
それは、物資不足との戦いの時代の幕開けでもありました。
え、そんなこと関係なく昔から物資不足だった? あーあー、キコエナーイ。

コホン、えー気を取り直しまして。
その時代は、国家における実働部隊の状況が大きく激変した時代でもあります。
かつては、必要に応じて部隊を編成し作戦に投入されてましたが、とうとう常設の部隊が置かれるようになったのです。
これにより、運用の柔軟性こそ失われたものの、部隊の即応性が大きく上がることになりました。
しかし、其処に落とし穴がありました。
部隊を維持するために、莫大な消費を必要としたのです。
64万t、この数字は最初期の部隊維持に必要だった燃料を示しています。
これだけで、藩国の備蓄が半分以上消費されてしまいました。
取引に使用した分も含め、あっという間に藩国の燃料備蓄は尽きてしまったのです。
かくて、藩国は不足する物資とギリギリの戦いをすることになったのです。
え、それもいつもの事だって? キニスンナー!

物資の不足は深刻でしたが、ナニワアームズでは更なる動乱が始まっていました。
共和国内乱に加えて、国内でも内乱が始まったのです。
余り深くは語る事はしませんが、かくてナニワアームズは綱渡りのような日々を過ごして行く事となります。

色々と有りましたが嵐のような日々が過ぎ、藩国は再び余裕を取り戻していきました。
もちろん各所でいろいろな人々が尽力した結果、今の平穏が取り戻されたのです。
そこで動乱の中凍結されていた事業が、再び日の目を見ることとなりました。
その中の一つとして、燃料不足解決、新規雇用の確保等、さまざまな目的を持って燃料精錬所の建造が行われることとなったのです。

あ、既に資源消費による燃料精製も制限されていまして、そういう意味でも燃料不足がより深刻になっているのです。
油田備え付けの初期の精錬所だけでは、油田の生産量を捌ききれないですし。
そのため、この燃料精錬所は極めて重要な施設なんですね。

  ===国家施設ツアー、ガイドさんの説明より抜粋===

/*/

#まだ完成していませんが、以下に施設の簡単な説明等を入れて要点を満たしたいと思います。
#遅筆にて申し訳ありません(汗
#あ、あと誤字、脱字等もご指摘くださいー


[No.100] 【燃料精錬所】第二稿:微修正 投稿者:真輝  投稿日:2008/12/24(Wed) 00:18:55

L:燃料精錬所 = {
 t:名称 = 燃料精錬所(施設)
 t:要点 = 燃料精錬所,燃料タンク,パイプライン
 t:周辺環境 = 油田
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *燃料精錬所の施設カテゴリ = 国家施設として扱う。
  *燃料精錬所の位置づけ = 生産施設として扱う。
  *燃料精錬所の特殊 = 毎ターン生産フェイズに燃料+20万tされる。
 }
 t:→次のアイドレス = 新素材の開発(技術),消防士(職業),ブラック(ACE)




”編成用の燃料が足りません、あと燃料生産用の資源も”
”こ、今回は軽編成で……”
”アレだけあった燃料があっという間に!?”
”資源購入せんとなぁ……高っ!? 資源高いよ!!”


==わりと深刻な日常==


/*/


共和国では珍しくもありませんが、ナニワアームズ商藩国は産油国です。
保有している油田は生産量も安定していて、さらに西国人は資源を消費して燃料を精製することも出来ました。
そのため自国で使用する分の燃料は充分に賄えていたのです。
くわえて、かつてNWがマジックアイテム探しの冒険に沸いていた頃、遭難部隊救助の恩賞としてオイルボールを賜りました。
燃料150万t分というそれは、当時の遠征に使用され直接藩国の備蓄とはなりませんでしたが、戦後に余剰分の配分という形で国庫を潤したのです。
かくて一時期、100万t近い燃料備蓄をそなえて「いやー、コレで燃料の心配はせんでええなぁー」などと悦に入ったりもしてたのです。

しかし、その状況も長くは続きませんでした。
共和国は再び動乱の時代へと突入していきました。
豊富な燃料を取引材料として、藩国に不足していた資源や食料を獲得し「よっしゃやるで!」と気合を入れ、新たな戦いが始まった時代。
それは、物資不足との戦いの時代の幕開けでもありました。
え、そんなこと関係なく昔から物資不足だった? あーあー、キコエナーイ。

コホン、えー気を取り直しまして。
その時代は、国家における実働部隊の状況が大きく変化した時代でもあります。
かつては必要に応じて部隊を一から編成し作戦に投入する形でしたが、とうとう常設の部隊が置かれるようになったのです。
これにより運用の柔軟性こそ失われたものの、部隊の即応性が大きく上がることになりました。
しかし、其処に落とし穴がありました。
部隊を維持するために、莫大な消費を必要としたのです。
64万t、この数字は常設初期の部隊維持に必要だった燃料を示しています。
これだけで、藩国の備蓄が半分以上消費されてしまいました。
取引に使用した分も含め、あっという間に藩国の燃料備蓄は尽きてしまったのです。
かくて、藩国は不足する物資とギリギリの戦いをすることになったのです。
え、だからいつもの事だって? キニスンナー!

物資の不足は深刻でしたが、新たな生産施設の建造計画や消費削減のためのシステム構築、資源消費の制限計画等、その対応策も協議されていました。
しかし其の最中、共和国全土を巻き込む内乱が勃発。
ナニワアームズ国内でも更なる動乱が始まっていました。
余り深くは語る事はしませんが、かくてナニワアームズは綱渡りのような日々を過ごして行く事となります。
もちろん各種計画も動乱の最中に動かせるはずもなく、大半は凍結されていったのです。

色々と有りましたが嵐のような日々が過ぎ、藩国は再び余裕を取り戻していきました。
各所で色々な人々が、日々心を砕きながら最大限に手を尽くした結果、今の平穏が取り戻されたのです。
そこで動乱の中凍結されていた事業が、再び日の目を見ることとなりました。
その中の一つとして、燃料不足解決、新規雇用の確保等、さまざまな目的を持って燃料精錬所の建造が行われることとなったのです。

油田備え付けの初期の精錬所だけでは、油田の生産量を捌ききれていないですし。
既に資源消費による燃料精製も制限されていまして、そういう意味でも燃料不足がより深刻になっているのです。
そのため、この燃料精錬所は極めて重要な施設なんですね。

  ===国家施設ツアー、ガイドさんの説明より抜粋===


/*/


== ナニワアームズ商藩国燃料精錬所概要:ナニワ国家施設ガイドブックより―― ==


燃料の精錬を行う精錬設備。
燃料を貯えるための貯蔵設備。
工場内のみならず外部施設との輸送手段でもあるパイプライン。
そして他、動力設備や防災設備等、付帯設備。
主に上記の施設により構成されています。


その一:精錬設備
燃料精錬所の中核をなす部分です。
原油の蒸留分離を行う蒸留塔と、分離後の燃料を更に精製する複数の装置から構成されています。
蒸留塔にて燃料は分離され、性質の異なる複数の燃料が精製されます。
燃料の種類によっては、別の装置によって更なる蒸留分離や、触媒を利用した不純物除去などの過程を経ることになります。

その二:貯蔵設備
燃料を貯蔵する施設です。
巨大な燃料タンクが大量に立ち並ぶ区画で、精錬施設よりも大きな面積を占めています。
原油や精錬後の各種燃料が貯蔵され、必要に応じて出荷されて行きます。

その三:パイプライン
燃料を移動させるための設備です。
ポンプによって燃料を送り出し輸送を行います。
藩国油田から精錬所、精錬所から工場地帯の間と精錬所内の各設備間にパイプラインは設置されています。
通常の輸送手段よりも大量の燃料を輸送でき、積み下ろし作業や空荷走行などによるロスなども全くないためコスト的にも優れています。

その四:付帯設備
ボイラーや、自家発電設備、排水処理設備等のその他設備です。
地下都市の藩国という特質上、排煙、防災には特に力を入れています。
排煙は周囲に撒き散らすことの無いよう通常の排煙処理の後、地下都市の排気機構へ直接ラインを引いて都市部に排煙が漏れることのない様にしています。
防災に関しては、大容量泡放射設備の導入や泡消火薬剤備蓄の増強などに加え、耐火服、酸素ボンベ等防災用の機器の各所への大量配備、藩国消防署との連絡体制の強化など、特に力を入れています。


以上にて簡単に解説させていただきました。
施設見学ツアーにお申し込みをされると、もう少し詳しい説明を聞くことができます。
興味がお有りの方は、参加してみては如何でしょう?
巨大な燃料タンクが、ずらりと並んでる様は中々に壮観です。



#とりあえず第一稿の修正と、要点分というか施設概要(大雑把)を追加しました。
#施設の場所等詳細に関しては殆ど記述していません(汗
#今後、チェック、修正は加えようと思いますが、内容等に問題なさそうなら、このままでも使える? かどうかは分かりませんのでご判断をお願いしたい所存です(汗
#相も変わらず遅筆ですいません……
#よろしくお願いします。

#追記12/24
#一部表現がびみょんだった所を修正しました。


[No.103] Re: 【燃料精錬所】第二稿 投稿者:久遠寺 那由他  投稿日:2008/12/24(Wed) 03:10:31

おつかれさまです。
施設のガイドは実在の物を参考になさったんでしょうか。
とても良くかけていると思います。
イラストとの兼ね合いもあるとは思いますが、私見では要点を押さえて書かれているのでこのままでも十分通過できそうですね。


[No.229] 【燃料精錬所】第三稿:サブタイ追加 投稿者:真輝  投稿日:2009/02/01(Sun) 23:56:43

#最近の事情に合わせて、一部内容を追記いたしました。
#内容等に問題なさそうなら、このままでも使える? かどうかは分かりませんのでご判断をお願いしたい所存です。
#よろしくお願いします。



L:燃料精錬所 = {
 t:名称 = 燃料精錬所(施設)
 t:要点 = 燃料精錬所,燃料タンク,パイプライン
 t:周辺環境 = 油田
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *燃料精錬所の施設カテゴリ = 国家施設として扱う。
  *燃料精錬所の位置づけ = 生産施設として扱う。
  *燃料精錬所の特殊 = 毎ターン生産フェイズに燃料+20万tされる。
 }
 t:→次のアイドレス = 新素材の開発(技術),消防士(職業),ブラック(ACE)





”編成用の燃料が足りません、あと燃料生産用の資源も”
”こ、今回は軽編成で……”
”アレだけあった燃料があっという間に!?”
”資源購入せんとなぁ……高っ!? 資源高いよ!!”


==わりと深刻な日常==


/*/

#サブタイ:波乱万丈

共和国では珍しくもありませんが、ナニワアームズ商藩国は産油国です。
保有している油田は生産量も安定していて、さらに西国人は資源を消費して燃料を精製することも出来ました。
そのため自国で使用する分の燃料は充分に賄えていたのです。
くわえて、かつてNWがマジックアイテム探しの冒険に沸いていた頃、遭難部隊救助の恩賞としてオイルボールを賜りました。
燃料150万t分というそれは、当時の遠征に使用され直接藩国の備蓄とはなりませんでしたが、戦後に余剰分の配分という形で国庫を潤したのです。
かくて一時期、100万t近い燃料備蓄をそなえて「いやー、コレで燃料の心配はせんでええなぁー」などと悦に入ったりもしてたのです。

しかし、その状況も長くは続きませんでした。
共和国は再び動乱の時代へと突入していきました。
豊富な燃料を取引材料として、藩国に不足していた資源や食料を獲得し「よっしゃやるで!」と気合を入れ、新たな戦いが始まった時代。
それは、物資不足との戦いの時代の幕開けでもありました。
え、そんなこと関係なく昔から物資不足だった? あーあー、キコエナーイ。

コホン、えー気を取り直しまして。
その時代は、国家における実働部隊の状況が大きく変化した時代でもあります。
かつては必要に応じて部隊を一から編成し作戦に投入する形でしたが、とうとう常設の部隊が置かれるようになったのです。
これにより運用の柔軟性こそ失われたものの、部隊の即応性が大きく上がることになりました。
しかし、其処に落とし穴がありました。
部隊を維持するために、莫大な消費を必要としたのです。
64万t、この数字は常設初期の部隊維持に必要だった燃料を示しています。
これだけで、藩国の備蓄が半分以上消費されてしまいました。
取引に使用した分も含め、あっという間に藩国の燃料備蓄は尽きてしまったのです。
かくて、藩国は不足する物資とギリギリの戦いをすることになったのです。
え、だからいつもの事だって? キニスンナー!

物資の不足は深刻でしたが、新たな生産施設の建造計画や消費削減のためのシステム構築、資源消費の制限計画等、その対応策も協議されていました。
しかし其の最中、共和国全土を巻き込む内乱が勃発。
ナニワアームズ国内でも更なる動乱が始まっていました。
余り深くは語る事はしませんが、かくてナニワアームズは綱渡りのような日々を過ごして行く事となります。
もちろん各種計画も動乱の最中に動かせるはずもなく、大半は凍結されていったのです。

色々と有りましたが嵐のような日々が過ぎ、藩国は再び余裕を取り戻していきました。
各所で色々な人々が、日々心を砕きながら最大限に手を尽くした結果、今の平穏が取り戻されたのです。
そこで動乱の中凍結されていた事業が、再び日の目を見ることとなりました。
その中の一つとして、燃料不足解決、新規雇用の確保等、さまざまな目的を持って燃料精錬所の建造が行われることとなったのです!

……が、またしても精錬所の建設は遅れることとなります。
完全な凍結とはなりませんでしたが、作業予定は延期されていきました。
またしても国内で騒ぎが発生したのです。

しかし、それはかつてと違って国にもたらされた一筋の希望の光でした。
そう、鉱脈の発見です。
いえ、この段階ではまだ可能性は5分と言ったところでしょうか?
国の復興の期待を乗せて多くの調査隊が組織され、国はそちらに注力して行きました。

かくてナニワアームズに新たな鉱脈が発見され、共和国では無きに等しい資源の採掘の目処が立つこととなりました。
目処は立ったものの、採掘した鉱石から資源を抽出する冶金工場を設立せねば資源の生産は出来ません。
ここで、歓喜に沸いていた国は一時的に落ち着きを取り戻しました。
冶金工場の設立計画が急がれる中で、作業が滞っていた燃料精錬所も急ぎ残りの作業が進められることとなりました。
資源にばかり目が行ってましたが、燃料が不足と言うのも目の前に迫った危機であったのです。

そうして、ナニワアームズの燃料精錬所は、やっとこ可動に至ったのです。
ずいぶんと波乱万丈な経緯を経てはおりますが、今では順調に可動を続けています。
これで、国内の燃料事情も改善される事となりました。
最近は資源生産の陰に隠れがちですが、燃料生産もナニワの主要産業の一つなのです。

  ===国家施設ツアー、ガイドさんの説明より抜粋===


/*/

#サブタイ:施設概略

ナニワアームズ商藩国燃料精錬所概要:ナニワ国家施設ガイドブックより――


燃料の精錬を行う精錬設備。
燃料を貯えるための貯蔵設備。
工場内のみならず外部施設との輸送手段でもあるパイプライン。
そして他、動力設備や防災設備等、付帯設備。
主に上記の施設により構成されています。


その一:精錬設備
燃料精錬所の中核をなす部分です。
原油の蒸留分離を行う蒸留塔と、分離後の燃料を更に精製する複数の装置から構成されています。
蒸留塔にて燃料は分離され、性質の異なる複数の燃料が精製されます。
燃料の種類によっては、別の装置によって更なる蒸留分離や、触媒を利用した不純物除去などの過程を経ることになります。

その二:貯蔵設備
燃料を貯蔵する施設です。
巨大な燃料タンクが大量に立ち並ぶ区画で、精錬施設よりも大きな面積を占めています。
原油や精錬後の各種燃料が貯蔵され、必要に応じて出荷されて行きます。

その三:パイプライン
燃料を移動させるための設備です。
ポンプによって燃料を送り出し輸送を行います。
藩国油田から精錬所、精錬所から工場地帯の間と精錬所内の各設備間にパイプラインは設置されています。
通常の輸送手段よりも大量の燃料を輸送でき、積み下ろし作業や空荷走行などによるロスなども全くないためコスト的にも優れています。

その四:付帯設備
ボイラーや、自家発電設備、排水処理設備等のその他設備です。
地下都市の藩国という特質上、排煙、防災には特に力を入れています。
排煙は周囲に撒き散らすことの無いよう通常の排煙処理の後、地下都市の排気機構へ直接ラインを引いて都市部に排煙が漏れることのない

様にしています。
防災に関しては、大容量泡放射設備の導入や泡消火薬剤備蓄の増強などに加え、耐火服、酸素ボンベ、消火器等防災用の機器の各所への大

量配備、藩国消防署との連絡体制の強化など、特に力を入れています。


以上が施設の概要になります。
施設見学ツアーにお申し込みをされると、もっと詳しい説明を聞くことが可能です。
興味がお有りの方は、参加してみては如何でしょう?
巨大な燃料タンクがずらりと並んでる様や、工場内を複雑に彩るパイプラインは中々に壮観です。


[No.147] パイプラインのイラスト 投稿者:守上藤丸  投稿日:2009/01/04(Sun) 23:50:23

パイプラインの要点のみ描いてみます。

ただ、1月は20日過ぎまでリアル仕事が溜りまくってるので
完成はちょっと遅くなると思います。


[No.8] 【FOと高機動兵器】 投稿者:守上藤丸  投稿日:2008/11/30(Sun) 17:30:36

・FO設定文:うさぎさん
・FO要点イラスト:イズナさん、守上藤丸【完了】
・高機動兵器設定文:うさぎさん
・高機動兵器イラスト:シュウマイさん
・高機動兵器HTML化:守上藤丸

シュウマイさんのイラストは8割がた完成しています。
うさぎさんは作業の進行状況の報告をお願い致します。


[No.31] 設定文について 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2008/12/06(Sat) 20:47:31

FOが俺で、高機動兵器が久遠寺 那由他さんになりました。
クリスマス頃を目途に作成します。
方針などの詳細はまたおってレスしまーす。

P.S.全然関係ないですが、今日は妙に寒いですなあ。


[No.46] 【FO】 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2008/12/08(Mon) 23:38:08

