ナニワ作戦会議BBS
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  •   [No.289] おつかれさまですー。 投稿者:守上藤丸  投稿日:2009/02/22(Sun) 16:45:17  

    設定文作成、おつかれさまです。

    > 怪獣に腕を食いちぎられながら作った

    えーと、そういうこともあったかとは思うんですが、もうちょっと表現を柔らかく・・・というかぼかすというか・・・。

    今そういうのが出てきたら困りますので・・・。


      [No.287] 後半分 投稿者:サターン  投稿日:2009/02/22(Sun) 01:30:43  

    #とりあえずここまで。
    #追加分あれば追加しますが、22日は朝から夜まで出かけるので、
    #即時対応はできないかもです。(早ければ21時くらいに帰還予定)

    #その他、誤字脱字などもあれば指摘お願いします。

    ○労働条件
     鉱山・冶金工場が作られた目的の一つに「国民の就労先となりえる」というものがあり、それを踏まえて労働福祉関係は他の同様施設よりも、よい労働条件が整えられている。

    ・労働時間
     まず、労働時間については「1日8時間または週48時間まで」(※1)を原則として適用された。
    もともと重労働である上、坑道内の閉塞感の中での作業であることや、健康被害も懸念されたため、その原則を守ることが義務付けられた。
    この原則を超えて労働を求められた場合、労働者にはこれを拒否する権利が発生し、本人が承諾した場合も、超過時間分の残業代はもちろん支払われる。(※2)
     また、冶金工場では溶鉱炉の温度を一定に保つ必要があるため、操業終了後も温度管理を行う夜勤組を含めた2交代制が取られた。

    (※1)8時間中に休憩・食事時間で1時間が含まれる
    (※2)事務職についても原則として同様の規定が設けられている

    ・健康対策
     鉱山・冶金工場での労働では、労働者への労働被害・健康被害を受ける可能性があるため、健康面への配慮も行われている。
    作業の際には専用のマスク、ヘルメット、手袋、イヤーマフ等、所定の安全器具のほか、専用の作業服も支給され、それらの着用・装備が義務付けられている。
     それらの装備は一日の作業終了後に回収され、工場内の専用洗浄施設(※1)で洗浄が行われる。
    作業服などに付着した金属粉末などを暴露・飛散させない公害対策でもあり、洗浄に使った水の排水も工場内排水と同様に無毒化した上で下水処理される。
     また、月1回の定期検診や朝礼時などに簡単な健康状態のチェック(※2)も欠かさず行われ、健康被害が認められた場合は、速やかに藩国立の市民病院で適切な治療を受けることができる。
    その他、作業中の事故などで被害があった場合、医療費負担を軽減する労働保険制度も導入されている。

    (※1)通称、洗濯場。
    (※2)検診や健康状態チェックにかかる経費は、工場側が負担する。

    ・その他設備
     労働条件に関わるものとして工場内に二か所の設備がある。
    食堂と公衆浴場である。

     食堂は労働者たちの憩いの場になることを目指して設計されており、工場内でもひと際明るく清潔感のあふれる内装で作られている。
    メニューも豊富で、安く、早く、うまいものをたくさん、をモットーとするラインナップで労働の楽しみの一つとなることを目指して品揃えが考えられた。
     お勧めは本場、鍋の国から伝えられた特製鍋料理である。
    工場経営の手本として鍋の国の工場を視察に行った際、担当者が強い感銘を受けたため、メニューに追加された。
    ご当地の味を出せること、皆で鍋を囲めば士気があがること、そして何よりおいしいことがその理由である。
    期待通り、特製鍋料理は一躍人気メニューとなり、冶金工場の名物として長く親しまれることとなった。

     もう一つの公衆浴場は労働者の健康への配慮と、公害対策の一環として作られた施設である。
    労働者の体に付着した金属粉末などが暴露、飛散することによっても公害は発生する恐れがあった。
    そのため、作業服の洗浄と合わせて労働者たち本人の洗浄も行う狙いで作られたのがこの公衆浴場である。
     公害への配慮は元より、作業員の心身両面のケアにも繋がるとして、作業終了後の入浴を義務付けられた他、就業時間外でも希望者は入浴することができるよう取り計らわれた。
     タオル・石鹸のレンタルあり。脱衣所に設置された自販機では「風呂上りにはコーヒー牛乳が一番」と人気である。


