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ナニワ作戦会議BBS
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  [No.925] 設定文の草稿その1 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2009/10/04(Sun) 22:08:45

取り敢えず設定文の草稿です。
何か不味い点などがありましたら、指摘をお願いします。

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”次期共和国主力機、それは長きに渡りナニワアームズに影を落とし続けている貧困という名の絶望の闇の中に差し込んだ一条の光明であった。”

背景

高機動型偵察機バーミーズから始まったナニワアームズ商藩国の独自I=Dの開発はテストベットであるサイバミーズを経由し、高機動兵器ジャバミーズとして結実した。
燃費こそ悪いものの、その圧倒的な機動力は既存のいずれのI=Dをも凌駕する性能を叩き出す事に成功したのである。
しかし圧倒的な機動力は同時に開発当初には想定されていない問題点も生み出した。
それは機体スペックと武装特性とのミスマッチである。
ジャバミーズに搭載された武装では、これまでのI=D戦闘を覆す程のポテンシャルを秘めた高機動力を十分に活かしきる事が出来なかったのである。
しかし、その優れた機体性能は認められ、遂に次期共和国主力機の開発の話が持ち込まれたのであった。
これまでコツコツと積み上げてきたナニワアームズ商藩国のI=D開発技術が日の目を見るチャンスが到来したのである。
こうして国の威信と期待を背負った次期共和国主力機の開発プロジェクトが開始された。

次期共和国主力機としての要求性能は
・陸、宇宙対応
・高機動力を活かした回避性能
・運用コスト(主に人機数)の据え置き
・遠距離攻撃可能
であった。

陸上と宇宙での活動能力と肝である高機動力はベースとなるジャバミーズの特性を引き継ぐ事で実現可能だが、
課題となるのは前述の2つの特性を殺す事無く運用コストと武装の要求を満たす事である。
武装面は先述の通りだが、それに加えて実験機という位置づけであったジャバミーズは独自の仕様が幾つか盛り込まれており、共通機として運用する場合にはコストが上昇する可能性が懸念されたのである。

武器開発
新規武装の開発の為にまず開発スタッフが行ったのは高機動戦闘での戦術研究であった。
これにはホードーが作成・開発した戦闘・戦術シミュレーターが活用された。
このシミュレーターは高機動兵器であるジャバミーズの試験運用データに基づいて開発されており、
また今後I=D戦の主戦場になると思われる宇宙戦を想定して、人型I=Dを用いた大規模な宇宙戦が行われたEV116 第2波に参加していたホードー、イズナ、蘭堂 風光の実戦経験と彼らの乗機であったサイベリアンのフライトレコーダーが収集した各種データが反映されている。
シミュレーターを活用する事で様々な仮想敵機や環境条件、使用武装での戦術研究が行われ、高機動力を活かした戦術研究と適した武装の選定が行われた。
複数あった武装の候補の中から遠距離への狙撃・砲撃を可能とするロングバレルの大口径レーザービーム砲、近距離での戦闘を想定した近距離レーザービーム、高機動力を活かしたランスチャージを可能とするビームラムの3つに絞り込まれ、実際の兵器開発が行われた。
試作段階ではどれの優れた性能を発揮する事が出来たが、ただ一つ、ビームラムについては非実体の刃を形成し続ける関係上、エネルギーコストを抑える事が難しく、実用に足る試作品の開発が大いに遅れてしまい、正式採用は見送られる事となった。
一方で残りの大口径レーザービーム砲を始めとして遠距離・近距離の武装の開発は順調に進み、正式採用された武装はこの2種類に絞られる事となった。

機体開発
量産化、共通機化を前提とした機体設計のリファインは、陸上と宇宙での活動能力と肝である高機動力を殺さないように細心の注意と慎重な検証に基づき、実行された。
この際には”多くの藩国及びニューワールドテラ領域工業標準”通称、MANTIS規格に則った開発が進められる事になり、MANTIS規格の制定や学習に参加していた技術者達が開発に参加し、技術交流で得た知識や技術を遺憾なく発揮する事となった。
またMANTIS規格の導入は機体の部品やモジュールの規格化だけで無く、整備マニュアルの書式の標準化などにも役に立つこととなった。
これらの規格や技術の導入によって開発された機体は共和国のどの藩国の整備士でも整備・運用が容易に行え、なおかつ要求性能を満たすものに無事仕上げる事に成功したのであった。

大口径レーザービーム砲
広大な宇宙空間や開けた平地での戦闘における遠距離への狙撃・砲撃を行う為の武装。
ジャバミーズで採用されていた大口径レーザービーム砲を遠距離への狙撃・砲撃時の精度を高める為に砲身を長くすると共に発振部も高出力のものに変更された。
なおビーム砲の大型化に伴い、機動力を殺さないように機体背面のバックアップにバーニアが増設され、
また射撃時の姿勢制御の安定性を高める為に滑空ウィングにバーニアの一部を移設し、稼働できるように変更された。

近距離レーザービーム(仮名)
大口径レーザービーム砲を変形(ORロングバレルを外す)事で焦点を近距離に絞ると同時に取り回しを向上させたもの。

ビームラム(試作品)


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