現状考えている方針は

設定文
・藩国でのFOの位置づけまたは設立経緯?等

SSはFOの候補生の日常?
・密林でFO+アメショーVSサイベリアン+バーミーズ等での演習風景
#イメージ的にはFOが活躍しているぞという感じのやつ。
#FOが索敵や待ち伏せをして相手チームを発見、別の場所に待機しているアメショーに砲撃要請して相手チームを撃破とか。
#できればこの辺に絵に合う風景を描写予定

という感じです。(SSは他に案が浮かべば追加します)

作業予定は以下のような感じです。
・12月13,14日ぐらいに途中経過を挙げる。
・12月24日ぐらいまでに完成を目指す。


[No.72] 途中経過その1 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2008/12/14(Sun) 23:07:20

取り敢えず設定文を作成してみました。
何か不味いところやこういうの追加したらどう?というアイデア等がありましたら、レスお願いします。
次はSSに取り掛かる予定です。

以下は設定文
/*/

FOと呼ばれる職業がある。
正式名称は前進観測員(Forward Observer)といい、前線に出て味方の遠方への攻撃を効果的にする為の各種情報を取得して本隊に伝える役割を担っている。
彼らは銃の代わりに地図と双眼鏡を手にし、地形を味方につけ、前線に身を潜め、部隊の目と耳になるそんな存在である。

偵察兵や偵察用I=Dであるバーミーズと偵察が得意な戦力が多いナニワアームズ商藩国が次に目指したのは、
火力の増強ではなく、得意分野を活かしたサポートに特化した新規分野への挑戦であった。
ニューワールド、特ににゃんにゃん共和国の主戦力であるI=Dと連携を取り、その砲撃を効果的に活用する事を目指したのである。

またナニワアームズ商藩国では珍しく、サイボーグ化されていない歩兵戦力である。
これは過去の緑オーマとの戦訓に基づき、突然機械が停止する環境下に置かれても生命の危険が及ばない生身の部隊の設立に備えた人材の育成という側面もあり、九州会戦後、密かに検討されてきたプランが漸く実現したものでもあった。

装備
FOとして必要とされる装備は迷彩色の野戦服、望遠鏡(フィールドスコープ)、砲撃要請や情報伝達用の通信機器に地図、あとはサバイバルキットと割とシンプルというか地味である。
激しい野外活動での使用が前提となっている為、各種装備品は防水加工が施されており、また耐衝撃性・耐水性に優れた携帯しやすいものが選ばれている。

野戦服
寒冷地や砂漠、市街地に密林と様々な場所での活動が考えられる為、それぞれ場所に合わせた迷彩や処理を施された野戦服が用意されている。
この辺は元々砂漠という過酷な環境下での生活をしてきただけに環境に合わせた衣服の機能性には注意が払われている。


[No.93] 中間報告 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2008/12/23(Tue) 00:43:47

中間報告が遅れてすみません。
現状はSSを作成中ですがやや難航しています。
大枠は考えているものの上手く文章に纏められていません。
明日の晩(12月23日(火)の23時ぐらい)に進捗に関わらず1度チャットの方に顔を出す予定です。


[No.96] Re: 中間報告 投稿者:久遠寺 那由他  投稿日:2008/12/23(Tue) 14:34:56

おつかれさまです。
本日もわたしは戻りが遅いので、直接進捗をお伺いできない可能性が高いです(なるはやでチャットに現れます 汗)。
他の方がいればそちらにご相談下さいませ。
締め切りは明日になっていますが、ひとまず現時点で出来た物を予定地に反映しておきたいと思います。
最終〆切りに間に合うよう提出いただけそうならぎりぎりまでお待ちいたしますが、間に合わなそうならばこの記事の下に添付をお願いします。
たりない部分を捕捉する形で提出ページを作成いたします。
慌ただしくて申し訳ありませんが、よろしくおねがいします〜。


[No.98] 【FO】草稿その2 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2008/12/23(Tue) 23:13:46

取り敢えず出来た範囲の設定文とSSを載せておきます。
#当初の予定と違って、アメショーの代わりにペルシャを用いる事にしました。
#設定を調べてみるとアメショーってどうも大砲っぽいものが無さそうだったので。
何か気がついた事があれば突っ込みのレスをお願いします。

/*/−−−−−−ここから下は設定文+SSです。


FOと呼ばれる職業がある。
正式名称は前進観測員(Forward Observer)といい、前線に出て味方の遠方への攻撃を効果的にする為の各種情報を取得して本隊に伝える役割を担っている。
彼らは銃の代わりに地図と双眼鏡を手にし、地形を味方につけ、前線に身を潜め、部隊の目と耳になるそんな存在である。

偵察兵や偵察用I=Dであるバーミーズと偵察が得意な戦力が多いナニワアームズ商藩国が次に目指したのは、
火力の増強ではなく、得意分野を活かしたサポートに特化した新規分野への挑戦であった。
ニューワールド、特ににゃんにゃん共和国の主戦力であるI=Dと連携を取り、その砲撃を効果的に活用する事を目指したのである。

またナニワアームズ商藩国では珍しく、サイボーグ化されていない歩兵戦力である。
これは過去の緑オーマとの戦訓に基づき、突然機械が停止する環境下に置かれても生命の危険が及ばない生身の部隊の設立に備えた人材の育成という側面もあり、九州会戦後、密かに検討されてきたプランが漸く実現したものでもあった。

装備
FOとして必要とされる装備は迷彩色の野戦服、望遠鏡(フィールドスコープ)、砲撃要請や情報伝達用の通信機器に地図、あとはサバイバルキットと割とシンプルというか地味である。
激しい野外活動での使用が前提となっている為、各種装備品は防水加工が施されており、また耐衝撃性・耐水性に優れた携帯しやすいものが選ばれている。

野戦服
寒冷地や砂漠、市街地に密林と様々な場所での活動が考えられる為、それぞれ場所に合わせた迷彩や処理を施された野戦服が用意されている。
この辺は元々砂漠という過酷な環境下での生活をしてきただけに環境に合わせた衣服の機能性には注意が払われている。


訓練風景〜FO訓練生の実地演習〜

森林沿いに蜃気楼を纏った巨人が疾走する。
その速度に反してI=Dとしては驚異的な静かさでバーミーズがセンサーカメラアイを光らせながら駆け抜けていく。
朝靄が巨人の生み出す気流に巻き込まれて渦を描き、森林の木々の枝を揺らす。
ひらりと木の葉が落ちた帽子を気にしながら少女が口を開く。
「予想通り、敵チームはバーミーズを先行させて偵察させているわね。」
「ああ、バーミーズが3体。このまま南下しそうだな。」
もぐもぐと口に咥えていた携帯食を飲み下した青年が無線を入れ、遠方で待機中のペルシャ小隊に連絡を入れる。
「レッドアルファからレッドブラボー オクレ」
『こちらレッドブラボー。どうした?オクレ』
「E6から東に1クリック、南に1クリックの地点にて敵チームのバーミーズ3体が南下しているのを発見。砲撃の準備は?オクレ」
『既に完了済みだ。何時でもどうぞ?オクレ』
「了解した。早速だが砲撃を頼む。オクレ」
『レッドブラボーからレッドアルファ。了解したこれより砲撃開始する。オクレ』
暫く待つと風切り音と共に双眼鏡で観測していた先にいるバーミーズ達の前方の地面が真っ赤に爆ぜる。
真っ赤なペイント弾の塗料が周囲に派手に飛び散る。
「レッドアルファからレッドブラボー。南に2クリック流されている」
『こちらレッドブラボー。了解した。』
2発目の着弾は見事に蜃気楼の巨人を真っ赤に染め上げ、
全力疾走中の急な衝撃によろめいたバーミーズが僚機たちを巻き込んで転倒する。
そこに3,4発目の砲撃が次々にヒットし、辺り一面を真っ赤に染め上げた。
「レッドアルファからレッドブラボー。命中した。3機ともリタイアだ。」
『こちらレッドブラボー。了解した。後は目を塞がれた主力部隊だけだな。おっと、レッドチャーリーが見つけたらしい。交信終了。』
通信が切れる。
「ふー、これで俺達の役目は完了ってわけだ。やれやれどうやら演習の後片付けはブルーチームで決定だな。」
と再び携帯食を取り出して口に咥える青年。
「そんなに食ったら太るよ。」
呆れ顔で少女が呟く。

#ここまでのどこかで守上藤丸さんの絵というイメージです。

/*/

森林から離れた場所にある演習待機所。
今日はパイロット訓練生とFO訓練生による合同演習である。
勿論、この密林の所有者には許可を取得済みである。
「うん。これはレッドチームの勝ちだな。」
採点表を脇に置き、整備車両の屋根の上で状況を見守っていたFO訓練の教官が携帯食を頬張りながら呟く。
#この辺でイズナさんの絵というイメージです。
ブルーチームはサイベリアンの主力小隊が残っているものの、
この込み入った地形で偵察部隊無しではその実力を発揮するのは難しいだろう。
「よしよし。うちの訓練生は上々の仕上がりだな。しかし・・あいつはちょっとカロリーの取り過ぎだな、後でランニングを追加だな。」
気だるげな様子で携帯食を咥えている青年訓練生を観察しながら教官はそう呟いた。

・・・どうでもいいが、よく食べる人達である。


訓練風景〜とあるFO訓練生の日記〜

●月×日
今日は基礎体力訓練でクタクタになるまで長距離ランニングをさせられた。
明日筋肉痛になりそうだ・・。

●月□日
今日は俺の苦手なナイフコンバットや軍隊格闘術を駆使する特殊部隊員仕込みのCQC(Close Quarters Combat 近接格闘)の訓練を行った。
案の定、あちこち痣だらけだ。こんちくしょう。
あ、そうそう。その後の食堂で面白い光景を見かけた。
2mはあろうかという大男(さっき俺を散々ぶっ飛ばした野郎だ)が肉詰めピーマンを相手に四苦八苦していたのだ。
うちの訓練校は何でも健全な肉体は先ず正しい食生活や栄養管理からという方針で
専属の管理栄養士による綿密な栄養管理が行われてるんだが、当然ながら食べ物の完食も訓練の1つだ。
”好き嫌いせずに何でも食べる。”
そんな小学校のような標語が大真面目に食堂に掲げられていたりする。
で上記のような光景が見られるという訳だ。くっくっく。

●月◆日
今日の午後の数学の授業はヤバかった。
満腹過ぎて睡魔との闘いだった。
数学は得意とは言え、居眠りして放課後に教官とワンツーマンで補習なんて願い下げだからな。

■月□日
最近は大分軍隊格闘術が板についてきたみたいだ。
打ち身や痣がかなり減った。
上達が実感できるのは中々嬉しいもんだな。
授業の後の昼飯も味わう余裕ができてきた。

■月◆日
今日はパイロット科の連中との合同演習だった。
演習の結果を大成功だったんだが、何故か俺だけ残されてランニングさせられた。
ちくしょー、なぜだ?


[No.102] Re: 【FO】草稿その2 投稿者:久遠寺 那由他  投稿日:2008/12/24(Wed) 02:50:49

帰りが予想より遅くなり、お話を伺えず失礼しました_(_^_)_
提出ありがとうございます。
こちらを反映して、こんな感じ、というレイアウトをしてみました。
http://www22.atwiki.jp/naniwaarms/pages/375.html
注釈を戴いているところにイラストを挿入したのですが如何でしょう。

あと、気になった点としては
> ひらりと木の葉が落ちた帽子を気にしながら少女が口を開く。
> 「予想通り、敵チームはバーミーズを先行させて偵察させているわね。」

こちらの会話です。
イラストはどうやらけけさん、シュウマイさん、乃亜さんを想定しているらしく、実際のPC設定からはやや違和感があります。
ご参考までにhttp://rara.jp/naniwaarms/page94.html
ひらりと木の葉が落ちたベレーを気にしながら乃亜が口を開く。
乃亜:「敵チームはバーミーズを先行させて偵察する意図らしい。予想通りだな」

固有名詞を代入してしまうのもよいやもです。
それでは取り急ぎ気付きまでに〜


[No.108] 【FO】決定稿 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2008/12/25(Thu) 23:53:47

特に不味い点等が無ければこれが決定稿という事でお願いします。
wikiの方にも反映しておきました。


/*/−−−−−−ここから下は設定文+SSです。


FOと呼ばれる職業がある。
正式名称は前進観測員(Forward Observer)といい、前線に出て味方の遠方への攻撃を効果的にする為の各種情報を取得して本隊に伝える役割を担っている。
彼らは銃の代わりに地図と双眼鏡を手にし、地形を味方につけ、前線に身を潜め、部隊の目と耳になるそんな存在である。

偵察兵や偵察用I=Dであるバーミーズと偵察が得意な戦力が多いナニワアームズ商藩国が次に目指したのは、
火力の増強ではなく、得意分野を活かしたサポートに特化した新規分野への挑戦であった。
ニューワールド、特ににゃんにゃん共和国の主戦力であるI=Dと連携を取り、その砲撃を効果的に活用する事を目指したのである。

またナニワアームズ商藩国では珍しく、サイボーグ化されていない歩兵戦力である。
これは過去の緑オーマとの戦訓に基づき、突然機械が停止する環境下に置かれても生命の危険が及ばない生身の部隊の設立に備えた人材の育成という側面もあり、九州会戦後、密かに検討されてきたプランが漸く実現したものでもあった。

装備
FOとして必要とされる装備は迷彩色の野戦服、望遠鏡(フィールドスコープ)、砲撃要請や情報伝達用の通信機器に地図、あとはサバイバルキットと割とシンプルというか地味である。
激しい野外活動での使用が前提となっている為、各種装備品は防水加工が施されており、また耐衝撃性・耐水性に優れた携帯しやすいものが選ばれている。

野戦服
寒冷地や砂漠、市街地に密林と様々な場所での活動が考えられる為、それぞれ場所に合わせた迷彩や処理を施された野戦服が用意されている。
この辺は元々砂漠という過酷な環境下での生活をしてきただけに環境に合わせた衣服の機能性には注意が払われている。


訓練風景〜FO訓練生の実地演習〜

森林沿いに蜃気楼を纏った巨人が疾走する。
その速度に反してI=Dとしては驚異的な静かさでバーミーズがセンサーカメラアイを光らせながら駆け抜けていく。
朝靄が巨人の生み出す気流に巻き込まれて渦を描き、森林の木々の枝を揺らす。
ひらりと木の葉が落ちたベレーを気にしながら少女が口を開く。
「敵チームはバーミーズを先行させて偵察する意図らしい。予想通りだな」
「ああ、バーミーズが3体。このまま南下しそうだな。」
もぐもぐと口に咥えていた携帯食を飲み下した青年が無線を入れ、遠方で待機中のペルシャ小隊に連絡を入れる。
「レッドアルファからレッドブラボー オクレ」
『こちらレッドブラボー。どうした?オクレ』
「E6から東に1クリック、南に1クリックの地点にて敵チームのバーミーズ3体が南下しているのを発見。砲撃の準備は?オクレ」
『既に完了済みだ。何時でもどうぞ?オクレ』
「了解した。早速だが砲撃を頼む。オクレ」
『レッドブラボーからレッドアルファ。了解したこれより砲撃開始する。オクレ』
暫く待つと風切り音と共に双眼鏡で観測していた先にいるバーミーズ達の前方の地面が真っ赤に爆ぜる。
真っ赤なペイント弾の塗料が周囲に派手に飛び散る。
「レッドアルファからレッドブラボー。南に2クリック流されている」
『こちらレッドブラボー。了解した。』
2発目の着弾は見事に蜃気楼の巨人を真っ赤に染め上げ、
全力疾走中の急な衝撃によろめいたバーミーズが僚機たちを巻き込んで転倒する。
そこに3,4発目の砲撃が次々にヒットし、辺り一面を真っ赤に染め上げた。
「レッドアルファからレッドブラボー。命中した。3機ともリタイアだ。」
『こちらレッドブラボー。了解した。後は目を塞がれた主力部隊だけだな。おっと、レッドチャーリーが見つけたらしい。交信終了。』
通信が切れる。
「ふー、これで俺達の役目は完了ってわけだ。やれやれどうやら演習の後片付けはブルーチームで決定だな。」
と再び携帯食を取り出して口に咥える青年。
「そんなに食ったら太るぞ。」
呆れ顔で少女が呟く。

#ここまでのどこかで守上藤丸さんの絵というイメージです。

/*/

森林から離れた場所にある演習待機所。
今日はパイロット訓練生とFO訓練生による合同演習である。
勿論、この密林の所有者には許可を取得済みである。
「うん。これはレッドチームの勝ちだな。」
採点表を脇に置き、整備車両の屋根の上で状況を見守っていたFO訓練の教官が携帯食を頬張りながら呟く。
#この辺でイズナさんの絵というイメージです。
ブルーチームはサイベリアンの主力小隊が残っているものの、
この込み入った地形で偵察部隊無しではその実力を発揮するのは難しいだろう。
「よしよし。うちの訓練生は上々の仕上がりだな。しかし・・あいつはちょっとカロリーの取り過ぎだな、後でランニングを追加だな。」
気だるげな様子で携帯食を咥えている青年訓練生を観察しながら教官はそう呟いた。

・・・どうでもいいが、よく食べる人達である。


訓練風景〜とあるFO訓練生の日記〜

●月×日
今日は基礎体力訓練でクタクタになるまで長距離ランニングをさせられた。
明日筋肉痛になりそうだ・・。

●月□日
今日は俺の苦手なナイフコンバットや軍隊格闘術を駆使する特殊部隊員仕込みのCQC(Close Quarters Combat 近接格闘)の訓練を行った。
案の定、あちこち痣だらけだ。こんちくしょう。
あ、そうそう。その後の食堂で面白い光景を見かけた。
2mはあろうかという大男(さっき俺を散々ぶっ飛ばした野郎だ)が肉詰めピーマンを相手に四苦八苦していたのだ。
うちの訓練校は何でも健全な肉体は先ず正しい食生活や栄養管理からという方針で
専属の管理栄養士による綿密な栄養管理が行われてるんだが、当然ながら食べ物の完食も訓練の1つだ。
”好き嫌いせずに何でも食べる。”
そんな小学校のような標語が大真面目に食堂に掲げられていたりする。
で上記のような光景が見られるという訳だ。くっくっく。

●月◆日
今日の午後の数学の授業はヤバかった。
満腹過ぎて睡魔との闘いだった。
数学は得意とは言え、居眠りして放課後に教官とワンツーマンで補習なんて願い下げだからな。

■月□日
最近はだいぶ軍隊格闘術が板についてきたみたいだ。
打ち身や痣がかなり減った。
上達が実感できるのは中々嬉しいもんだな。
授業の後の昼飯も味わう余裕ができてきた。

■月◆日
今日はパイロット科の連中との合同演習だった。
演習の結果を大成功だったんだが、何故か俺だけ残されてランニングさせられた。
ちくしょー、なぜだ?