      [No.286] 設定文(前半のみ) 投稿者:サターン  投稿日:2009/02/21(Sat) 23:57:19  

    #要点の地獄、奴隷のように働かされる、あたりを潰す内容想定
    #労働内容については執筆中。
    #22日のフェイズ進行までには、できるだけ間に合わせます。

    #あと、内容的にまずそうなとこあれば修正いれるので指摘お願いします。

     冶金工場と鉱山の開発。独自の資源採掘と加工産業を足掛かりに、国を立て直す国家プロジェクトして打ち出されたこの施設は、国民たちに大きな不安の声で受け止められた。
    国民たちの間には「公害垂れ流しの地獄のような環境で、奴隷のように働かされるのではないか」という噂が流れていた。
    内戦から続く政府への不信感から、今回のプロジェクト自体が利益を優先し、国土と労働者への配慮を欠いたものになるのではないか、という不安が広がったのである。

     なぜそのような噂が広まったのか。理由は簡単だった。
    広報不足である。

    「なるほど。もともと、国民の生活安定が主目的ではじめてたのが、国家プロジェクトで産業復興するよってのを前面に出しすぎたと。
     んで、それが政府への不信と繋がって奴隷みたいな扱いされるってなったわけね」
    「そういうことみたいです。
     他にも、冶金工場や鉱山を労役先に使おうって話がありましたが、それも噂の原因になったのではないかと」
    「んー。そのあたり、もう一度、改めて国民に向けて説明したがよさそうね。
     お願いできる?」
    「では、場所を手配します。草案の方はこちらで作りますので、当日はよろしくお願いしますね」
    「ほへ?」
    「いや、こういうことは偉い人が発表するもんでしょう、普通」

     かくして冶金工場の操業と、資源産業による産業復興についての説明会が行われた。
    主な内容は以下の通りである。

     1:今回のプロジェクトは、資源産業による国内安定化を意図するものである
     2:その第一歩として国民の生活安定を目指すという目標があり、噂されているような奴隷的な扱いを行うことは一切ない
     3:懸念されている公害対策も、出来る限りの対策を行い、環境に配慮した運用を心がける
     4:冶金工場・鉱山での労働条件は、安心して働ける環境を目指し、福利厚生の充実をはかる

    これらの説明にもって、説明会にやってきていた国民(そして説明会のTV・ラジオ中継を見た国民)に対して資源産業プロジェクトへの誤解払拭と、冶金工場を新しい就労先として利用してもらいたいという政府の意図説明が行われた。

     以下は説明会での藩王の声明の一部より抜粋したものである。

    「ニューワールドにおいて、資源産出地はほとんどが帝国側にあり、資源産業についてのノウハウは共和国側にはほとんどありません。
     そんな状況で、いきなり鉱山を作り、冶金工場を建てても、すぐに大きな産業として成り立たせることは難しいと思っています。
     ですから資源産業の地盤となる施設を作り、それを利用してまずは国民の皆さんの生活の安定を図る。それから固めた地盤に少しずつ積み上げて、じっくり我が国ならではの産業を育てていければと考えています。
     冶金工場の操業はその大事な一歩目であり、地盤の要です。そこで国民や国土に負担をかけるようなやり方は、肝心の地盤をもろくするだけで、何の益もありません。懸念されている労働内容への不安、公害への不安は、実際に起こすことはなく、また起こさせないことを約束します」


      [No.285] 【少し修正】工場用 ここまでの提出 投稿者:乃亜・クラウ・オコーネル  投稿日:2009/02/21(Sat) 22:55:42  

    冶金工場用 提出物

    ・画像【蛍石】と  解説【蛍石とは】  (※22日解説を微修正しました)
    http://arktos.noor.jp/naniwa/wforum.cgi?no=230&reno=186&oya=5&mode=msgview

    ・画像【製鉄の様子】
    http://arktos.noor.jp/naniwa/wforum.cgi?no=242&reno=234&oya=5&mode=msgview

    ・画像【精錬された金属の一部/アルミチップ】
    http://arktos.noor.jp/naniwa/wforum.cgi?no=260&reno=242&oya=5&mode=msgview

    ・画像【精錬された金属の一部/銅塊】
    http://arktos.noor.jp/naniwa/wforum.cgi?no=261&reno=242&oya=5&mode=msgview

