先週引き受けていた化学繊維についての政策の草案です。
ただ政策に対する国民の反応が気になります。
産業育成よりも食糧危機などの差し迫った問題がある為（現状にそぐわない政策を何故？という反応）なのか、そもそも別の要因（法官関連とか？）で信頼が失われているのか。
現状では長期的な政策だけ出しても駄目そうな感じですねえ。
閑話休題。何か気になる点などがあったらレスをお願いします。
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中長期的展望による化学繊維工業の育成
○施策概要
政府は将来の展望として中長期的なスパンでの化学繊維工業の育成を行い、藩国の主要産業を多様化して地下資源に依存した産業構造から脱却を目指します。
○なぜそれを行うのか？
経済の基盤となる産業が現状は地下資源由来の産業に依存しています。
一つの事象に依存した産業構造は言わば致命傷になりかねない弱点を持つ事に繋がると考えています。
例えば地下資源の採掘が行えないトラブルに見舞われた場合に国の経済がマヒする事になりかねません。
また地下資源は本来有限であり、その埋蔵量には限度があるはずで将来的には頭打ちになる可能性が高いと予測できます。
さらにこれまでの状況を振り返る限りでは地下資源の採掘、特に金属資源の採掘は例え労働条件の見直しや環境対策を行っても労働者への負荷や周辺環境への負荷が極めて多いと言えます。
その為、鉱業以外の産業を増やす事で緩やかに（スムーズに）鉱業が占める割合を減らし、国民や環境への負荷が強い地下資源に過度に頼る事の無い状態に移行させていきたいと考えています。
○どうやって実現するのか？
最終的には地下資源に依存し過ぎない産業構造にする事が目的ですが、当然ながら一足飛びに主要産業を移行出来るとは考えていません。
その為、中長期的なスパンで新規産業育成と移行を行っていきたいと考えています。
新規産業として化学繊維を挙げたのは主に以下の理由からです。
・ナニワアームズは燃料を産出している為、これを原料とした生産物の製造が行いやすい。
・ナニワアームズは元々衣服については僅かなりとも力を入れていた事があり、下地があると考えます。
（例：ナニワ人エキゾチック変身セット，ナニワの下着事情あれこれ，ＦＯの野戦服，ジャバミーズのパイロット用耐Ｇスーツ，ブティックであるThe distortion moon 等）
・需要に合わせて燃料と化学繊維という２つの用途で販売できる事で状況変化に対する柔軟性を持たせられる。
・ベビーラッシュによる人口増加により、衣食住の需要が高まる可能性が高く、衣服やその材料である繊維を製造し、供給する事で助けとしたい。
・新素材の開発で有用な衣服の素材となる化学繊維の開発を目指す事で付加価値を作り、他藩国との競争力を身につける。
・化学繊維→衣服→ファッションデザインというように段階的に発展させる事で様々な才能を活かしやすい環境を生みつつ、段階的に地下資源に依存しにくい産業へと移行させやすい。
・現状は帝國の土場藩国の軽工業以外は同様の業種を国家規模で行っている所が見当たらない。
これらを踏まえ、短期的には衣服の材料となる化学繊維の製造を行い、そこで実績や技術を蓄積し、将来的には衣服の製造やファッションデザインへと移行させていく予定です。
○懸念事項
これらの施策を実現する上でどうしても必要となるのが優秀な人材となります。
しかし現状は夢の剣事件による大量の死傷者が出た事により、ナニワアームズ商藩国は深刻な人手不足となっています。
そこで今回、人手不足の解消の為に移民政策を行い、もう一度国の復興に力を入れたいと考えています。
上記に挙げた施策にやりがいや魅力、将来性を感じられた方は是非とも協力をお願いします。