■月☆日
長距離ランニングも鼻歌交じりにこなせるようになったのはいいんだが、
その様子を見ていたらしい教官が”余裕だな。後、2km追加な。”とぬかしやがった。
おまけに最後まで走りきるまでにやにや笑いながら後ろから追走してきた・・・。
くそ、鬼教官め!!

▲月◆日
ようやく長かった訓練期間も今日で最終日。
あの忌々しい教官の顔も見納めだと思ってたら、
”教えれる事は全て叩き込んだ。これでどんな戦場からでも生還できるだろう。”
”特にお前は中々優秀で成長が楽しみだったよ。しっかり他の面子を連れて帰ってこい。後、偶には無事な顔を見せに来いよ。”
だと・・
くそ・・、鬼・・教官め・・。

#教官の元に訓練校のOBやOGが訪ねる光景がしばしば目撃されるらしい。


[No.119] お疲れさまでした。 投稿者:守上藤丸  投稿日:2008/12/28(Sun) 22:43:58

http://www.eonet.ne.jp/~kasalelia/idress/FO/

FOページ完成しました。
イラストの位置や、文字の間隔、誤字脱字、リンクミスなどなどありましたらご一報ください。


[No.32] 【高機動兵器】 投稿者:久遠寺 那由他  投稿日:2008/12/06(Sat) 20:50:00

♯蘭堂さんとの協議の結果、わたしが高機動兵器の設定文を担当することになりました。
♯以下に大雑把な作業方針を書いておきます。

企画概要書


要点:
1 高機動兵器の設定文を完成させ提出までを完遂する。
2 出来ればHQ取得を目指す。
3 〆切りを超過しそうな場合においてはその限りではない(他のイグドラシル取得に支障を来すため、HQ審査は提出後も受審出来るため)


高機動兵器の進捗:
イラスト:シュウマイさんの提出待ち:全身図完成:背面図ほぼ完成?:前後のイラストのマッチング、ビーム砲で完成、だそうです。
http://www22.atwiki.jp/naniwaarms/pages/344.html
その他:シュウマイさん作のGIFアニメ、ホードーさん作のゲームも組み込みを検討。
設定文:うさぎさん作 途中経過:
http://fs-cgi-basic01.freespace.jp/~arktos/wforum/wforum.cgi?no=1405&reno=1207&oya=970&mode=msgview

♯藩国や国際情勢の観点から危険そうな部位をシェイプしていく方向になりそうです。BALLSなど。
♯新規のイラスト発注は行わない予定です。
♯イラスト・GIFアニメ・ゲームとのフィッティングを重視した作業になりそうです。

作業期間:
第一回 〆切り
7日 24時 : 作業の方向性、要点などをまとめたものを提出。
最終〆切り 
24日:設定文最終〆切り 
提出できる水準までページフィットする機関が遅くても年内一杯。
協議の上で早めていく方向です。

♯作業の進捗はこちらに追記していく予定です。


[No.63] 【高機動兵器】改訂第一稿 投稿者:久遠寺 那由他  投稿日:2008/12/12(Fri) 04:09:38

高機動兵器の開発


/*/
L:I=D・高機動兵器の開発 = {
 t:名称 = I=D・高機動兵器の開発(イベント)
 t:要点 = 一般性能要求{
 高機動兵器とはバーミーズとは抜本的に異なる思想で開発された機体である。
すなわち隠蔽能力を持たず、高機動能力一本に的を絞って開発された。例え見つかっても機動力が高ければ切り抜けられるという思想で開発された。
武装は大口径ビーム砲一本という衝撃的なデザインである。多くの専門家が単なる実験機としてみていて量産を見越していなかったという、面白い機体である。

 t:周辺環境 = 砂漠
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *I=D・高機動兵器の開発のイベントカテゴリ = 藩国イベントとして扱う。
  *I=D・高機動兵器の開発の位置づけ = 生産イベントとして扱う。
  *その国用の高機動兵器(乗り物)を作成できる。
 }
 t:→次のアイドレス = なし

/*/

「フ〜ム、ヤハリ新型ニハどりるデショウ、どりるニシタ方ガオ洒落デスヨネ〜?」
「こいつにドリル系のオプションないの!? ドリルミサイルとか、ドリルバズーカとか、いっその事ドリルアームとか〜!」

どげしどげし。
鉄拳制裁。
懲りずに血の海に沈められるホードーと真輝。  200807XX


ナニワ製高機動兵器:ジャニーズ

第一章 ジャバニーズの母体機たち

バーミーズ開発の影でいくつか日の目を見なかった機体が存在する。
それらは採算が合わなかったために採用が見送られたり、致命的な問題を抱えて使い物にならなかったりした物だ。
バーミーズ開発権は藩王の衝動買いだったが、それを聞きつけた藩士の間で各自主義主張を張り合うようにプランを提出した為に国内でトライアルが起きたのである。
結局、バーミーズはそれらトライアル機から良い所取りしてサターン藩王が手ずから図面を引いた。
こうして正式作用されたバーミーズが就役するとかつてのバーミーズ・トライアル機はAnotherバーミーズとして商藩国のID開発室に眠ることになった。。
以下に簡単に紹介しよう。


○アナザーバーミーズ
〜開発コードスプリンター開発時にトライアルとして提出された試作機の数々〜

01 多脚型:
のっけからこのアイディアが上がってくる所にこの国の色物具合が出ている。
砂漠を走破するためのアイディアなのだが移動が遅いのと、他の地形への適正が低い事から不採用にされる。
当然のようにドリル装備だったが誰も疑問を投げかける者は居なかった。
ちなみにナニワの自走砲はこのタイプの技術が流用され、実際に就役している。

02 四足型:
四足の上に胴体部が載り、両手を持つケンタウルスの様なタイプ。
機構上機体が巨大化してしまい、隠れるのが困難なのが難点。
伏せている格好が非常に愛らしかったが偵察機には不向きと判断、不採用となった。

03 蜘蛛足型:
上半身が360度回転してどちらの方から攻撃を受けても対応できると言うのがこのタイプ。
断崖に貼り付けるという特技を持っていた。
近寄った際に見つかって格闘戦を仕掛けられると対処できない為不採用となった。

04 バーニア駆動型(ジャバニーズ・アーキー)
後にジャバニーズと呼ばれる機体の原型。
加速性、機動力は素晴らしいものを持っていたがいかんせんバーニアの燃焼音がうるさく隠密とは無縁の存在。
両手両足を切り離して高速モードに変形できると言う機能があったが量産化する際に資源の消費が馬鹿にならないと封印された。
拳にバリアをはって格闘戦闘をやりたかったとは開発提案者の言。
 隠密性の観点から当然不採用。

05 ホバー型:
正確にはホバーと二足歩行を併用して悪路を踏破する設計の機体。
ホバーの轟音を逆波形の干渉波を出して中和する事で規定値をクリアしてのけた恐ろしい機体。
十分な砂対策、塩対策が確立できず部品しか作られていないため実機が存在しない。
この機体の検討結果は遠征時のカスタムに一役買っている。

06 鉤爪型(バーミーズ・アーキー):
驚くべき事に歩行試験用はセンサーが未搭載でバーミーズのような不気味な外観ではなかった。
更に驚くべき事にこの機体にははじめからドリルの採用は考えられていなかった。
実は光学迷彩起動時の余剰熱で鉄板が加熱しすぎるのを利用して秘密裏に焼肉が行われた。
光学迷彩のテストで未踏査地域8時間耐久隠れんぼが実施されたが野生の怪獣たちには通用せず五分も経たずに鬼ごっこ(走行試験)へと移行した。
 実機試験後ブラッシュアップを重ねて正式採用。

07 角付き:
くろがね摂政が持ってきた図面。
スプリンターの図面が出来上がり評価中に持ち込まれたため実機は存在しない。
試作機すら作らせてもらえずドナドナされる(バーミーズ設定文章参照)。
角が付いていてドリルを装備しており趣味全開の方向に突っ走っている。
特筆すべき事は図面どおりドリルを作ってみた所、性能がやたら良く土木作業をやらせたら陣地構築に一役買っていたであろう事は想像に難しくなかった。
(ここから商藩国におけるドリル作りの熱が過熱化をはじめる事になる)
 実機試験に間に合わず不採用。


第二章 ジャバニーズの起源

軽やかに宙を蹴る様からジャバニーズと名付けられた元Anotherバーミーズはバーニア駆動機である。
開発提案者をうさぎ氏という。
この男、腕は良いのだが肝心な所が抜けていて偵察機を作ろうと言われてあろう事かバーニア駆動を提案する有様である。
トライアルに応募された4番目の機体なのでNo.4と呼ばれたそれは、足で地面を蹴ってバーニアで飛翔すると言う設計がされていた。
飛行ではなく飛翔というところが要諦で、一度のバーニア噴射時間を限定して速度に緩急をつける事で機動パターンを読まれにくくすると言うアイディアが盛り込まれている。
バーミーズの爪に代わり足の裏に加速用のバーニアが仕込まれており、これを接地インパクトの瞬間に吹き上げる事で他に類を見ない加速を実現している。
空中で軌道を変えたい時は空中を「蹴って」方向転換をするのだが、やはり初速の問題から何かを「蹴って」加速する事が推奨されている。
正式仕様のバーミーズと比べて四肢も尾も細く作られており、地上機にしてはやや大きすぎる姿勢制御翼が付いている。
明らかに高速戦闘を意識したデザインで作られており、必要に応じて低空を滑空して移動する事も出来た。
顔は長くて鋭角なV字形で、センサーを詰め込んだ大きな耳が広がってシャープさを強調するようデザインされた。
下方をフォローする為に両足にセンサーカメラアイが追加されており相変わらずの不気味さに拍車が掛かっている。
このデザインは敵に恐怖を与え戦意を失わせ、必要以上の戦闘を回避しようという意図によるもので、ナニワアームズでI=Dを設計する際の基本方針となっている。

この機体が不採用とされた理由は数あれど、地面や空中を蹴ってあちこちに跳び回るという特殊な機動が他の開発提案者に受け入れられなかったことが主たる要因である。
『スピードは力だ』
うさぎ氏の理論は間違ってはいなかったが明後日の方向を向いていた。
大前提として、そもそも必要条件を満たしていない。
確かに独特の機動を行う彼のプランは踏破性、速度、機動力に優れてはいたのだ。
しかしそのメリット以上にピーキーで扱いが難しく、燃焼剤が燃える音がうるさく隠密性に欠ける、という評価が下されNo.4は開発室に封印されたのである。
この機体は偵察には使えない。 
これが当時の開発陣の一致した見解であった。


第三章 復活のジャバニーズ 開発秘話

こうして一度は眠りに就いたジャバニーズが日の目を見るのは強化新型ホープ出現後の事である。
つまるところ常人が乗っても紙装甲で激走する動く棺桶なのだが曲芸飛行が出来て強烈なGに耐えうるパイロットが居ればこの無茶苦茶なプランの機体が使えてしまうのである。
そう、隠密索敵には不向きと判断されたこの機体であるが、隠蔽することを選択肢から外してしまえば…つまり強行偵察を前提に運用するならばまったく問題ないのであった。
一度は封印されたanother No.が封印を解かれたのはこれが初めての事であった。

こうしてAnotherバーミーズNo.4はジャバニーズ(ジャバの踊り子)という開発コードを得、最新技術と予算を投入されて更に凶悪に生まれ変わったのである。
ます手始めにゴテゴテつけた消音機、迷彩装置の類はデットウエイトとしてすべて外され、ヴァリエーション豊かに用意された数々の武器プランもステーションも加速の邪魔になるとしてすべて破棄された。
もののついででコパイロットも減らされた。人一人分の重量も惜しいのである。
ますます軽くなった機体重量はすさまじい機動性を生んだ
代わりに付けられたのはバーニアとジャイロと放熱機であった。
大事なのはその初速であり、速度こそが最大の武器という軽量化魔人うさぎ氏の本領発揮であるとともに、この改良案が通ってしまう思い切りの良さもナニワアームズ商藩国の特色だと言える。
結局残ったのは大口径のレーザー砲一本のみである。

シルエットこそ似ているが機能面では発想からして違うジャバニーズにバーミーズの名残のようなものを探すとすれば唯一、サイベリアンB(通称サイバミ)の電磁波吸収素材が装甲素材に取り入れられている事であろう。
普通に考えればこれだけ目立つ機体に隠蔽装備などゴミ以外の何者でもないのであるが、これは対電子的ロック装備である。
電磁波吸収素材で電磁波センサーをごまかし、強力な放熱装備と緩急をつけて使われるバーニアで赤外センサーと音響センサーを混乱させ、迎撃の弾幕に穴を開ける事で偵察を敢行し、後は圧倒的機動力で生還するのがコンセプトである。

これだけ騒音を撒き散らしてレーダーには映らない事がなんになるか、という批判も在るには在ったがこの声は試作1号機のプレゼンでぴたりと納まった。
ジャバニーズという機体は、目視や音響で捕捉する事が難しい機体だったのである。
指摘するまでも無いが凶悪なスピードで機動を行うので視認する事が難しい。
そのスピードたるやテストパイロットを務めた当国が誇る強化型ホープを尽く打ちのめしたほどである。
おかげで練習機のコックピットは酸っぱい匂いが染み付いてしまったという不名誉な伝説が残ってしまった。
 かくして極端から極端へ、隠蔽と白兵しかできないバーミーズの姉妹は派手な機動と強力な槍を携えて鮮烈なデビューを果たすこととなった。


第四章 ジャバニーズの装備

1 各種補助装置
試作機テスト当時、テストパイロットの中には加速力の化け物のような機体を素のままで乗りこなせるものはほとんど居なかった。
本機は慣性Gなどと言うものが考えられていない…もといあえて踏み倒した機動を行う事が前提となっておりパイロットの処理能力が追いつかないのである。
結果、動かす事は出来ても想定どおりの戦術機動を取れるパイロットは片手で足りる事になってしまう。
これは兵器として現実的ではない。
そこでパイロットサイド、メーカー、整備班サイドで討論の結果、新式対Gスーツを始めとした各種補助装置の開発が決まった。


○耐Gスーツ
日常的に激しい機動を要求されるパイロットにとって急加速、急旋回時のGは非常に厄介だ。
身近な例で言えば、自動車に乗っているときカーブに差し掛かると姿勢が外向きにずれてしまうあれである。
もう一例は、戦闘機乗りなどの間ではよく知られる、慣性Gの影響から手や足などの心臓から遠い位置に血液が溜まってしまい、ひどい時には意識不明になってしまう「ブラックアウト現象」がある。
こういったGが及ぼす操縦者への悪影響を防ぐ為、身体をがっちりハーネスベルトで固定したり、手足をギュウギュウに締め付けて血液が末端に溜まらないようにしているのが一般的な耐Gスーツである。
下肢に空気袋を着け、Gに対応して空気圧を調整し、ポンプのように血液が溜まるのを防ぐ装備なのであるがこれが通常時には非常に動きづらい。
頭部への負荷対策も重要である。人間の頭は重く、重要な器官である。
個人差はあるものの頭の重さは6kg程度、10Gの慣性Gが掛かった場合実に60kgの力が操縦者の首に襲い掛かる事になる。

対して、ジャバニーズに採用された耐Gスーツは半ばコックピットと一体化している。
パイロットシートに備え付けられた円筒形のスレイブアームに手足を通し、これ越しに機体を操るのである。この中にはブラックアウト対策として前述した様な身体の末端に圧力を加えて血液を送り返す機構が仕込まれている。
 頭部の保護についてはゲル状の衝撃吸収剤を充填したヘルメットと襟巻き様のパッドを備え、ヘルメット内機構のHUDと併せて頭部の動きを局限し対策とした。
 これらの機構は搭乗時に従来よりも比較的簡素な装備でよいことから、主に女性パイロットに好評なようだ。

○筋電位伝達パワーアシスト
コンセプトはGに攪拌されるコックピット内でパイロットの意思を正確に機体に伝え、いち早く機体を駆動することである。
 前述の耐Gスーツ機構はパワーアシストの機能を併せ持っており、ナショナルネット端子が無い人間にも動かせるように表面筋電位(筋肉を動かす為の微細な生体電流)を感知するインナースーツと併せて使用する。
 インナースーツにより検知された信号は手足を通したスレイブアームに伝わり、実際のパイロットの挙動を模倣、動力補助しフライバイワイヤ方式の操縦桿に伝える。
 これによりパイロットはシートにがっちり固定されてGに耐えつつ、ほぼ手首足首から先のみで操作を行えるようになった。
ちなみにこれはあくまで入力補助の為の装置であり、何らかのトラブルがあった時の為にこれらの補助を全オフし、完全手動で動かせるように予備系統が組まれている。
 皮肉にも革新を求めた最新鋭機が最も信頼性を確実視しているパーツが人間だったわけである。

2 外装
 ジャバニーズが革新的であったのはその機動だけではない。
 当機を単なるアクロバット騎に留めず、軍事的に意義のある機体へと昇華させる数々の試みが為されているのだ。
 主な特色としては当国の伝統を受け継いだ装甲材と、後にそのシルエットから運用法までを決定づけた特徴的な大口径砲があった。
 

○大口径レーザー砲
実の所ジャバニーズには攻撃のタイミングと言うのがあまりない。
ジャバニーズ(ジャバの踊り子)の名前にふさわしく相手を翻弄するかのように空間を舞い踊る機体を捕らえるのは大変むずかしい。
しかしものすごいスピードで相手を撹乱している機体が相手をロックするのはやっぱり難しいのである。
そのような機体が少ないチャンスをものにしようとする場合いくつか方法があるが、開発陣が提示したのは命中率の良い武器を持たせてやる事である。
数を撃てば当たるというわけでミサイルなど半自律的な兵器をばら撒くというのも選択肢にあったが、試算した結果搭載重量が許容積載重量を上回ったことで不採用とされた。
代わりに採用されたのは攻撃のタイミングの無さは威力でカバーするコンセプトである。
つまり最低限の装備の重さで相手を撃破する事が求められた結果、掲げられた目標は【1ショット1キル】なのであった。

