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ナニワ作戦会議BBS
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  [No.1549] 設定文の決定稿 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2010/09/23(Thu) 00:13:03

良く考えてみたら、ずっと草稿のままだった(汗。
特に問題が無ければ下記の設定文を決定稿でお願いします。
SSについては良いアイデアが思い付かないので、もし必要なら誰か他の人にお願いします。
#現在、ロードランナーの設定文やSSのアイデアがまとまらずに絶賛苦戦中です(笑)

/*/−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ここから以降は設定文

○そもそもの始まり
 燃料は豊富な地下資源を商いに利用するナニワアームズ商藩国の民にとっては「主力商品」の意味を持つ。
石油燃料や石油そのものはもとより、石油から作られる石油製品や燃料で動く戦力そのものも商品の一つである。
そして藩国自体もその生活の場のほとんどが地下にある為、当時の産出量に比して国内消費が占める割合が多く、
新たな燃料確保は藩国をやっていくための生命線とも言えた。

 シーズン1の当時、根源種族との戦いにより市場における燃料の需要増加と部隊出撃の為の燃料不足が深刻化しつつある事を背景に、
燃料の安定供給を目的として燃料生産地の生産拡大が急務として実施された。
 そしてシーズン2に入ってはや数年の月日が流れ、機械式の燃料精錬所も完成して燃料の安定供給が行われていた。
しかし昨今のI=D等の高性能化に伴う燃料消費の増加によって、ここにきて再び燃料の需要は高まりを見せ、藩国の首脳陣は対応に奔走する事となった。
こうして再び(燃料精錬所も含めると3度)ナニワアームズ商藩国における燃料生産の取り組みが始まったのである。

○燃料生産地開発の変遷
 このように古くからナニワの主要な産業の1つとして燃料生産は藩国と共に長い歴史を重ねる事となり、
”必要は発明の母”とも言うようにナニワの燃料産出の技術はその時代毎の要求と共に発展を続けている。
その最たるものが燃料精製の手法であり、ここではその変遷を紹介しよう。
 
・シーズン1
 燃料生産地の開発は建国初期より最優先で行われてきた。
 幸い地下資源の宝庫であった地下空洞には石炭・石油が産出されることも発見されており、
燃料生産の手法として「燃料精製怪獣」と呼ばれる地底怪獣の習性を活用したナニワ特有かつどこか牧歌的な手法が用いられていた。
その習性とは精製前の石油を食料として食べ、排泄物として重油・軽油・灯油・ジェット燃料・ガソリン・石油ガスなどを作り出して体外に排出するというものである。
この燃料精製怪獣の体内は上部が最低30度、下部に至っては350度以上の高温に保たれており、蒸留分離をする仕組みがあると考えられている。
体内で生成された各種燃料は複数の経路で体外に別々に排出され、これを回収して燃料として利用していたのである。

・シーズン2
 時代は流れ、シーズン2になって暫くすると燃料精製怪獣達を活用した牧歌的な燃料精製では燃料生産が追いつかないという事態が迫りつつあった。
そこで怪獣方式に代わる新たな手法が必要とされ、ナニワの得意分野の1つである機械技術を活用する事が着目されたのである。
 紆余曲折(詳しくはこちら(燃料製錬所のページのリンク)を参照)はあったものの、幾つかの困難を乗り越えて機械施設による燃料精錬技術が研究・確立され、
燃料の精錬を行う精錬設備、燃料を貯えるための貯蔵設備、工場内のみならず外部施設との輸送手段でもあるパイプラインを有する燃料精錬所が完成したのである。
 こうしてナニワの燃料製錬の手法は怪獣方式から機械設備方式へとバトンが渡されたのである。
 
・そして今後に向けて
 さらに数年の月日が流れ、今日、再び燃料の需要が高まりを見せ始めていた。
燃料の生産性の向上に向けて動き始めた政府首脳陣の間では次の2点の厳守が暗黙の了解となっていた。
1)労働力の過剰投入による生産量増加は行わない。
2)環境への負荷を増加させない為に採掘量の増加以外の手法で限りある燃料を効率良く回収する事を目指す。
これは過去に資源採掘現場で発生した劣悪な環境下での過酷な労働という悲劇を再来させない為に絶対に譲れない点であった。
そしてその為の打開策として、ナニワアームズ商藩国では燃料生産についての基礎研究や技術開発の推進に力を入れる事になった。
”必要は発明の母”、これらの研究・開発が今後のナニワアームズ商藩国の燃料生産の現場で大きな役割を果たしていく事になるはずである。

○燃料生産技術の研究開発支援政策の施行
 最後に、こうした経緯により開始された燃料生産技術の研究開発支援政策の内容を記し、締めとしたい。

●概要
労働力の過剰投入や環境への負荷の増加を行う事無く、燃料の生産量を増加させる為の基礎研究や技術開発を推進する。

●支援対象となる研究の種類
・油田からの回収率を増加させる為の2次回収、3次回収の手法の研究(水やガスの圧入して油層の圧力を補う等)
・セパレーターによる分離工程(油、水、天然ガスを分離する)時のロスを減らす為の技術研究
・原油の脱湿・脱塩装置やエマルジョン分解装置のより効率の良い機械装置の開発
・油田、セパレーター、貯蔵タンク、燃料精錬所等の各種施設を結ぶパイプラインの整備及び輸送時のロスやコストの低減の為のパイプラインや貯蔵タンクの研究
・原油から各種石油製品の精錬手法のより効率の良い方法の研究
・天然ガスのエネルギー資源として活用法や精製手法の研究
・各種製造工程で発生する産業廃棄物の処理方法の研究

●主な支援内容
・資金援助
・必要な人材の調整
例:産業廃棄物の処理方法の研究なら国内にある産業廃棄物処理場からスタッフを派遣して貰うように調整する、危険物を扱う際の安全管理の為に消防署の人員を派遣して貰う等
・各種法整備
例:環境負荷対策の法案の検討等
・有効な方法は安全確認の為の検証を経て、実際に国家施設である燃料生産地に段階的に実用化していく。


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