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  [No.287] 後半分 投稿者:サターン  投稿日:2009/02/22(Sun) 01:30:43

#とりあえずここまで。
#追加分あれば追加しますが、22日は朝から夜まで出かけるので、
#即時対応はできないかもです。(早ければ21時くらいに帰還予定)

#その他、誤字脱字などもあれば指摘お願いします。

○労働条件
 鉱山・冶金工場が作られた目的の一つに「国民の就労先となりえる」というものがあり、それを踏まえて労働福祉関係は他の同様施設よりも、よい労働条件が整えられている。

・労働時間
 まず、労働時間については「1日8時間または週48時間まで」(※1)を原則として適用された。
もともと重労働である上、坑道内の閉塞感の中での作業であることや、健康被害も懸念されたため、その原則を守ることが義務付けられた。
この原則を超えて労働を求められた場合、労働者にはこれを拒否する権利が発生し、本人が承諾した場合も、超過時間分の残業代はもちろん支払われる。(※2)
 また、冶金工場では溶鉱炉の温度を一定に保つ必要があるため、操業終了後も温度管理を行う夜勤組を含めた2交代制が取られた。

(※1)8時間中に休憩・食事時間で1時間が含まれる
(※2)事務職についても原則として同様の規定が設けられている

・健康対策
 鉱山・冶金工場での労働では、労働者への労働被害・健康被害を受ける可能性があるため、健康面への配慮も行われている。
作業の際には専用のマスク、ヘルメット、手袋、イヤーマフ等、所定の安全器具のほか、専用の作業服も支給され、それらの着用・装備が義務付けられている。
 それらの装備は一日の作業終了後に回収され、工場内の専用洗浄施設(※1)で洗浄が行われる。
作業服などに付着した金属粉末などを暴露・飛散させない公害対策でもあり、洗浄に使った水の排水も工場内排水と同様に無毒化した上で下水処理される。
 また、月1回の定期検診や朝礼時などに簡単な健康状態のチェック(※2)も欠かさず行われ、健康被害が認められた場合は、速やかに藩国立の市民病院で適切な治療を受けることができる。
その他、作業中の事故などで被害があった場合、医療費負担を軽減する労働保険制度も導入されている。

(※1)通称、洗濯場。
(※2)検診や健康状態チェックにかかる経費は、工場側が負担する。

・その他設備
 労働条件に関わるものとして工場内に二か所の設備がある。
食堂と公衆浴場である。

 食堂は労働者たちの憩いの場になることを目指して設計されており、工場内でもひと際明るく清潔感のあふれる内装で作られている。
メニューも豊富で、安く、早く、うまいものをたくさん、をモットーとするラインナップで労働の楽しみの一つとなることを目指して品揃えが考えられた。
 お勧めは本場、鍋の国から伝えられた特製鍋料理である。
工場経営の手本として鍋の国の工場を視察に行った際、担当者が強い感銘を受けたため、メニューに追加された。
ご当地の味を出せること、皆で鍋を囲めば士気があがること、そして何よりおいしいことがその理由である。
期待通り、特製鍋料理は一躍人気メニューとなり、冶金工場の名物として長く親しまれることとなった。

 もう一つの公衆浴場は労働者の健康への配慮と、公害対策の一環として作られた施設である。
労働者の体に付着した金属粉末などが暴露、飛散することによっても公害は発生する恐れがあった。
そのため、作業服の洗浄と合わせて労働者たち本人の洗浄も行う狙いで作られたのがこの公衆浴場である。
 公害への配慮は元より、作業員の心身両面のケアにも繋がるとして、作業終了後の入浴を義務付けられた他、就業時間外でも希望者は入浴することができるよう取り計らわれた。
 タオル・石鹸のレンタルあり。脱衣所に設置された自販機では「風呂上りにはコーヒー牛乳が一番」と人気である。


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