目標達成のためまず砲身を長く取って高機動時のブレを押さえ込んだ。
当国が誇る最新鋭センサーの数々は狙いをつけるには十分な精度があったので照準器には特に手を加えていない。
その上で許される重量の中でギリギリまで口径を大きくしてエネルギーはI=D本体から直接取り込む設計である。専用のカートリッジを使わない分、軽量化が図れる。
砲身本体は過酷な機動に耐えられるよう、堅固な構造と重量のギリギリのバランスを求められた。散々頭を悩ませた末、出され答えは使い捨て、である。
 どのみち連射した砲身は加熱により精度を落として使い物にならなくなる。ならば離脱時に投棄して、身軽になってから逃げ出せばよい。
 流石に高価な発振部を棄てることは主計分方面から許可が下りなかったため、砲身をパージする方式が採用された。
 速度に物を言わせた威力偵察、一撃必殺、一撃離脱。
 組み上がってみれば何とも当国らしい出来映えの兵器ではあった。

○特殊装甲
ジャバニーズの装甲素材にはサイバミーズに採用された電磁波吸収素材がそのまま使われている。これは開発費の削減と、装甲材の仕入れ値低減が主な目的である。
開発元はナニワアームズ兵器研究機関、カボチャ研究所(通称カボ研)。
サイバミーズの開発の際に熱による特性変化と言う問題点が露呈したが、バーミーズに使われた繊維強化プラスチックと通常装甲材の3重構造にする事で解決を見た。

○放熱板
精密機械にとって熱は天敵である。
大量のバーニアやジャイロ、複合センサーを持ったジャバニーズには熱処理問題をクリアする事は必須項目であった。
特に特殊素材というのは熱によってその特性を変えるため高度な熱管理が必要となる。
ジャバミーズは液冷式でバーニアや各部アクチュエータに溜まった熱を熱伝導の高い特殊な液体金属で排出する仕組みだ。
さらに放熱板は各部が開閉し放熱のタイミングを設定できると言う機能が付いている。
バーニア点火する直前に放熱を行う事で熱センサーに対する残像のようにはたらき、赤外センサーによる対ロック機能として効果を上げている。
また、この開閉機構は寒冷地や宇宙で過剰放熱を防ぐ効果があり、大気が無い(=レーザーの威力が高い)宙域戦闘での活躍に期待が高まっている。

○ジャイロ
完全な地上機と違って空中まで飛び上がる事を前提とした機体の姿勢制御というのは難しい。
実は、ナニワアームズのI=D開発陣はこの辺の所をなめていた。
『すげぇよキノウツンのI=D開発室、マジ尊敬する』とはうさぎ氏の談である。
ジャバニーズの運用が想定されるのは地上と海上(水面を蹴って飛ぶ)、それに加えて大気圏外とされている。
空中戦自体は全く想定されていなかったが、跳び上がって空中から地上に襲い掛かる空対地奇襲は検討項目に入っているし、翼を使って滑空し中距離を移動する機能獲得も目標とされている。
開発担当がバランスの悪いI=Dを空中で安定させる為に出した回答は独楽だった。
いわゆるジャイロである。
回転する物体は回転面を傾けるような外力が加わると、元の状態を維持しようとするため慣性力が発生する。
また、この回転する物体に加わる慣性力を検出することで、外力によって発生した物体の角速度(=ジャイロを仕込んだパーツの動き)を検出できる。
これを機体の各パーツ組み込み、回したり止めたりしてバランスの悪い機体を空中で安定させる理屈だが初期のジャバニーズはこの所為でパイロットの三半規管に少なくないダメージを与えていた。
この問題に解決を示したのは回転物の申し子ホードーであった。
彼はプログラムにファジー制御を組み込む事でこれの回答とした。
空中で方向転換するタイミングでジャイロの回転力を落とすのである。
このアイディアを聞かされた時、開発陣は実機でのデータ採りを何遍やる事になるかと覚悟を決めたのだが、予想に反して彼は一発で制御プログラムの開発に成功した。
その背景にあるのは緻密に組み上げられたシミュレータープログラムの存在である。
実機と同様の挙動を行えるモックアップを用意し、これにパイロットを放り込んでデータを採ったのである。
この成果以降、I=D開発におけるシミュレーションの重要性が大幅に見直されることとなった。

♯現在予想(もしくは希望)される性能諸元
シリアルナンバー:HMR02N
機種:高機動による威力偵察機
必要人員:パイロット1名、コパイロット不明
武装:大口径レーザー砲一門
装甲材:電磁波吸収素材積層装甲
機動方式:各部バーニア及び脚部アクチュエーターによる跳躍。短時間の滑空
想定作戦領域:海を含む地表及び大気圏外
想定可能行為:射撃のみ、対応距離不明。対空戦闘。偵察。隠蔽不能
特色:極低装甲。高敏捷。高AR
欠点:凶燃費。低耐久。正面戦闘

♯設定文から導かれる予測性能は上の通りです。間違ってもTLOにはならないであろう、という線で組み上がっています。
 あと追記するならば、コパイロットとしての猫士の有無、実戦テストSS、ゲームやらGIFアニメリンク文、辺りになるかと思います。
♯当初新規イラスト発注は行わない方針でしたが、HQ取得を目指すならコックピット描写とパイロットスーツが欲しいところです。
♯技族の方々のご多忙は承知していますが、検討をお願いいたします。


[No.74] 【高機動兵器】改訂第二稿 投稿者:久遠寺 那由他  投稿日:2008/12/14(Sun) 23:50:47

http://www22.atwiki.jp/naniwaarms/pages/344.html

♯必ず猫士が乗り込む設定を盛り込みました。
♯全体的に誤字や文体の修正を行いました。


[No.87] 【高機動兵器】改訂第三稿 投稿者:久遠寺 那由他  投稿日:2008/12/20(Sat) 01:18:23

http://www22.atwiki.jp/naniwaarms/pages/344.html
♯索敵に関する設定を盛り込みました。


[No.94] 【高機動兵器】決定稿 投稿者:久遠寺 那由他  投稿日:2008/12/23(Tue) 01:26:25

大胆に大幅カット&新規書き下ろしでインパクトページを作りました。
http://www22.atwiki.jp/naniwaarms/pages/344.html

従来の設定文は詳細として丸ごと利用します。
http://www22.atwiki.jp/naniwaarms/pages/414.html

残る作業はページフィット、誤字潰し、イラストに合わせたモディファイとなります。
原則、このスタイルで提出となります。


[No.114] 遅ればせながらちょっと気になった点 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2008/12/27(Sat) 11:25:01

すいません、だいぶ遅れての突っ込みです。
天駆ける漆黒の踊り子〜ジャバニーズ実戦性能評価試験〜
についてですが、これ、国内の軍事演習であるとか、破棄されていた古い要塞跡地に住み着いていた山賊退治とかという感じで
対象や状況を絞り込んで想定外の対象へ攻め込んだと解釈される余地を無くしておいた方がいいかも。(心配し過ぎかもしれないけど・・)
#最近、セプテントリオンとかが暗躍しているので勝手に他国に攻め込んだとか、国内で対立が発生したとか解釈されると怖いので。


[No.118] 【高機動兵器】決定稿 改訂 投稿者:久遠寺 那由他  投稿日:2008/12/28(Sun) 03:30:29

http://www22.atwiki.jp/naniwaarms/pages/344.html

御指摘の部分をシミュレータ上の出来事 として処理しました。
パイロットスーツに関する記述を追加し、イラストをそちらに移動しました。

ごしてきありがとうございました〜。&反映よろしくおねがいします。


[No.105] パイロットスキンスーツ 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2008/12/25(Thu) 22:01:26
パイロットスキンスーツ (画像サイズ: 412×550 37kB)

遅れました すみませんorz
パイロットスーツこんなんで如何でしょうかー
(着用モデル/イズナさん)
もう少し大きいサイズ、もしくは小さいサイズあります。

(すでに提出済みでしたらごめんなさい・・・!!)


[No.149] クオリティチェック結果 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/07(Wed) 01:07:38

http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/syousyo/1120

>15:ナニワアームズ商藩国:高位西国人+偵察兵+特殊部隊員+FO:http://www.eonet.ne.jp/~kasalelia/idress/FO/http://www22.atwiki.jp/naniwaarms/pages/302.html:HQ
>15:ナニワアームズ商藩国:I=D・高機動兵器の開発(イベント):http://www.eonet.ne.jp/~kasalelia/idress/Javanese/:SHQ

FO:HQ
ジャバニーズ:SHQです。おめでとうございますー!
作業のみなさま、ありがとうございました!


[No.155] FO、ジャバニーズ要点チェック合格 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/11(Sun) 23:58:19

アイドレスチェック結果
http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/syousyo/1128

【ナニワアームズ商藩国:高位西国人+偵察兵+特殊部隊員+FO:合】
【ナニワアームズ商藩国:I=D・高機動兵器の開発(イベント):合】

要点、周辺環境チェック結果もきました。合格です。


[No.145] 【砂漠の騎士】 投稿者:守上藤丸  投稿日:2009/01/04(Sun) 23:40:11

L:砂漠の騎士 = {
 t:名称 = 砂漠の騎士(職業)
 t:要点 = 鋭いまなざし,ゆったりとした服,曲がった剣
 t:周辺環境 = 砂漠。

砂漠の騎士+パイロット+名パイロットになります。

まぁ、大方の予想通りの要点となっています。
作業のほう、よろしくお願いします。


[No.146] 【産業廃棄物処理場】 投稿者:守上藤丸  投稿日:2009/01/04(Sun) 23:45:17

L:産業廃棄物処理場 = {
 t:名称 = 産業廃棄物処理場(施設)
 t:要点 = 防護服,撤去される産廃,消毒ゾーン
 t:周辺環境 = 設置された国
 t:評価 = 住みやすさ0
 t:特殊 = {
  *産業廃棄物処理場の施設カテゴリ = 公共施設として扱う。
  *産業廃棄物処理場の設置 = 一箇所に設置する。
  *産業廃棄物処理場の床面積 = 1000m2とする。
  *産業廃棄物処理場の構造 = 2階建てまで。
  *産業廃棄物処理場の特殊効果1 =サイボーグ系または産業廃棄物に耐性のある職業の猫士、犬士を10匹まで置くことができる。
  *産業廃棄物処理場の特殊効果2 =配置された猫士、犬士は産業廃棄物の撤去、処理にあたることができる。
 }
 t:→次のアイドレス = 産業廃棄物処理技術(技術),汚染除去活動(イベント),産廃収集運搬作業員(職業)


---

要点は上記な感じですが、ナニワに「リサイクルに力を入れている設定」を付加します。
なのでHQをとりに行かないと意味ないというちょっときつい事になってますが、ここから新素材の開発へ向かう為、必須作業となります。

産業廃棄物処理場に対して、あんまりいいイメージをもたれていないのでこのイメージ払拭効果も狙います。(あればいいですが無理に設定には盛り込まなくても可)
必須要点は「リサイクル」です。クリーンなイメージがあれば尚良いです。

出来るだけ早めに完成させたいので、手の空いてる方は作業に取り掛かって下さいませ。
よろしくお願い致します。


[No.156] イメージ スローガン的なもの 投稿者:久遠寺 那由他  投稿日:2009/01/13(Tue) 14:37:05

♯基本構想は循環率100%です。不思議技術も多分に含まれることになるでしょうが、ニューワールドの技術力なら可能であると想定しています。
『根絶やしだ。後にはビス一本たりとも残すな。一本もだ』
搬入口に掲げられたスローガン
『最終処分場に回されるものですか。5%台といったところですね。最終処分場自体が別製品を作る工場なんですが』
運び込まれたが最後、ゴミというものは存在しなくなるナニワの処分場

♯処分段階のステップ
0 搬入
 大まかな廃棄区分別に分別された状態で搬入されます。
1 分別段階
 人間の目によるチェックで徹底的に細分化します。雇用拡大を狙っています。
2 再生段階
 前段で分別された物を品目別に再生する工程です。
3 廃熱利用
 やむなく焼却処分する品目に関しては廃熱を温室や給湯、発電に用います。>観光、施設維持電力供給
4 排気利用
 有害ガスを吸着した残り、二酸化炭素は温室の植物に与えられます。二酸化炭素が多いと植物はよく育ちます。>観光、食糧生産利用
5 最終処分場
 燃え残った灰です。普通は埋め立てますが、有害物質を安定化させた上で凝固させ建材として利用します。(発泡スチロールかレンガのブロック様のもの)この建材も分解液を加えることで還元され再度利用することが可能です。

♯最終的にどうしようもなくて埋める、とかは0%になります。でるのは焼却時の排気と余剰熱くらい。
♯リソースの利用について。施設維持のためある程度の資金ないし生物資源を毎ターン消費するくらいでよいと思います。その結果得られる資源が資源>資金になればいいかと。想定は数億にゃん程度です。


[No.182] 作業予定 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2009/01/19(Mon) 01:47:08

基本コンセプト:目指せ!日本一働きやすい産業廃棄物処理場
1.労働条件や職場環境の改善に繋がる設定やSSを記述する。
#働きやすい職場作りなどを行い、この職業も悪くないと思ってもらえるように試してみる
2.処理される産業廃棄物の中間過程、最終処理物を明示して課題・問題点を明確化して問題提起する。
#ここでは問題提起を行い、産業廃棄物に関する問題点を絞り込み、想定外の場所への悪影響が発生しないようにする。
#呼び水というかそんな感じ。もっともらしい問題点を設定し、そこに落とし込む事で被害の拡大を防ぐ。
#そしてその問題点の克服として新素材の開発に着手したと繋げる。
3.産廃を扱う事への安全管理も力を入れてる事を盛り込む。

上記のコンセプトで設定文やSSを作成予定です。
ただ、少し遅れ気味です。
進展したらその都度UP予定です


[No.183] 新素材の開発のアプローチについて 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2009/01/19(Mon) 01:51:42

まだ先の話ではあるんですが、準備は早め早めがいいかなあと言う事で、新素材の開発についても作業が発生しない分は今のうちにやっておくのはどうでしょうか?

で、本題なんですがリサイクルを絡めた素材を作成するとして、
それらがどんなものに活用出来るかというのも考えた方が見通しや目標も立ちやすいと思います。

現状思い付いたアプローチとしては
・何らかの理由で大量に生産されるであろう製品の原料に使用できるものを作成する。
→そういう大量に物資が必要になりそうな生産物が無いか調べるとか。
・色んな国から欲しいアイテムをリサーチして、要望の多いアイテム向けの性能の素材を開発、派生にそれらのアイテムが出来るのを狙う。
→こっちは少し気が長い案です。即効性があるかどうかが悩ましい。これは案を固めてから芝村さん辺りに素材段階での影響を相談するのもありかも。
こんな感じです。

これはあくまで例示ですが、素材の活用法の案やアプローチなどを集めてみたいなあと・・。
もし思い付いたら気軽にレスして見て下さい。


[No.165] 22日21時〆【鉱脈の発見(イベント)】 投稿者:守上藤丸  投稿日:2009/01/17(Sat) 00:23:14

Ev137対応で、鉱山を作る事になりました。


L:鉱脈の発見 = {
 t:名称 = 鉱脈の発見(イベント)
 t:要点 = つるはし,手持ちドリル,ランタン,トロッコ
 t:周辺環境 = 鉱山


概要は以上になります。

提出の締め切りが22日23時となっておりかなり作業時間がありませんが、こちらの取得で資源を確保できます。
出来れば全員参加で作業を行ってください。
短文、イラスト1枚で全然OKです。毎度のようにhtml化致します。HQ狙っていきましょう。
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%87%E6%BA%90


※注意点:
 ・大規模開発は避ける。
 ・ファンタジーとSFの混合も避ける。
 ・変なものを掘り出さない。
 ・無いものも掘り出さない。(資源だけにしといてください)
 ・環境にも気を使う。(水の汚染とか注意)

以上、よろしくお願い致します。


[No.168] 設定文の草稿その1 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2009/01/17(Sat) 17:06:05

取り敢えずざっくりと設定文を書いてみました。
何か気になる事などがありましたら、どしどし突っ込みのレスをお願いします。
後、SSはネタ不足の為、誰か他の人よろしく!!

/*/

余り知られてはいないかも知れないが、実は割と建国当初からナニワアームズ商藩国には幾つかの鉱脈が存在しており、第4階層には鉱石採掘所(※藩国地図参照)も存在している。
そもそもナニワアームズがこの地に根を下ろすキッカケの一つが地下空間で発見された地底湖とレアメタルなどの鉱物資源である。(※藩国設定参照)

それでは何故これまでクローズアップされていなかったのか?というのは誰もが気になるところであろう。
実は建国当初発見されていた主要なベースメタル(鉄、銅、アルミニウム等)の鉱脈の大半は藩国内の各種設備の建造で消費されており、低コストで採掘できる場所が殆ど無くなってしまったのである。
後は採掘に高いコストが掛る場所にある鉱脈か、所謂レアメタル(リチウム、チタン、マンガン等の産業で有用だが流通量が少ない希少な金属)の含有率こそ高かったものの埋蔵量は少ない推測されていた第4階層の鉱石採掘所だけが残る事になり、
レアメタルの産出とそのときに取れるいくらかのベースメタルが自国の日用品の原材料に使用される程度になっていた。
幸い、観光地や燃料生産地の開発が進み、他国との交易で資源を賄えるようになった事もあり、レアメタルの採掘が行われる第4階層の鉱石採掘所が細々と運営されている以外は交易や燃料の生産、観光の方に力が入れられる事になり、月日が流れる事になる。

そこに変化が見えたのが、最近行われた区画整備や環境保全の為の事前調査での発見である。
近年の産業廃棄物処理の問題や観光地の環境保全の機運の高まりにより、古くからある施設周辺にも改めて調査が行われていたのだが、
このとき第4階層の鉱石採掘所に元々設置されていた廃水処理場に流れ込む水に含まれる鉱物由来の物質量が予測されるよりも僅かに高い値を示す事が判明した。
その原因究明を進めたところ、新しい鉱脈が発見された。
どうも第4階層の鉱石採掘所で10年(10ターン)以上をかけて少しずつ掘り進めていた結果、新しい鉱脈の近くにまで掘り進めていたが分かった。
より正確に言うとどうやら高コストの為、採掘を諦められていた鉱脈の1つが予想よりも広範囲に分布しており、その一部に突き当たったのである。
そして改めて採掘コストを試算し直した結果、十分採算が取れる事が判明した。
今なお地下への不安は拭い去れていないものの近年の共和国全体の資源不足の世情も後押しする形となり、顧客への商品の提供を合言葉に開発を進められる事となった。
但しその分、”急がば回れ”、”慌てる乞食はもらいが少ない”、”安全第一”がスローガンとして掲げられ、鉱脈の調査、採掘の準備は慎重に行われた。
それを受けて政府も鉱山技術者や過去の鉱山労働経験者を積極的に採用してアドバイザーとし、その助言に従って鉱毒などによる環境への悪影響を防ぐ為に第4階層の鉱石採掘所に元々設置されていた廃水処理場、煤煙脱硫施設の増設も行われる事となった。


[No.175] 少しだけ 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/18(Sun) 18:22:27

お疲れ様ですー。 設定文ありがとうございます!
内容的には自然な感じ設定の流れで、良いと思います。  脱字かな?の少々気になりました部分を上げさせて頂きます。


>含有率こそ高かったものの埋蔵量は少ない推測されていた第4階層の
含有率こそ高かったものの、埋蔵量は少ない<と>推測されていた第4階層の

・・・でしょうか?


