色々思い付いた設定文を書いてみました。
脅威!!家畜怪獣タオシム(集客競争的な意味で)
らーっしゃい、いらっしゃい。さあさあ見ていっておくれよ。
元気の良い呼び込みの声が辺りに響き渡る。
まずはこれ、家畜怪獣タオシムの革をなめして作ったバッグ。
抜群の滑らかな手触り感と砂漠という過酷な条件下にも耐える耐久性が売りの一品だよ。
お、おねえさん、興味をもったね。遠慮せずに手に取って確かめてみよ。
お次はタオシムの乳から作成したバターとチーズだ。これもお勧め!
温度や湿度管理が行いやすい地下で製造した為、品質の安定した出来が自慢なんだ。
タオシム乳は栄養満点だけでなく、風味も豊かでバターは肉料理で使えばぐっとお肉の味を引き立てるよ。
特にタキシム肉との相性は抜群なんだから。
あ、おにいちゃん、疑ってるね。バターを馬鹿にしちゃあいけないよ。これの良し悪しが仕上がりを大きく左右するんだから。
まあ論より証拠。今からこのバターでタキシム肉のソテーを作るから食べていってよ。
良く熱したフライパンの上にバターを落とす。じゅーっという音と共に広がる甘いバターの芳香。
そこに手早くタキシム肉を炒めた後、溶けたバターを絡めた所で塩コショウを一つまみパラリとかける。
へい、おまち!ほっぺたが落ちないように注意しなよ(笑)
(500文字)
→屋台の設定文向けかも。
ドリルアイスの新作
タオシムミルクをたっぷり使用して作成した甘いソフトクリームの上に酸味の効いたヨーグルトソースを掛けた一品です。
甘さと酸味がお互いを引き立て合う絶妙なハーモニーをお楽しみ下さい。
(88文字)
家畜怪獣タオシムの設定文
家畜怪獣タオシムはナニワアームズ商藩国の畜産業で最もポピュラーな怪獣です。
少々強面ですが、気性はどこか牛やカバを連想させる穏やかさで、日当たりの良い場所でうたた寝をしている様子を良く見る事が出来ます。
そのまん丸で大きな巨体は肉食の怪獣の爪や牙から身を守る為に頑丈な外殻に覆われています。
生態は牛や豚に近い草食性であり、集団で群れて行動する習性があり、牧畜に向いていると言えます。
多産であり、栄養価の高い母乳で子供を育てます。
その肉は食用に適しており、また頑丈な外殻は建築材に、滑らかな手触りの革はなめしてバッグやベルト、財布等の高級品素材に活用されています。
ナニワでの酪農が開始された当初は酪農家は家族単位の小規模なもので品種改良を伴わない地下での飼育に適した牧場の確保・運営が難しく、極少数の飼育に留まっていました。
郊外ファームタイプの遊園地の開園に伴い、酪農家を志す者が増えると複数の酪農家が共同で運営する事で十分な規模の牧場の確保が可能になりました。
共同運用により結果として酪農家同士の交流が進み、酪農における様々な技術や情報の交換・蓄積を促進し、ナニワにおける酪農技術の発達に大いに貢献しました。
(492文字)
騎乗怪獣スタコラターの設定文
全長2m前後で2足歩行の騎乗用の怪獣です。
性格は大人しく、感性が豊かでかつ臆病または警戒心が強く、非常に聡明な草食怪獣です。
スタコラターは危険には特に敏感で、驚異が迫った時の見事な逃げ足の速さからその名が命名されました。
幼い頃から人の手で丁寧に育てる事で人間に慣れさせれば旅の良き相棒となってくれる事請け合いの騎乗怪獣です。
ナニワの畜産業が誇る代表的な家畜その2です。
(184文字)