何となく閃いたので砂漠の騎士の設定文を少し書いてみました。
#次期共和国主力機の開発のSSを考えてたら何故か不意に思い付いた(汗
どんなもんですかね?
#ちょっと短いかな?
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”ねえねえ、おかあさん。おはなし、おはなしー。”
”もう今日は遅いからまた明日ね。”
”やだやだ。こんやはなしてくれるってやくそくしたもん!”
”誰に似たんだか頑固だねえ。まあ仕方ないか、お話が終わったら必ず寝るんだよ?”
”うんうん。ぜったいぜーったいにねるから”
”やれやれ。むかしむかし・・・”
「砂漠の騎士」、この言葉の起源をたどると遥か昔のナニワアームズ建国前の放浪時代にまで遡ることになります。
その頃は老若男女問わず全員が1つのキャラバンを結成して定住の地を求めて世界中の砂漠を巡りながら行商を行っていました。
当時のナニワは魔法に遠く、機械技術もまだ殆ど発達しておらず、その旅路は困難に満ちたものでした。
後に定住の地(現ナニワアームズ)を見出すまでの長く果てない旅の間、ナニワの民を支えたのが砂漠の騎士と称される人々でした。
彼らは砂漠での様々な障害や困難を研鑽によって身に付けた剣技と旅を通して連綿と積み重ねられた経験と知識、そして類まれなる団結力によって克服し、民を守り続けたのでした。
定住の地を見つけ、役目を終えた事で自然解消的に姿を消していった彼らですが、
その功績と姿は人々の心に残り、
その名は「どんな困難な時でも諦めず、大切な人の為にがんばり続ける人」を称える代名詞として、
その物語はナニワなら誰でも1度は寝物語に聞くお伽噺として、ナニワアームズ商藩国に今なお残り続けています。
〜ガイドブック ぶらり藩国ウォーカー ナニワアームズ商藩国の章から抜粋〜