>鉱物由来の物質量が予測されるよりも僅かに高い値を示す事が判明した。
鉱物由来の物質量が予測され<た>よりも僅かに高い値を<示したのだ>。

4行下にも「判明した」が出てきますので、こちらはこんな感じとか、どうでしょうか。


>新しい鉱脈の近くにまで掘り進めていたが分かった。
新しい鉱脈の近くにまで掘り進めていた<こと>が分かった。

・・かな??


>”急がば回れ”、”慌てる乞食はもらいが少ない”、”安全第一”がスローガンとして掲げられ
こちら、順番をちょっと変えて、

”安全第一”、”急がば回れ”、”慌てる乞食はもらいが少ない”がスローガンとして

まずは「安全第一」を一番最初に持ってくるのではいかがでしょうか?
(後の2個は 安全確認を促すための理由付け、みたいな感じで)


>その助言に従って鉱毒などによる環境への悪影響を防ぐ為に
その助言に従って鉱毒などによる環境への悪影響を防ぐ<べく>

・・の方が読みやすいかなー、と個人的に思いました。


[No.180] Re: 少しだけ 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2009/01/19(Mon) 01:34:19

指摘ありがとうございます。
後で修正するときに反映しておきまーす。


[No.184] Re: 設定文の草稿その1 投稿者:守上藤丸  投稿日:2009/01/19(Mon) 02:22:13

ありがとうございまーす。
良い感じだと思いますw
誤字については乃亜さんが指摘されてるのでとくにありません。


そういえば、製鉄の設定文とかもあったほうがいいのでしょうか・・・?(作れとといってるわけでなく)


[No.191] Re: 設定文の草稿その1 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2009/01/21(Wed) 01:50:13

確認ありがとうございます。

>そういえば、製鉄の設定文とかもあったほうがいいのでしょうか・・・?(作れとといってるわけでなく)
その辺はアイドレス次第かなあと。
鉱脈の発見(イベント)ならそれほど重視しなくてもいい気がするし、
鉱山(施設)みたいな感じで施設関連ならあった方がいいと思います。


[No.192] 設定文の草稿その2 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2009/01/21(Wed) 01:51:23

誤字脱字を修正しました。

/*/

余り知られてはいないかも知れないが、実は割と建国当初からナニワアームズ商藩国には幾つかの鉱脈が存在しており、第4階層には鉱石採掘所(※藩国地図参照)も存在している。
そもそもナニワアームズがこの地に根を下ろすキッカケの一つが地下空間で発見された地底湖とレアメタルなどの鉱物資源である。(※藩国設定参照)

それでは何故これまでクローズアップされていなかったのか?というのは誰もが気になるところであろう。
実は建国当初発見されていた主要なベースメタル(鉄、銅、アルミニウム等)の鉱脈の大半は藩国内の各種設備の建造で消費されており、低コストで採掘できる場所が殆ど無くなってしまったのである。
後は採掘に高いコストが掛る場所にある鉱脈か、所謂レアメタル(リチウム、チタン、マンガン等の産業で有用だが流通量が少ない希少な金属)の含有率こそ高かったものの埋蔵量は少ないと推測されていた第4階層の鉱石採掘所だけが残る事になり、
レアメタルの産出とそのときに取れるいくらかのベースメタルが自国の日用品の原材料に使用される程度になっていた。
幸い、観光地や燃料生産地の開発が進み、他国との交易で資源を賄えるようになった事もあり、レアメタルの採掘が行われる第4階層の鉱石採掘所が細々と運営されている以外は交易や燃料の生産、観光の方に力が入れられる事になり、月日が流れる事になる。

そこに変化が見えたのが、最近行われた区画整備や環境保全の為の事前調査での発見である。
近年の産業廃棄物処理の問題や観光地の環境保全の機運の高まりにより、古くからある施設周辺にも改めて調査が行われていたのだが、
このとき第4階層の鉱石採掘所に元々設置されていた廃水処理場に流れ込む水に含まれる鉱物由来の物質量が予測された量よりも僅かに高い値を示したのだ。
その原因究明を進めたところ、新しい鉱脈が発見された。
どうも第4階層の鉱石採掘所で10年(10ターン)以上をかけて少しずつ掘り進めていた結果、新しい鉱脈の近くにまで掘り進めていたことが分かった。
より正確に言うとどうやら高コストの為、採掘を諦められていた鉱脈の1つが予想よりも広範囲に分布しており、その一部に突き当たったのである。
そして改めて採掘コストを試算し直した結果、十分採算が取れる事が判明した。
今なお地下への不安は拭い去れていないものの近年の共和国全体の資源不足の世情も後押しする形となり、顧客への商品の提供を合言葉に開発を進められる事となった。
但しその分、”安全第一”、”急がば回れ”、”慌てる乞食はもらいが少ない”がスローガンとして掲げられ、鉱脈の調査、採掘の準備は慎重に行われた。
それを受けて政府も鉱山技術者や過去の鉱山労働経験者を積極的に採用してアドバイザーとし、その助言に従って鉱毒などによる環境への悪影響を防ぐ為に第4階層の鉱石採掘所に元々設置されていた廃水処理場、煤煙脱硫施設の増設も行われる事となった。


[No.170] 鉱脈イメージについて 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/18(Sun) 10:56:50

・ざっくり資料など

製鉄
http://www2.memenet.or.jp/kinugawa/hp/hp780.htm
http://www.nisshin-steel.co.jp/saiyo/process/index.html
>産廃施設の廃熱とか、プラスチック燃料とかを利用できませんかね。
>それとも、とりあえずは「鉱脈」のところだけで、精製するのは考えなくて大丈夫でしょうか。

鉄鉱石を運ぶダンプカー
http://www.flickr.com/photos/maynard27/2851497691/
>・・・はいるでしょうか・・・??
>地下ですし、大規模になりそうなので使用しない方向でしょうか。
>(・・あ、要点がトロッコでした・汗。 失礼しました)


・ちょっとした疑問

坑道 (細く深くのトンネルのイメージ)
http://www.flickr.com/photos/shantideva/1473340570/
採掘場 (広く徐々に削っていくイメージ)
http://www.flickr.com/photos/schoolbookdepository/474497304/
>どちらのイメージで行ったほうが良さそうでしょうか?

あと、共和国の資源難について
「A:じゃなくて。まず、共和国全藩に資源−50万tづつが加わっています。
  そして市場は195億=10万tの値段になります。OK?」
・・と云う質疑がありました。

(共和国内でも帝國とかでも対策すると思うので、実際には195億になることはないでしょうけれども)
ナニワで鉱物資源をターンごとに産出できるようになった場合、わりと長期に渡り 高値で取引される事になるのではないかな?、と思います。

えーと、端的に言ってしまいますと、
ありがたすぎて何か付属して悪いことも起きてきそうだなー、と言いますか(苦笑)。
自然環境とか健康面とかだけではなく、経済面でも気をつけたい気がします。
産出量のセーブとかだけで大丈夫そうでしょうか・・。
(海法さんか共和国大統領かに 気をつけたほうが良さそうなこととか、相談してみたりとかした方が良いのではないでしょうかー・・とか思いました)


[No.172] Re: 鉱脈イメージについて 投稿者:守上藤丸  投稿日:2009/01/18(Sun) 12:10:19

> ・ざっくり資料など
>
> 製鉄
> http://www2.memenet.or.jp/kinugawa/hp/hp780.htm
> http://www.nisshin-steel.co.jp/saiyo/process/index.html
> >産廃施設の廃熱とか、プラスチック燃料とかを利用できませんかね。
> >それとも、とりあえずは「鉱脈」のところだけで、精製するのは考えなくて大丈夫でしょうか。

産廃処理場でそういう設定をもってくる予定なので、先に組み込んでおいてもよさそうですねー。

>
> 鉄鉱石を運ぶダンプカー
> http://www.flickr.com/photos/maynard27/2851497691/
> >・・・はいるでしょうか・・・??
> >地下ですし、大規模になりそうなので使用しない方向でしょうか。
> >(・・あ、要点がトロッコでした・汗。 失礼しました)

あ、坑道からでたらもちろんダンプとか使うと思いますー。
トロッコはあくまで坑道の中だけですね。地響き危ないのでちょっと離れたところからになるとは思いますが。


> ・ちょっとした疑問
>
> 坑道 (細く深くのトンネルのイメージ)
> http://www.flickr.com/photos/shantideva/1473340570/
> 採掘場 (広く徐々に削っていくイメージ)
> http://www.flickr.com/photos/schoolbookdepository/474497304/
> >どちらのイメージで行ったほうが良さそうでしょうか?

私的には坑道ですね。 採掘場はでかすぎなイメージ・・・。最終的にはそうなるんでしょうけど(派生したら?)


> あと、共和国の資源難について
> 「A:じゃなくて。まず、共和国全藩に資源−50万tづつが加わっています。
>   そして市場は195億=10万tの値段になります。OK?」
> ・・と云う質疑がありました。
>
> (共和国内でも帝國とかでも対策すると思うので、実際には195億になることはないでしょうけれども)
> ナニワで鉱物資源をターンごとに産出できるようになった場合、わりと長期に渡り 高値で取引される事になるのではないかな?、と思います。
>
> えーと、端的に言ってしまいますと、
> ありがたすぎて何か付属して悪いことも起きてきそうだなー、と言いますか(苦笑)。
> 自然環境とか健康面とかだけではなく、経済面でも気をつけたい気がします。
> 産出量のセーブとかだけで大丈夫そうでしょうか・・。

資源採掘場で毎ターン資源+15万tなので、ぶっちゃけ国内で消費して終わりそうなんですよね・・・。
そこへさらに採掘量セーブしてるっぽい描写も入るので+10万tとかになりそうな気もしたり。
(HQで増やすのは狙ってますけど)

> (海法さんか共和国大統領かに 気をつけたほうが良さそうなこととか、相談してみたりとかした方が良いのではないでしょうかー・・とか思いました)

一声かけてみまーす。


[No.186] 鉱物について 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/20(Tue) 02:26:53

羅幻王国さん 開発中新素材の模様です。
http://ragen.s7.xrea.com/x/aplow/index.php?%B5%BB%BD%D1%A5%A2%A5%A4%A5%C9%A5%EC%A5%B9#a8083d6f
(植物で地中の金属を集めようと云うものらしいです)

資源調査開発事業
http://www.mindeco.co.jp/mineral/mineral2.html
>真輝さんの新アイドレス案です。


・鉄とは
黄鉄鉱などの硫化物、赤鉄鉱などの酸化物などの 化合物として産出し、「鉄」単体での産出は少ない。とのこと。
(日本のような高温多湿であると、錆びやすいので自然鉄の産出は難しい模様)
(ナニワは乾燥してそうなので、少しは大丈夫やもです)
自然鉄は高純度で、人間の作る鉄よりも錆びにくい。
地球の深部、および中心部には多量の鉄が存在すると推測されています。


・黄鉄鉱
硫化鉱物で、一番ふつうに産出するのが黄鉄鉱であり、
金属鉱山ではなくとも岩石のある場所であれば、これが含まれていることがよくある模様。
結晶しやすい鉱物の一つ。立方体などに結晶する。


・赤鉄鉱
もっとも一般的に鉄資源とされる鉱物。しばしば黄鉄鉱を伴う模様。
古い地質時代に形成されたものが一般的。

・・・こちらより、地下の第4階層で黄鉄鉱や赤鉄鉱が発見されても それほどおかしくないような気もします。



>・ダイレクトに鉱山が難しそうな場合の案
まずは第4階層の鉱脈で、「鉱物標本用の鉱脈の発見」とかしてみるのは如何でしょうか。
珍しい色とか形の、美例な標本用見本の鉱物を採掘。(資源にはなりません) >資金1〜3億くらいの生産施設・・?

こちらで、掘り進めた時 黄鋼鉄辺りが発見されて 鉱脈あるやも・!?な設定にしてみたりとか・・
次の派生とかで 「資源鉱脈の発見」とかできませんかね・・。
遠回りすぎでしょうか(汗)


[No.197] 【鉱石絵 1】赤鉄鉱 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/21(Wed) 22:54:23
【鉱石絵 1】赤鉄鉱 (画像サイズ: 300×300 18kB)

赤鉄鉱石・・・・のつもりです。
他に、蛍石なども あって良さそうでしょうか・・? (溶鉱炉の融剤に使用するらしいです)


[No.199] Re: 赤鉄鉱 周囲ぼかし 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/21(Wed) 23:02:18
Re: 赤鉄鉱 周囲ぼかし (画像サイズ: 300×300 18kB)

こんなのも作ってみましたが 背景色が決まっていないことに
作ってから気がつきました・・!(遅)


[No.211] 【鉱石絵 1】赤鉄鉱pmg 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/24(Sat) 02:26:33
【鉱石絵 1】赤鉄鉱pmg (画像サイズ: 300×300 111kB)

png透過は地味に重かったです・・。
ここからしばらく、バージョン違い画像ばかり投稿です。


[No.212] Re: 【鉱石絵 1】赤鉄鉱gif 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/24(Sat) 02:28:39
Re: 【鉱石絵 1】赤鉄鉱gif (画像サイズ: 300×300 31kB)

gifバージョンです。
迷惑投稿として正常に処理されてしまいました(汗)

土壁の壁紙だと、ちょっとシャギが・・・・・(大汗)


[No.213] Re: 【鉱石絵 1】赤鉄鉱jpg 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/24(Sat) 02:30:10
Re: 【鉱石絵 1】赤鉄鉱jpg (画像サイズ: 300×300 49kB)

jpgが一番 画像軽いやもです・・。

壁紙を背景にしてみたバージョンです。


[No.219] 背景変更【鉱石絵 1】赤鉄鉱jpg 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/29(Thu) 00:31:48
 背景変更【鉱石絵 1】赤鉄鉱jpg (画像サイズ: 300×300 32kB)

壁紙画像を張り替えたものですー

とりあえず。


[No.198] 【鉱石絵 2】黄鉄石 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/21(Wed) 22:59:48
【鉱石絵 2】黄鉄石 (画像サイズ: 300×300 36kB)

黄鉄鉱です。 よく真四角とかに結晶する鉱石です。
http://www.kiseki-jp.com/japanese/stone-information/collection/collections/pyrite.html


[No.214] Re: 【鉱石絵 2】黄鉄石gif 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/24(Sat) 02:31:57
Re: 【鉱石絵 2】黄鉄石gif (画像サイズ: 300×300 40kB)

gifです。

色もちょっと手を加えました。

png版は  http://rara.jp/naniwaarms/page7.html  こちらの一番下にありますー。

何種類かやってみたので、お好きなものをお選び下さい〜。

(どれも上手く表示できませんでしたら、一番最初の普通に四角いので・笑)


[No.215] Re: 【鉱石絵 2】黄鉄石jpg 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/24(Sat) 02:33:31
Re: 【鉱石絵 2】黄鉄石jpg (画像サイズ: 300×300 57kB)

jpg画像です。

・・・png透過は重すぎてエラー出ました・・orz(汗)


[No.220] 背景変更 【鉱石絵 2】黄鉄石jpg 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/29(Thu) 00:34:04
背景変更 【鉱石絵 2】黄鉄石jpg (画像サイズ: 300×300 39kB)

同じく差し替え板です。

html作業お願い致します。


[No.230] 【蛍石】四角いの 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/02/04(Wed) 17:55:41
【蛍石】四角いの (画像サイズ: 250×250 11kB)

何故かこちらが一番先にしあがりましたので とりあえず。

最も安定したハロゲン化鉱物。 産出地、量、共に多めの鉱物です。
溶鉱炉の融剤などに使用されるとのこと。



//*// (追記:蛍石について)


〜蛍石とは

カルシウム(Ca)と弗素(F)からなる、安定したハロゲン化鉱物である。
比較的、高温環境から低温環境まで幅広く晶出する鉱物で、共成する鉱物種は多様にわたり、産出量も多い。

英名ではフローライト(Fluorite)と言われるが、これはfluere(流れる)の意味であり、
鉄精錬の際に蛍石を加えると鉄の融点が下がるため、鉄鉱石と共に溶鉱炉で加熱されることに由来する。

純粋な蛍石は無色透明とされるが自然結晶では珍しく、
不純物(希土類元素など)や気泡、電子の歪み等により 多くが紫や緑、まれに黄、褐色、ピンク、などの色を有する。

古く装飾品として利用されたこともあるが、硬度が低く、急激な温度変化に弱く、壊れやすい。
また、強い光で退色してしまうことから宝石としては扱われないが、その美しさから現在も鉱物コレクションとしては人気のある石でもある。

製鉄、製鋼、アルミニウム精錬などに使われる他、
光学レンズ材としても使われ、そのための蛍石の合成結晶の方法も確立されてはいるが、
強度問題により繊細な加工技術が必要であるため、高級品である。


[No.231] Re: 【蛍石】切り抜き版 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/02/04(Wed) 17:56:41
Re: 【蛍石】切り抜き版 (画像サイズ: 300×300 92kB)

周りを切り抜いた版です。
壁紙などありましたら、貼り付けますー


[No.173] 作業予定 投稿者:守上藤丸  投稿日:2009/01/18(Sun) 12:13:07

htmlをちょっと凝ったものにしようかと思ってるので、23日締めだと多分それでいっぱいいっぱいになると思います。
(〆伸びたら1枚人描くかも。描けないかも)
(アイコンとかでつるはし作ったりはするかも。)

あと、採掘始めるまでの経緯(?)の様な、守上の手記っぽいのを1つ書く予定です。


[No.176] L:仮組みしてみた 投稿者:サターン  投稿日:2009/01/18(Sun) 18:53:35

L:鉱脈の発見 = {
 t:名称 = 鉱脈の発見(イベント)
 t:要点 = つるはし,手持ちドリル,ランタン,トロッコ
 t:周辺環境 = 鉱山
 f:評価 = なし
 f:特殊 = {
   *鉱脈の発見のイベントカテゴリ = 藩国イベントとして扱う。
   *鉱脈の発見のイベントの位置づけ = 特別イベントとして扱う。
   *鉱脈の発見を取得した藩国は、生産フェイズごとに資源10万tを得る
 }
 t:→次のアイドレス = 未定


#とりあえず、資源が定期的に手に入るイベントとして組んでみましたけども…
#なんか胡散臭い特殊になってしまいました。
#イベントのみで定期的にリソース獲得できる前例が見当たらないので、不具合でそうです。
#あくまでイベントでいくなら「取得した藩国は資源○万tを得る」(即時効果のみ)とか、
#「取得した藩国から資源が採掘できるようになる」(生産は派生取得のみ)とかくらいじゃないでしょうか。(予算的にも)

#どうしても生産したいなら「取得した藩国は、生産フェイズごとに資源10万tを得る。その埋蔵量は○万tまでである」
#とか制限つける必要あるかも。
#とりあえずイベントでやるなら、L:仮組みして質疑にいくのが無難です。

#単純に生産能力つけるだけなら、普通に施設で作るのがベターだと思います。
#以下は一例。

L:鉱石採掘所 = {
 t:名称 = 鉱石採掘所(施設)
 t:要点 = つるはし,手持ちドリル,ランタン,トロッコ
 t:周辺観葉 = 鉱山
 f:評価 = なし
 f:特殊 = {
   *鉱石採掘所の施設カテゴリ = 藩国施設として扱う
   *毎ターン資源+10万tされる。
 }
 f:→次のアイドレス = 未定


[No.177] Re: L:仮組みしてみた 投稿者:守上藤丸  投稿日:2009/01/18(Sun) 21:17:57

それっぽい入手系イベントは就職活動(イベント)とかすばらしい都市計画(イベント)、空前の栄華(イベント)、軽工業の勃興(イベント)、出兵準備(イベント)、食糧供与(イベント)、量産命令(イベント)、秘密資金の準備(イベント)ですかね。


L:鉱脈の発見 = {
 t:名称 = 鉱脈の発見(イベント)
 t:要点 = つるはし、手持ちドリル、ランタン、トロッコ
 t:周辺環境 = 鉱山
 f:評価 = なし
 f:特殊 = {
  *鉱脈の発見のイベントカテゴリ = 藩国イベントとして扱う。
  *鉱脈の発見のイベントの位置づけ = 特別イベントとして扱う。
  *鉱脈の発見の効果 = 鉱脈の発見に伴い資源の採掘が可能になる。
  *鉱脈の発見の効果2 = その藩国は毎月資源×万tを入手できるようになる。
 }
 f:→次のアイドレス = 未定



とかでもおかしくないとは思います。
元々資源入手元が西国のイグドラシルには無いので、イベントで発見からした方が良いかと思ってイベントにしたんですが危ないですかねー。
施設と2つ出してどっちか選んでもらうとかでもいいと思います。


L:鉱山 = {
 t:名称 = 鉱山(施設)
 t:要点 = つるはし,手持ちドリル,ランタン,トロッコ
 t:周辺観葉 = 鉱脈
 f:評価 = なし
 f:特殊 = {
  *鉱石採掘所の施設カテゴリ = 藩国施設として扱う。
  *鉱石採掘所の位置づけ = 生産施設として扱う。
  *鉱石採掘所の特殊 = 毎ターン生産フェイズに資源+×万tされる。
 }
 f:→次のアイドレス = 未定


[No.179] ふと思ったこと 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2009/01/19(Mon) 01:30:39

鉱脈の発見(イベント)の効果ですが、
*鉱脈の発見の効果=イベントの出来に応じた資源生産施設を得る
とかでもいいかもねー。


[No.178] 鉱脈の発見SS:調査風景(第一稿) 投稿者:真輝  投稿日:2009/01/19(Mon) 01:10:26

#取りあえず調査風景のような物をSSにして見ました。
#設定国民かPCかは明記しておりません。
#サイボーグと整備士の部隊を想定しています。
#もちろん、設定等不備があったり、使うとまずそうなら外していただいても問題ありません。
#誤字脱字はご指摘いただけると、私が諸手をあげて喜んで修正したあと、落ち込みますw



”地底の暗闇など、我らにとっては長く一緒に過ごした隣人でしかない”
”つまりは付き合い方をよく心得ている、という事だ”
”まぁ、最近は付き合い方を考えねばならないようだがね”

 ――ナニワタイムズ増刊:プロジェクト×(ばつ)地下都市開発の先駆者たち より抜粋――

/*/

「あー、テステス、聞こえますか?」

通信機に呼びかける。
若干のノイズの後、応答が聞こえた。

――聞こえてます。中継装置は問題なく動作しているみたいですね。
「ええ、まぁ古いの引っ張り出してきた割にはイイんじゃないですかね。」
――仕方ないです、なんせ急ぎの仕事ですから。他の坑道や空洞にも人員を派遣してますし。
「で、機材が足りない、と。」
――地中で通信を確保するのは難しいんですよ。有線と併用して、脇道もフォローして……とねぇ?
「や、流石に分かってますから。」
――では、引き続き作業を続けてください。
「了解です。」

通信が切れる。

「よーし、先進むぞー」
「へーい」

/*/

さて、彼らが居るのはナニワアームズの地下空洞、それも未開地域だ。
未開地域といっても深々度の未開地域ではなく、既に開発済みの層の外部、そして各階中間層である。
彼らがそんな所に居るのには、当然ながら理由がある。

理由の詳細については省くが、最近のナニワでは昨今の事情により藩国地下層の再調査が細々とではあるが行われていた。
それは、藩国地下都市外郭の調査であり、地下水脈、地底湖の水質調査であり、地質の調査だったり、不自然な空洞がないかの調査だったりと多岐に渡った。
その調査の中で一つの報告があがってきた。
”新たな鉱脈の可能性有り”という物である。

共和国は慢性的な資源不足にある。
最近は特に深刻で消費ばかりが格段に増え、市場では価格が更に高騰していた。
そのような中でもたらされた調査報告は、人々を大いに悩ませた。
最近のナニワでは、色々あって地下の開発を忌避する傾向が強かった。
しかし、その鉱脈が十分な規模を有していれば、資源不足の現状と合わせてナニワの大きな産業になる可能性もある。

さんざん悩みぬいた結果、資源不足の深刻な状況も手伝って調査員の増員が決定された。
また一部では採掘も始められる事になった。
鉱脈の想定規模や採掘コスト等を調べつつ、資源の確保を始める事にしたのである。
その上で調査結果やら採掘量やらを見て、また悩もうという事である。

/*/

「かくて、暗闇でスペランカーというわけだ。」
「いや、意味分かりませんから。脈絡もないし。」

暗闇の中、電気式のランタンを掲げて進んでゆく。
臨時で幾つかの調査隊が組まれ、地下空洞の各所に派遣された中の一隊である。

「ん、そろそろ中継装置を設置したがいいかね。」
「ああ、レーダー走査も行う距離ですね。調査も同時に行いましょう。」
「よし、作業開始だ。」

電波状態が極めて悪い地中でも連絡手段を確保するべく、通信中継用の装置が設置される。
一方では地中レーダー探査装置を用いての周辺の走査が行われ、さらに周辺の鉱物のサンプル採取も行われていた。

「しかしアレだな。なまじ地下開発が進んでる分、詳細調査が大変だな。」
「いやー、サイボーグの人が居て助かりました。調査機材はともかく中継装置をあんだけ沢山抱えて移動するのはキツイですから。」
「というかなんだこの量。いったい何処まで行かせる気だ。」

大量の中継装置を担がされている様は、まるで薪を背負った二宮金次郎のごとし。
ココに至るまでにもいくつも設置してきたが、まだまだ残っている。

「そりゃ、このいけるトコまでよ。」
「というかコレだけ使うって、どんだけ先なんだ……」
「ココだけじゃなくて脇道とかもフォローしてきてたじゃん。」
「いや、分かってるけど愚痴りたくも……」

整備士が中継装置の調整をしつつ、手持ちのドリルや、つるはしで一部を削りサンプルを採取する。
さらにサイボーグのセンサーと持ち込んだ地中レーダーで周辺に不自然な空洞や妙な歪み、近くに水脈が走ってないか等を走査する。
最近の情勢もあり、不用意に変な物を掘り出してしまわないように走査は特に念入りに行われた。

「よし、取りあえず分かる範囲で変な物は無し。」
「サンプル採取もOK、えーと座標X,Y,Zの分、と…ラベル何処やったかな。」
「こっちでデータの格納は終わった。ナショナルネットで本部に送るから通信立ち上げてくれ。」
「了解、あーテステス……」

通信を介して本部に送られたデータは、詳細な解析を受けてその周囲を開発しても問題ないか等の判断材料とされる。
採取されたサンプルは鉱脈の分布範囲調査に用いられる。
こうして、地下空洞内を幾つかの部隊が調査していくのだ。

「よーし、次行くかー。」
「ううー、もうとっとと終わらせましょうー。」
「あー、まぁ掘り始めてる所よりは楽だと思いたいッス……」

かくて調査隊の面々は、更なる調査を行うべく地下の闇に消えていった。


[No.190] 鉱脈の発見SS:調査風景(第二稿) 投稿者:真輝  投稿日:2009/01/20(Tue) 23:03:35

#第一稿より既に採掘している表現を消して、調査のみとしました。
#もちろん、設定等不備があればご指摘ください合わせて修正いたします。
#誤字脱字はご指摘いただけると、私が諸手をあげて喜んで修正しますw



”地底の暗闇など、我らにとっては長く一緒に過ごした隣人でしかない”
”つまりは付き合い方をよく心得ている、という事だ”
”まぁ、最近は付き合い方を考えねばならないようだがね”

 ――ナニワタイムズ増刊:プロジェクト×(ばつ)地下都市開発の先駆者たち より抜粋――

/*/

「あー、テステス、聞こえますか?」

通信機に呼びかける。
若干のノイズの後、応答が聞こえた。

――聞こえてます。中継装置は問題なく動作しているみたいですね。
「ええ、まぁ古いの引っ張り出してきた割にはイイんじゃないですかね。」
――仕方ないです、なんせ急ぎの仕事ですから。他の坑道や空洞にも人員を派遣してますし。
「で、機材が足りない、と。」
――地中で通信を確保するのは難しいんですよ。有線と併用して、脇道もフォローして……とねぇ?
「や、流石に分かってますから。」
――では、引き続き作業を続けてください。
「了解です。」

通信が切れる。

「よーし、先進むぞー。」
「へーい。」

/*/

さて、彼らが居るのはナニワアームズの地下空洞、それも未開地域だ。
未開地域といっても深々度の未開地域ではなく、既に開発済みの層の外部、そして各階中間層である。
彼らがそんな所に居るのには、当然ながら理由がある。

理由の詳細については省くが、最近のナニワでは昨今の事情により藩国地下層の再調査が細々とではあるが行われていた。
それは、藩国地下都市外郭の調査であり、地下水脈、地底湖の水質調査であり、地質の調査だったり、不自然な空洞がないかの調査だったりと多岐に渡った。
その調査の中で一つの報告があがってきた。
”新たな鉱脈の可能性有り”という物である。

共和国は慢性的な資源不足にある。
最近は特に深刻で消費ばかりが格段に増え、市場では価格が更に高騰していた。
そのような中でもたらされた調査報告は、人々を大いに悩ませた。
最近のナニワでは、色々あって地下の開発を忌避する傾向が強かった。
しかし、その鉱脈が十分な規模を有していれば、資源不足の現状と合わせてナニワの大きな産業になる可能性もある。

さんざん悩みぬいた結果、資源不足の深刻な状況も手伝って調査員の増員が決定された。
鉱脈の想定規模や採掘コスト等、開発に値する物であるかを現地調査することにしたのである。
その上で調査結果を見て、また悩もうという事である。

/*/

「かくて、暗闇でスペランカーというわけだ。」
「いや、意味分かりませんから。脈絡もないし。」

暗闇の中、電気式のランタンを掲げて進んでゆく。
臨時で幾つかの調査隊が組まれ、地下空洞の各所に派遣された中の一隊である。
通常なら地上から、地表地質調査や物理探査、ボーリング調査などを行うのであるが、そこは地下の国ナニワ。
かつての開発跡や、もとからあった地下空洞等に直接乗り込んでの各種調査も行うのである。

「ん、そろそろ中継装置の設置距離だね。」
「ああ、ちょうどレーダー走査のタイミングでもありますね。調査も同時に行いましょう。」
「よし、作業開始だ。」

電波状態が極めて悪い地中でも連絡手段を確保するべく、通信中継用の装置が設置される。
一方では地中レーダー探査装置を用いての周辺の走査や、洞穴内の地質調査、周辺の鉱物のサンプル採取も行われていた。

「しかしアレだな。なまじ地下開発が進んでる分、詳細調査が大変だな。」
「地上からでも、あんま変わらないと思いますけどねー。」
「いやー、サイボーグの人が居て助かりました。調査機材はともかく中継装置をあんだけ沢山抱えて移動するのはキツイですから。」
「というかなんだこの量。いったい何処まで行かせる気だ。」

大量の中継装置を担がされている様は、まるで薪を背負った二宮金次郎のごとし。
ココに至るまでにもいくつも設置してきたが、まだまだ残っている。

「そりゃ、このいけるトコまでよ。」
「というかコレだけ使うって、どんだけ先なんだ……。」
「ココだけじゃなくて脇道とかもフォローしてきてたじゃん。」
「いや、分かってるけど愚痴りたくも……。」

整備士のチームが中継装置の調整を行っているそばで、サイボーグのチームが手持ちのドリルやつるはしで洞穴の一部を削りサンプルを採取する。
さらにサイボーグは自前のセンサーと持ち込んだ地中レーダー探索装置で周辺に不自然な空洞や妙な歪み、近くに水脈が走ってないか等を走査する。
最近の情勢もあり、不用意に変な物を掘り出してしまわないように走査は特に念入りに行われた。

「よし、取りあえず分かる範囲で変な物は無し。」
「サンプル採取もOK、えーと座標X,Y,Zの分、と…ラベル何処やったかな。」
「こっちでデータの格納は終わった。中継装置はどうだ? OKならナショナルネットで本部に送るから通信立ち上げてくれ。」
「中継装置も調整完了。通信立ち上げます。」
「あー、テステス……。」

通信を介して本部に送られたデータは、詳細な解析を受けてその周囲を開発しても問題ないか等の判断材料とされる。
採取されたサンプルは鉱脈の分布範囲や、鉱物の含有量の測定に用いられる。
こうして、地下空洞内を幾つもの部隊が調査していくのだ。

「よーし、次行くぞー。」
「ううー、もうとっとと終わらせましょうー。」
「あー、待機室のコタツでお茶飲みたいッスー。」
「産廃処理場の、廃熱大浴場でのんびり風呂つかりたいー。」

かくて調査隊の面々は、更なる調査を行うべく地下の闇に消えていった。


[No.216] 要点:トロッコ 投稿者:久遠寺 那由他  投稿日:2009/01/25(Sun) 02:06:26

♯残りの要点、トロッコを埋めるためでっち上げました。
♯トロッコのある場所、というとかつての坑道か、新たな調査地点にレール敷設して、と考えた末下のようになりました。
♯使い所、人物の名前などはお好きにどうぞ。

「すーべってころんです○らんかー♪」
「おい、お気楽に歌ってないで、こげ」
 ごりごりごりごり。
 薄暗い藩国深部の鉱脈を博物館級にノスタルジィを感じさせる手漕ぎトロッコが行く。前方にタルを二つに割ったような貨物車、本来採掘された資財が搭載される場所である。
 その後方に、シーソーを小さくしたような機関車が接続されている。2両編成、ミニマムかつスタンダード、誰もがイメージするであろうトロッコそのままであった。
 先程から鼻歌まじりに後端に腰掛け、多目的暗視装置、通称カボチャヘルであちこち見回している小柄な人物にうんざりしたような声が投げられる。
 声を発した男は先程から額に汗して人力で機関車を駆動し続けているわけで、つまり、ひたすらにシーソーを漕ぎ続けている。
「はーい。にしてもめんどくさいなー。なんで電動じゃないわけ」
「文句言わずに、こげ。一次調査隊の連中なんかこの荷物担いで最深部まで潜ったんだぞ。
こんなポンコツでも貸して貰えるだけ、有り難いと思え」
ぎこぎこぎこぎこ。
絶え間なく機関車を駆動しながら男が目顔で示した貨物車にはソナーや金属探知機、鉱石の種類を調べるキットなどが満載されている。
こうして精密器具を持ち込んで詳細な調査が出来るようになったのも第一次調査隊の地味で地道な努力のお陰だし、大荷物を担がないで済むのはその後の調査の為にとレール敷設作業に従事してくれた作業員のお陰である。
今回の調査結果と合わせて詳細なデータが取れれば明日にでも鉱山施設が稼働を始める。そうなれば長年の悲願だった鉱物資源の自国供給が可能になるのだ。
まるで夢のようである。
既に産廃処理場から連携のオファーも来ているという。どうやら冶金施設が操業を開始したらゴミから金属資源を取り出したり出来るらしい。
エコである。リサイクルである。
彼はこれによって長年の不況が緩和されると心から信じていた。これでこの国も良くなるに違いないと。
 だが、しかし。
「オレの不幸は、お前と、組んで、このポンコツに、乗ってることだ」
「えー、しんがーい。ぼくちょーガンバってるのにー」
 ぷー、と頬を膨らまして発声したらしい小柄な人物もシーソーに手を添えて漕いでいるように見えるがあくまでその上下動は軽やかなものである。
 きりきりきりきり。
 ゆるいカーブに差し掛かり鉄の車輪がレールを噛む音が響き渡る。
「なあ、おまえ、手ぇ添えてるだけだろ」
「あ、やっぱばれた?いやーなんかぼくの身長だとこれ高すぎるみたいでさー」
 あはは、と全く悪びれた様子もなく笑う小柄な人物に心の中でありったけの呪詛を唱えたあと、男は虚しくなって薄暗い坑道の天井を振り仰いだ。
「ああ全く、ここが本格的に開発されたら絶対昇進して部署変更してやる。
冗談じゃない、オレの人生までこんな真っ暗闇のトンネルであってたまるか」
「お、詩人だねー。それじゃ明るい未来に向かってもう一漕ぎ、おー」
 脳天気な小柄な人物の声をなるべく脳から閉め出す努力をしながら、男は小さなライトで切り取られた行く手の闇を省みああ、神様、と絞り出すように呟いた。
 オレの努力、報われるっすよね?資源ざっくざくでうはうはっすよね?
 薄闇の中で彼に答える者は、当然無い。
 冶金工場が操業を開始し、新鉱脈の開発が本格的に始まる、少し前の話である。


[No.195] 鉱脈の発見(イベント)/アイディアだけ 投稿者:うさぎ  投稿日:2009/01/21(Wed) 18:11:24

公害対策ですが、湿式製錬と電解製錬で主要金属を取り出して、残りの低温で融解出来る軽金属を電気炉で分離する方法を提案します。
※商藩国として技術的に遅れているアルケミーをこっそり取に行く副次効果を狙ってます。


ナニワアームズ開発の歴史において手足を失った者をサイボーグ化によってその命を救ったのが、技術立国としての第一歩である事は有名である。
空洞の採掘時の落盤にあった者、探索時に怪獣に襲われ四肢を食いちぎられた者。
そしてあまり知られていないのが毒ガスや鉱毒に体を蝕まれた者達の存在である。
通常、廃液の処理を行う施設を作って採鉱するのが通例であるのだが、居住スペースの拡張のための工事の際に意図しない鉱脈や空気溜まりにぶつかる事も少なくなかった。
それらの治療の技術はサイボーグ技術によって淘汰されてしまったものの、防止する為のノウハウは残っていた。

採掘・選鉱・製錬などの工程で発生した排水には重金属などが含まれている。
そして高温で揮発させる過程で揮発性金属が空気中に流れてしまう為、大空洞と言う密閉空間環境では乾式製錬は非常に危険な技術である。
ナニワーアムズは製錬の為の燃料の問題以前に資源産出に問題を抱えている訳である。

そこで当時使われていたのが湿式製錬技術であった。
採掘した
目的の金属に対応する酸やアルカリで溶かし出して抽出したあと電解製錬するのである。
当時は限られた金属しか製錬出来なかったが、最新の技術を導入した結果ほぼすべての金属を抽出する事が出来るようになったのだ。

ちなみに廃液は無害化して河川に流すのが通例だがナニワアームズでは回収され再利用される。
これはナニワの文化『勿体無い』と言うものもあるが工業用水を持ち込む事や、第4層から出た廃液の持って行き場が無い事があげられる。


※非鉄金属を回収できる新しい湿式製錬技術。LTOかと思ったけど技術が追いつきました。by第七世界(笑)
ttp://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080624/153758/


[No.218] 29日21時〆【鉱脈の発見(イベント)】 投稿者:守上藤丸  投稿日:2009/01/25(Sun) 15:56:45

 L:鉱脈の発見 = {
  t:名称 = 鉱脈の発見(イベント)
  t:要点 = つるはし、手持ちドリル、ランタン、喜ぶ人々
  t:周辺環境 = 鉱山
  f:評価 = なし
  f:特殊 = {
   *鉱脈の発見のイベントカテゴリ = 藩国イベントとして扱う。
   *鉱脈の発見のイベントの位置づけ = 生産イベントとして扱う。
   *鉱脈の発見の効果 = このイベントを取得した藩国は冶金工場を作成する事ができる。
   *鉱脈の発見の効果2 = 鉱脈の発見に伴いこのイベントを取得した藩国は明るい雰囲気が流れる。
  }
  f:→次のアイドレス(予定) = 細工師(職業)、国の安定(イベント)、ダウジング(技術)、ダウザー(職業)
 }


[No.209] NWC・質疑掲示板より転載など 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/01/23(Fri) 20:56:16

冶金工場の設定文お疲れ様です。 作業ありがとうございますー。


http://syaku003.appspot.com/entry/show/5420
> Q1:
 A:いや。開発系にはならない。単に次のアイドレスで、施設が出るだけだよ。
> Q2:
> 鉱脈の発見から冶金工場取得までは、どのような流れになりますでしょうか?
 A:ハ.E137作成アイドレス、提出ページ、開示、すべて「鉱脈の発見(イベント)」になり、そこから通常枠で「冶金工場(施設)」の取得が必要。


なゆたさんの書いてらっしゃる通り、E137自体は「鉱脈の発見(イベント)」の要点で提出、
その後に1枠を使用して(できればすぐに)「冶金工場(施設)」を取得する、と云う流れになるかと思います。


  //*//


+ 芝村 > そもそも、リサイクルは138で事実上ぶっ殺されるはず (1/23-02:44:34)


(おそらくですが、イベントが成功すれば)
市場に大量の資源が流れて、NW規模で資源不足が解消しそうな模様?です。

・・と云うことですので、
ナニワの冶金工場も、鉱脈だけに頼るとあんまり生産量的にはそれほど儲けの出ないことになってしまいそうですので、
ここはもう少し突っ込んで(以前にチャットで話し合ってたような)西国人の手先の器用さやナニワの職人気質なところを強調し、
他に類を見ない丁寧な仕事や もの作りにおける精度の高い技術・・などを描写に盛り込んでみるのは如何でしょうかー?

・資料になりそうな?ページなど
http://www.act-eng.co.jp/pc/
http://cmx.vrsys.net/I/CCS_i_01_body.php?occcode=N0001&sysmode=s&flags=000010&PHPSESSID=3


[No.234] 【冶金工場】要点開示 投稿者:守上藤丸  投稿日:2009/02/05(Thu) 23:40:21

L:冶金工場 = {
 t:名称 = 冶金工場(施設)
 t:要点 = 地獄,奴隷のように働かされる,垂れ流される公害
 t:周辺環境 = ナニワアームズ


要点でました。
はい。何も考えずに作ったらこうなるよーという警告ですね。
頑張って要点つぶしましょう。
那由他さんの設定文はそのまま生き。(大事な冶金の設定ですしね!)
要点つぶしを追加で行きます。よろしくお願いします。


[No.241] 提出 投稿者:久遠寺 那由他  投稿日:2009/02/08(Sun) 13:48:44

♯今回担当分はこれで全部です。使用不使用含めあとはお任せします


冶金(やきん)とは
 冶金とは、原材料となる鉱石などから有用な金属を抽出・精錬し、実用に耐える金属材料を製造することである。
 冶金の方法は大別して乾式冶金・湿式冶金・電解冶金がある。
ナニワにおいては最も多く産出する鉄鉱石を主として精錬する乾式冶金の設備が備わっていた。
これは建国当時に各種施設の建設ラッシュに合わせて活躍したものであるが、ひとまずの役割を終えて放置されていたところへ新鉱脈の発見の報を受け、貴重な金属を抽出するための湿式冶金、アルミニウムを抽出するための電解冶金という新たな施設が加わり再度操業を開始した。

 改修・新設された冶金工場においては先頃発見され大きな話題を呼んだ藩国地下の新鉱脈から採掘された鉱石はもちろん、地上にある産業廃棄物処場から供出される金属性廃棄物からの精錬も手掛けることとなった。
 当工場は折しも共和国全土が未曾有の資源難に喘ぐ今において、国際的な需要確保はもちろん、内戦以来衰退していたナニワの国内産業復興への大きなステップであり、国運を賭けたプロジェクトとして一躍耳目を集めることとなったのである。

冶金施設の構成
 前述の通り、冶金工場はナニワアームズ商藩国建国の折に活躍した溶鉱炉を基礎として施設を改修・新設することで操業している。
 無論のこと冶金施設だけでは資源の生産は成り立たない。以下に鉱山を含む周辺施設を簡単にご紹介しよう。

○鉱脈
 御存知の通りナニワは地下の大空洞を利用・拡張して成立した藩国である。その開発の過程においては有用な鉱脈に行き当たることもあったようだが、その資源も藩国施設の建造の過程で掘り尽くされたはずであった。
しかし細々と埋蔵資源調査を続けていた努力と、レアメタルを有効に抽出できる技術の開発により古い鉱脈や埋蔵量の少ない鉱脈も新たな資源として認知されたのである。

○鉱物搬出路
 鉱脈から採掘された鉄鉱を始めとする鉱石は専用鉄道により冶金工場へと搬入される。同時に地上とは金属製廃棄物の搬入と精製された金属資源の搬出が交互に行われている。
 ちなみに機関車は全て電動であり、排気の制限が厳密に行われる地下環境に見合った鉄道利用の実績を誇る当国ならではと言える。

○冶金工場
 自国による金属資源供給の柱である重要施設である。
 その由来は前述の通り藩国成立の往古まで遡ることが出来る。これに最新の技術が投入された各種設備を新設し、産廃施設などの新規施設とも連携を図るなど、少ない資源を最大限利用しようとする数々の試みが為されている。

○鉱山町
 上記の各種施設で働く人々に便宜を図るための店舗や宿舎が小さな町の様相を呈しているエリアである。
 一時的な住居として藩国政府から提供されたゲルを流用した構えが多く、大衆食堂や簡易入浴施設、宿屋、精密機械整備場(サイボーグ向け)などが立ち並ぶ。
 鉱脈の開発に伴い雇用や商機の掘り起こしを担っており、現在藩国内で最も活気がある。


高炉見学ツアー
「はいは〜い、みなさんこちらですよ〜。工場の中は危険なこともありますのでヘルメットはしっかり着けて下さいね〜」
 NASRAと書かれた小旗を手にヘルメットを着けたガイドが高炉見学ツアーご一行様を工場内へと案内する。
 NASRAとは本来ナニワの保有する自然観光資源の保全とアピールを旨とする組織だが、操業を開始した冶金工場への興味の高まりから見学希望が殺到し、嬉しい悲鳴を上げる工場からの要請に応えてのこのツアーである。
 もちろんただ案内するに留まらず、工場で働きたいと希望する国民へのガイダンスも兼ねているのだ。
「工場内ではこの黄色いテープで区切られた通路に沿って歩いて下さいね〜。
あ、お仕事ご苦労様で〜す」
おう、おねーちゃんもな、と答えたサイボーグ工員ががははと笑いながらフォークリフトに満載されたコークスを運んでいく。
「丁度良いのであのフォークリフトの後についていきましょう〜。
それでは製鉄に関して簡単に説明します。
工場に運び込まれた鉄の材料、鉱山で採掘された鉄鉱石や、産業廃棄物処理場から出た金属製廃棄物はあちらのベルトコンベアを通して溶鉱炉へ送られます」
歩きながらガイドがはい、と示した先ではコンベアに乗せられた鉄材とコークスが溶鉱炉の頂点へ向けて運ばれていく。
「あの溶鉱炉、とっくりみたいですよね〜。トックリにソックリ、なんちゃって〜♪
それじゃもうちょっと近寄りますよ〜。暑くなってきますからご注意くださ〜い」
溶鉱炉の熱も冷めるような駄洒落をとばしながらツアーを進行するガイド。ちなみに彼女自身は涼しそうなナニワの民族衣装だ。
「はい、ベルトコンベアで運ばれた材料が溶鉱炉のてっぺんから落ちていきますね〜。下へと落ちる過程で材料を溶かして精錬するので高炉というんです。
ちなみに燃料は石油の他に産業廃棄物から作られた廃プラスチック燃料も使われてます。環境に優しいんですね〜」
ガイドを先頭に一行は高炉へと近付いていく。ガイドが言っていたように、近付くにつれて熱気が押し寄せてくる。
同時に工場を満たしているごうごうという音も大きくなる。それは高炉の下方、燃焼室で生み出された熱風が高炉内に送られる音らしい。
見れば燃焼室にざらざらと燃料を投入している工員の姿も見える。
「それでは見学ツアーも最後、溶けた銑鉄(せんてつ)が出てきますよ〜。とっくりの底の方、細長い口みたいな所を見てて下さいね〜」
 待つこと暫し、一行の視線の先で出銑口と呼ばれる細長く伸びた口から赤く溶けた鉄が流れ出す。
 それは下で待ち受けスピードカーという専用運搬具に乗せられ、次の工程へと移動していく。
「すごいですね〜。あの赤くて熱そうな鉄、見ましたか〜?
まるでマグマみたいですよね。見たことありませんけど〜。
あの出来たての銑鉄は炭素含有率の関係で硬くて脆い状態なので、これから転炉という設備で燐、硫黄、珪素といった不純物を取り除いて粘り強い鉄に生まれ変わるんです!エキサイティングですよね!」
なぜか興奮気味に小旗をぶんぶん振ってスピードカーを見送るガイド。
「おつかれさまでした〜。これにて見学ツアーは終了です。
冷たい飲み物がご用意してありますので管理棟の方へどうぞ〜。
工場に就職をご希望のみなさんもそちらで面談を受け付けております。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、本日ガイドを務めましたのは、ダーリアでしたっ!
ごきげんよう〜」
 最後に小旗をぱたぱた振って三々五々管理棟へ移動していくツアー参加者を見送ったガイドは、大きく深呼吸してどこか愛おしそうな視線を冶金工場に投げかけた。
 荒廃の続くナニワに生まれた再生と希望の炎。
 それはいまガイドの視線の先でしっかりと燃え盛っている。


[No.242] 【製鉄】赤いのですー 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/02/10(Tue) 00:11:14
【製鉄】赤いのですー (画像サイズ: 600×425 68kB)

こちらにも上げておきますー。
製鉄した後ベルトコンベアで運んでるとこです。


[No.260] 【精錬金属1】 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/02/14(Sat) 23:11:23
【精錬金属1】 (画像サイズ: 250×250 16kB)

アルミチップです。 使えましたら。

(もう少し大きい版、切抜き版もあります)


[No.261] 【精錬金属2】 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/02/14(Sat) 23:14:39
【精錬金属2】 (画像サイズ: 250×250 23kB)

銅塊・・のつもりです。 (けしてチョコケーキではないハズ・・・・・大汗)

同じく、大きい版 切り抜き版ありますー


[No.270] 【食堂】差し替え 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/02/16(Mon) 01:30:50
【食堂】差し替え (画像サイズ: 500×416 48kB)

明るい職場 食堂編。(・・なつもり)

・・・・こんなんですみません orz
(もうちょっと大きいの、小さめのあります)

工場作業員さん、工員さんの明るい職場な感じは ちょっと難航してます・・・・
(薬物使用とか思われないようなシュチュエーションとか アイデアなどありましたら、どうかお願い致しますー)

02/17 23:00 画像差し替えました。(湯気追加)


[No.243] 環境対策系 投稿者:久遠寺 那由他  投稿日:2009/02/10(Tue) 01:14:43

♯例によって深夜以降でないと居りませんので細部の変更・削除・提出はお任せします。

ナニワタイムズ号外
特集 国内産業振興のホープ、金属資源問題に迫る


近年何かと騒がしいニューワールドだが、ターン13も押し迫ったこの頃ナニワ国内を湧かせているニュースがある。
そう、読者の皆様も御存知の新たな鉱脈発見と冶金工場の操業開始だ。国内経済・産業の牽引役として大きな期待を寄せられる一方でその運営や環境への配慮などが心配されてもいる。
本誌では様々に注目を集める資源産業の実体について、経済・環境・労働という三つの側面から追ってみた。


経済面
セプテントリオン対策:
鉱山・冶金工場の運営及び産出される資源の運用については国営・国内企業が優先して行う。これは必ずしも国外企業の締め出しを目的とした措置ではなく、国内産業の振興と技術の継承を企図した一時的措置である。

国内消費を優先:
鉱山から冶金工場を経て精製された地金は用途別に整形された上で国内工場へ優先的に供給される。


解説
制定された内容から見るに、一種のブロック経済とも取れるが、実体として国内消費を上回るだけの産出は見込めないという見解が先行しており、むしろ製品を輸出することによる関係国との協調路線を示していると言えよう。


環境面
水質汚染:
原因⇒鉱山及び冶金工場からの排水・廃液に含まれる金属成分。
対策⇒湿式冶金施設にて回収し、金属成分を抽出。施設で用いられる溶液は成分調整、増液して使い回し、最終廃棄時にはpHなどの成分調整後に下水処理する。

大気汚染:
原因⇒煤煙によって拡散する燃焼ガス(CO2やNOCS等)や金属粒子。
対策⇒冶金工場内においては必ずフィルタ付き換気口(運用実績のある産廃処理場仕様)を介して地上へと排気される。
排気ダクトはシャフトを伝って地上へ伸びており、一般に接触することの無いよう配慮されている。またこの間に放熱して地下施設内を暖め、地上環境に負担のかからないように配慮されている。

暴露汚染:
原因⇒低純度鉱石及び抽出後鉱石から流出する鉱毒
対策⇒化学冶金施設では低純度鉱石であっても使用可能。
抽出後鉱石は放置すると公害の原因となるため、同様に科学冶金で用いられる。やむなく廃棄する場合は採掘済みの廃坑へコンクリートなどに混入の上封印処理とする。
その上で鉱山より流出する地下水については生物資源を用いた吸着材や沈殿法による無毒化の上で下流へと流される。

安全管理責任者の配置:
以上の各環境対策について、厳密に運用されているかを点検・監視する責任者を置く。
何らかの異常が認められた際には関連部署への報告、連絡を速やかに行い、問題箇所の点検を実施して異常の改善が見られるまで原則作業を停止する権限を持つ。

公害を拡散させない取り組み:
鉱山及び冶金工場の労働者については作業服を支給し、一日の作業が終了した時点で工場内の専用洗濯場へ回収される。作業服に付着した金属粉末などを暴露・飛散させない工夫であり、洗濯場からの排水も工場内排水と同様に無毒化の上で下水処理される。
また工場施設内に公衆浴場を設置し希望者は就業時間外でも入浴が可能である。


解説:
産業廃棄物処理場の設置、国内自然観光資源がクローズアップされている昨今なだけに、環境に対する配慮は最優先で取り組まれている。
特に水質汚染と大気汚染に関しては国民全体に生々しい体験があるだけに細心の注意が払われていると言っていいだろう。
ユニークな取り組みとしては作業者への作業服支給と専用ランドリー、公衆浴場の設置だろうか。
言及されているとおり公害への配慮はもちろんだが作業員の心身両面のケアも兼ねての対策であろう。

労働面
健康対策:
作業に際してはマスク、ヘルメット、手袋、イヤーマフなど所定の安全器具を必ず着用し、労働災害及び健康被害に十分注意する。
鉱山及び冶金工場の作業者は真っ先に健康被害を受ける可能性があり、定期検診や作業前の朝礼時などに健康状態のチェックを欠かさず行う。健康被害が認められた場合は速やかに適切な治療あるいは調整(サイボーグ労働者)を受けられるよう支援する。

5Sで安全第一
整理 使用工具、安全器具は所定の位置へ。壊れていたり、摩耗した場合は新しい物に交換すること。
整頓 不要物を作業場に放置しない。廃棄する物は定められたとおりに分別廃棄。
清掃 作業環境を清潔に保つことで異常を速やかに発見しよう。
清潔 暴露汚染を無くそう。制服はもちろん、身体も清潔に保って健康に。
習慣化 安全第一をモットーに作業者はお互いに職務規程の遵守を徹底すること。職務規程の確認を習慣化しよう。

ほうれんそうで明るい職場作り
報告 異常や解らないことがあったら上長に報告。
連絡 作業の進捗や関係部署への連絡をこまめに。
相談 困ったこと、職務上の問題はすぐに同僚や上長に相談。


解説:
下の2項は実際に鉱山及び冶金施設に掲示されている物を拝借した。
懲役刑の受刑者も就労することから、過度に過酷かつ危険なイメージのある両施設ではあるが、実際は服務・安全規程が厳密に制定されており、女性の労働者も歓迎されているとのことである。
詳しい労働基準の内容については政府発表を参照していただきたい。

総評:
総じてこれまでの一次産業に対するイメージとは違い、近代化され環境に配慮した施設であると言える。本紙記者の取材時においては政府軍および警察関係者の協力も得られ、心配された地底怪獣の襲撃や治安の悪化なども見られなかったと言うことである。
確かに地下下層での就労であり、重労働ではあるのだが作業者は一様に活気に満ちているように見受けられた。
国内産業振興のホープとしてこれからの施設運営に注目していきたい。


[No.259] 要点つぶし用設定文 投稿者:サターン  投稿日:2009/02/13(Fri) 20:21:27

#書いては消し書いては消しでほとんど進んでません。死ねばいいのに。

#とりあえず、できたところまで落としてみます。
#修正案、歓迎。

 内戦から続く政府への不信、地下への不安感もあって、国家プロジェクトとして打ち出された鉱石採掘地の拡大、冶金工場の操業開始は国民たちに「公害で国を汚染しながら、奴隷のように働かされるのではないか」という不安の声で受け止められた。
 これを受けて藩国政府は、誤解を払拭するべく、労働環境の説明会を行い、また国家プロジェクトを免罪符に不当な雇用環境で働かせる者が現れないよう、労働基準法を制定して対応した。

 まず、奴隷のように働かされるのでは、という不安があることから、もっとも基本となる本プロジェクトの目的の説明から行われた。
産業の復興という目標が前面に出ているが、このプロジェクトの第一義は国民生活の安定であり、その手段としての雇用口確保、国の基幹となる産業の復興であった。
そのため、噂されているような奴隷のような扱いは行わない・行わせないことがまず保障された。
 働いただけの給金は当然、支払われるし、休憩時間・休暇ももちろんある。
鉱山・工場という事故と隣り合わせの環境であれば、危険手当・労災補償といった制度も、整えられている。
労働者向けの健康診断も、国の監督のもと、雇用主に義務付ける。

 これらの宣言と保障を行い、国民の冶金工場への労働条件の不安の解消が図られた。


[No.262] 要点つぶしとは少々違うのですが 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/02/14(Sat) 23:38:50

資料っぽいものを探してみました。
http://www.city.myoko.niigata.jp/guide_gyosei/reiki/reiki_int/reiki_honbun/ar10705121.html

http://72.14.235.132/search?q=cache:kGNkXCFP2ToJ:www.city.tomakomai.hokkaido.jp/kankyo-hozen/taiki/kyoutei/date.pdf+%E9%89%B1%E7%89%A9%E3%80%80%E5%85%AC%E5%AE%B3%E9%98%B2%E6%AD%A2&hl=ja&ct=clnk&cd=109&gl=jp


あと、薬物問題ですが NWCでの質疑を見て、
依存性のある薬物を与えて、(禁断症状など出てきたら)薬物を報酬に無理に働かせる、とか云う方法を封じておいたほうが良いのではないかなあ、と云う気がします。

鍋の国さんへ、医療や衛生について、また女性の雇用や労働法について、・・などを勉強しに行き、
  ↓
美味しい「お鍋」と云う料理を教わって、ナニワに持ち帰り食堂で出したら大人気。
  ↓
中毒と称されるほどのリピーターが・・・

・・とか云うお話とかでは無理でしょうか(汗)。
(リアルでも鉱山とか坑道とかある町では、 ○○鍋と云う名物があるところが多いようですのでー)
(安価でたくさん食べられて、調理も複雑でなく、後片付けも少なくてすむ、・・ので 大人数で多少狭いところでも大丈夫なのだろうと思います)

駄案ですみませんが(汗)、いちおう案まで。


[No.271] 設定案&SS 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2009/02/16(Mon) 23:11:21

冶金工場そのものについては那由他さんが書いた設定があるので、
http://arktos.noor.jp/naniwa/wforum.cgi?no=241&reno=234&oya=5&mode=msgview
これに環境対策用の設備(環境対策系の記事は鉱脈の発見で提出済みなのでそれらを反映したようなやつ)を追記するのと、
それとは別に冶金工場の運営体制や勤務体制、企業としての環境への取り組みの姿勢等の組織面について焦点を当てて言及するのはどうですかね?

後、ウィキペディアでこういうのもありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E4%BB%A3%E5%8B%A4%E5%8B%99
(溶鉱炉とかの大型機械は24時間操業がよくあるらしいので深夜の勤務体制は詰めておくといいかも。)

深夜は工場の生産のペースを落として少人数で稼働できるようにしておいて、
月に2,3回は深夜勤務が回ってくるようにして、深夜勤務の後はまる1日休暇とするとか。


それとちょっとSSを考えてみました。
使えそうな部分があったら使って下さい。
(後半はややグダグダですが・・)

/*/−−−−−−−−−−−−−−−−−以下、SSです。


噂の冶金工場


ショッピングモール”ちかにかもーる”にて

モール内をぶらぶら並んで歩く若者3人組。
「なあなあ知ってるか。新しく鉱脈が発見されたらしいぜ。」
「知っている知っている。それに合わせて冶金工場も建設されるらしいな。」
「ああ、冶金工場っていうと、あの鬼のような形相をした監視員が鞭を持って『モット資源ヲツクルノダー』って労働者を奴隷のように働かせて、公害も垂れ流しのあの地獄のような施設だな。」
(想像する3人組)
「違うだろ!!」「なんでだよ!!」両サイドから素早いナイスツッコミ。
両方からの突っ込みが見事に鼻先へヒットして引っくり返る真ん中の若者。
「あやまれ、各国の冶金工場の人に謝れ。」「どこの世界にそんなやつがいるんだよ!働き手が潰れるだろうが!」

「あいてて、冗談だって。何も両方から同時に突っ込まんでも。」
あいたたと赤くなった鼻を摩りながら身を起こし、口を尖らせながらぼやく真ん中の若者。

「わりいわりい、ボケには反射的に突っ込んじまったよ。」
「いやー、ボケを見ると突っ込まずにはいられないのがナニワっこの習性ってやつだろ。」

「まあ分からんでも無いが(汗。まあさっきの誇張表現だけど、公害問題とか労働環境とかを心配する人は結構いるよな。」

「実際の所、冶金工場ってどんな感じになるんだろうな?」
「うーーん。どんなんだろうな。親父たちは大昔にやっていた事もあるらしいけど。」
「お、噂をすればなんとやらだ。あそこにポスターとパンフレットが置いてあるぜ?」と掲示板付近に貼られているポスターを指差す。
「お、なになに。ふーむ。なるほど。」(※詳しくは鉱脈の発見の下方にあるナニワタイムズ号外を参照)
「これは確かに悪くなさそうだが・・。」
「どう思うこれ?」
「うーん、話半分ってところじゃねえ?」
「暫く様子を見れば嘘か本当か分かるんじゃないか?」
「だよな。あ、俺お袋に買い物を頼まれてたんだ。じゃあこれで。」
「お、もうこんな時間かあ。じゃあまた来週でも」
「おう、またなあー。」
分かれて去っていく若者達。

翌日の朝、冶金工場前。
今日も爽やかな風が頬撫でる。

「・・・で。」

「「「なんでお前達が居るんだよ!!」」」パンフ片手にお互いを突っ込む3人組。

「お前、様子見っていってたじゃねえか。」「いや、最近お袋が仕事を見つけろって五月蠅くてさあ。」
「お前も話半分って言ってただろ。」「良く考えたら話半分でもおいしいし、嘘八百ならボイコットしてトンズラすればいいかなあと。」
「そういうお前はどうなんだよ?」「事務方の仕事ならどこも一緒かなあって思ってさあ。」

・・・なんのかんの言いつつ、ナニワ国民も随分逞しくなったものである。

「ま、まああれだ。百聞は一見にしかずってことわざもあるしさ。」
「それだ。そうだよな。まずは自分の目で見ないと。」
「うん、いい事言った。じゃあ、行くとしようぜ。」
気を取り直して冶金工場へと向かう3人組。


昼過ぎ、冶金工場内の社員食堂にて

「よう、3人とも無事で何より。」
「だな。」
「腹減ったし、まずは飯にしようぜ。」
「何々、日替わり定食Aセット、Bセットに・・鍋?」
3人組が首を傾げていると
「いらっしゃい。それはうちの食堂イチオシの鍋セットだよ。何と鍋の国特製の鍋料理が手軽な値段で味わえるんだ。」
と自信満々の食堂のおばちゃん。
「へー、あの鍋の国の鍋料理か。旨そうだな。おばちゃん、一つ頂戴。」
「あ、俺も俺も。」「俺にも1つよろしく。」
「はいよー。鍋セット3人前ね。まいどありー。」

食卓について鍋セットを前に頂きますと手を合わせる3人。
「おお、結構具だくさんだな。ん、よく味が染みてる。」
「はふはふ。うん、いけるいける。」
「ちょっと熱いけど、スタミナつきそうだな。」
氷が浮かんだお冷を片手に舌鼓を打つ。

「ほふ。そう言えばお前は確か鉱山の採掘部門だったよな。どうだった?」
「うん、流石に結構重労働だけど、その辺は建築とか土木工事とかと一緒だな。」
「粉塵対策とかでマスクとかの装備一式も貸与されるんでちょっと暑苦しい以外は結構大丈夫そうだ。」
「あ、そうそう。後、俺達みたいにハードワークな部署は複数チームでのローテーション制らしいぞ。」
「明日はそれで俺のチームはお休みなんだって。」
「ふーん。(もぐもぐ)そうなのか。そう言えば俺は工場内勤務だったんだけどよ。思ったより肉体労働の比率は少なめだったな。」
「あれ?そうなのか?意外だな。」
「大体焼けた鉄とかの運搬や加工はベルトコンベアや機械とかで自動的に運搬されたりしててな、どちらかというとそういう機械操作が多めの職場だな。」
「後、安全規則とか色々覚えたりで手先の器用さとか飲み込みの早いやつ向きな印象。あ、フォークリフトとかでの重量物の運搬とかあったからそういうの得意な奴も重宝されていたな。」
「事務の方はどうだった?」
「うん、事務の方は管理する従業員の数が少し多い以外は普通の事務職と一緒だな。この辺はどこも一緒だな。まだ始まったばっかりで結構忙しけど。」
「なるほどなあ。どこもボチボチってところかあ。」ごちそうさまと箸をおく。
「だな。」同じく箸をおく。
「まあもう一頑張りだな。おばちゃん、お替りお願いね。」空の鍋を掲げる
「「お前良く食うな!」」
「へへへー。気にすんな。」

夕暮れ時の工場からの帰り道

「結局、どうだった?」
「うーん、俺は継続で様子見だな。」
「俺も俺も。」
「なら今度、初任給入ったらどっか飲みに行こうぜ。」
「お、いいね。」
「じゃあ、まずは給与日目指して頑張ろうぜ!」
「「おー!!」」

こうしてナニワアームズの夜は今日も更けていくのであった。


〜舞台裏〜

時は遡ること、鉱脈の発見の直後。毎度お馴染み?ナニワアームズ政庁の休憩所の一角。
鉱脈の発見に喜ぶナニワ政府一同。
「ただいまー。何とか間に合ってよかったねえ。さてと紅茶で一服っと。」アールグレイはこの香りがなんともいいんだよねえ。とへそくりで購入していた私物の紅茶を口に含む蘭堂。
とそこにパタパタと慌てて部屋に駆け込む守上摂政。
「大変大変。麻薬がニューワールドに流行る可能性があるんだって。うちも早急に対策を講じないと。例えばもう直ぐ建造予定の冶金工場とか。」

ブーッ!!と口に含んでいた紅茶を吹く蘭堂。盛大に紅茶を浴びるイズナ。
「マ、マジでカ?」
「おい、ランドー。キャラが変わっているぞ。後、紅茶を飛ばすな。」紅茶を拭き取りつつ突っ込むイズナ。
「・・・あー、ゴホン。失礼。でもですね、うちの冶金工場はそもそも安定した雇用対策としっかりとした産業を生み出す事が主眼なんですよ。」
「それなのに麻薬なんてばら撒いたら本末転倒じゃないですか。麻薬が国を退廃させるなんて歴史に疎い俺でも知ってますよ。どーするんですか、サターンさん!」
段々話しているうちにヒートアップしてサターン藩王を両肩をがっしりと掴んでガクンガクン前後に揺すりはじめる。完全に眼が@@である。
「ある程度大変な職場になりそうなんで環境や労働環境の対策をうさぎさんや那由他さんに頼んでいるんで麻薬でどうこうする必要はないはずなんだけどどどどど(思いっきり揺らされる)」
ドリルチョップ!
「まあ良いから落ち着けな?労働条件だって社則でこの通りあるから。」玩具のドリルと社則を纏めた書類を片手に諌めるサターン藩王。
「うう、ドリルは玩具でも先端は痛いですよ?(タンコブを摩りながら)まあでも打てる手はなるべく打っておきたいですよね。」
「そりゃまあ確かに。」
「じゃあ鍋の国のお鍋が社員食堂で食べられるとかはどうだ?美味しくて栄養満点らしい。」と乃亜
「ああ、いいですね。俺もいつかは食べてみたい。藩王どうです?」
「ん。鍋の国の藩王のミサさんに許可を今貰ったところ。」ホットラインの受話器を置くサターン藩王。
「おおー、それは良かった。じゃあ早速段取りとかの作業だな。」と乃亜
/*/
ここでプロジェクト×(ぺけ)1話分に当たる
ストーリーが繰り広げられるが本筋から脱線しまくるので割愛。
代わりに鍋の国のミサ藩王と国民達の尽力により、冶金工場の食堂のメニューに鍋セットが加わる事になったとのみ、記したいと思う。
#鍋の国の皆さん、どうもありがとうございます。

/*/
「さて、後は冶金工場や鉱山周りでの仕事は俺達が思っていた以上に過酷かも知れないんで、ローテーションとかどうですかね?」
「ローテーション?病院の看護師さんのような感じのものですか?」
「そうそう。普通は24時間業務とかが必要な処なんかで良く使われている方法ですが。」
「例えば適正従業員数の2倍の従業員を雇ってAチームとBチームに分けて、月水金はAチーム、火木土はBチームという感じで交代やるんですよ。」
「なるほど一人当たりの負荷を減らして、ハードスケジュールな部署にも休暇を出しやすくするという訳ですね。」
「幸い、就職したい人は結構いるでしょうし、労働環境さえ整えれば行けるかと。」
「でもそうすると人件費が増えそうだけど。」と守上摂政
「まあそれはある程度仕方がないかと。基本的には労働の負荷が高いところにだけ採用するという事で。」
「もしこちら予想よりも厳しい環境で追加予算が必要になってもうちは観光地による収益がそこそこあるので、それで何とか。」

「うーん、じゃあそれでいってみますか。」とサターン藩王。

「あ、後ですね、溶鉱炉等の大型装置・機械を用いる場合は24時間操業になりやすいらしいのでその辺の勤務体制も詰めた方が・・」
「環境対策も」
etc,etc

「つ、詰め込み過ぎだ、整理しろ整理!」

こうしてナニワアームズ政庁の夜は更けていく。


[No.279] お疲れ様ですー。 投稿者:守上藤丸  投稿日:2009/02/19(Thu) 01:55:03

設定文有難うございます。

溶鉱炉がある関係で、24時間勤務のシフト制は考えてました。
もしくは、完全夜勤の人・・・警備とか見回りをしてくれる人を別に雇うかですね。

サービス残業とか勝手に発生されてもなんだかなぁになるので、21時で溶鉱炉と照明、冷暖房などの生活用電気をのぞいて、工場の電源落としちゃうとか。


> 「大変大変。麻薬がニューワールドに流行る可能性があるんだって。うちも早急に対策を講じないと。例えばもう直ぐ建造予定の冶金工場とか。」
可能性どころじゃないので、ちょっとここら辺は表現が違うかもです。
もっと良い言い回しがないか少し考えますねー。


[No.281] Re: お疲れ様ですー。 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2009/02/19(Thu) 23:35:39

うーむ。
最近の色々な質疑を見ていて感じたんだけど、どうも麻薬関連の俺の認識がかなり甘かったみたいです。
すみませんが、SSの方はもし使用する場合は舞台裏をバッサリカットするか、麻薬に関して言及している部分は全部削除でお願いします。
#今、麻薬の事を直接言及するのは物凄く不安になってきました。(上手く言えないんですが、こう実状とのズレが発生しそうといいますか。)