    ・画像【明るい職場/食堂】  ※17日に湯気追加で微修正しています。
    http://arktos.noor.jp/naniwa/wforum.cgi?no=270&reno=242&oya=5&mode=msgview

    (すみません、他 作成遅れております。申し訳ありません)


    #1にゃんにゃん=100円(・・か以前は300円)くらいだった気がします。(根拠がちょっと見つかりませんが・・)
    #給与などの参考まで。


      [No.284] SS(修正版) 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2009/02/21(Sat) 13:23:11  

    削除してーと言うだけ言って投げっ放しなのもあんまりなのでちょっと修正案を考えてみました。

    要は現状に不満(不景気など)やら何やらがあるから麻薬での現実逃避をしようとするはず。
    逆に言えば、やりがいや面白さを示す事ができれば逃避に走らないのではないだろうか?
    そして冶金工場での仕事を通して設定国民の人達に労働の喜びややりがいを実感してもらい、積極的なチャレンジ精神を持ってもらうようにできないか?
    という考えに基づいてSSを少し修正してみました。

    思い付いた事をそのまま文章にしているので話が飛躍していたり、強引に説明を展開していないかどうか等が非常に気になるので感想や突っ込みを貰えると助かります。

    /*/−−−−−−−−−−−−−−−−−以下、SSです。


    噂の冶金工場(仮)


    ショッピングモール”ちかにかもーる”にて

    モール内をぶらぶら並んで歩く若者3人組。
    「なあなあ知ってるか。新しく鉱脈が発見されたらしいぜ。」
    「知っている知っている。それに合わせて冶金工場も建設されるらしいな。」
    「ああ、冶金工場っていうと、あの鬼のような形相をした監視員が鞭を持って『モット資源ヲツクルノダー』って労働者を奴隷のように働かせて、公害も垂れ流しのあの地獄のような施設だな。」
    (想像する3人組)
    「違うだろ!!」「なんでだよ!!」両サイドから素早いナイスツッコミ。
    両方からの突っ込みが見事に鼻先へヒットして引っくり返る真ん中の若者。
    「あやまれ、各国の冶金工場の人に謝れ。」「どこの世界にそんなやつがいるんだよ!働き手が潰れるだろうが!」

    「あいてて、冗談だって。何も両方から同時に突っ込まんでも。」
    あいたたと赤くなった鼻を摩りながら身を起こし、口を尖らせながらぼやく真ん中の若者。

    「わりいわりい、ボケには反射的に突っ込んじまったよ。」
    「いやー、ボケを見ると突っ込まずにはいられないのがナニワっこの習性ってやつだろ。」

    「まあ分からんでも無いが(汗。まあさっきの誇張表現だけど、公害問題とか労働環境とかを心配する人は結構いるよな。」

    「実際の所、冶金工場ってどんな感じになるんだろうな?」
    「うーーん。どんなんだろうな。親父たちは大昔にやっていた事もあるらしいけど。」
    「お、噂をすればなんとやらだ。あそこにポスターとパンフレットが置いてあるぜ?」と掲示板付近に貼られているポスターを指差す。
    「お、なになに。ふーむ。なるほど。」(※詳しくは鉱脈の発見の下方にあるナニワタイムズ号外を参照)
    「これは確かに悪くなさそうだが・・。」
    「どう思うこれ?」
    「うーん、話半分ってところじゃねえ?」
    「暫く様子を見れば嘘か本当か分かるんじゃないか?」
    「だよな。あ、俺お袋に買い物を頼まれてたんだ。じゃあこれで。」
    「お、もうこんな時間かあ。じゃあまた来週でも」
    「おう、またなあー。」
    分かれて去っていく若者達。

    翌日の朝、冶金工場前。
    今日も爽やかな風が頬撫でる。

    「・・・で。」

    「「「なんでお前達が居るんだよ!!」」」パンフ片手にお互いを突っ込む3人組。

    「お前、様子見っていってたじゃねえか。」「いや、最近お袋が仕事を見つけろって五月蠅くてさあ。」
    「お前も話半分って言ってただろ。」「良く考えたら話半分でもおいしいし、嘘八百ならボイコットしてトンズラすればいいかなあと。」
    「そういうお前はどうなんだよ?」「事務方の仕事ならどこも一緒かなあって思ってさあ。」

     ・・・なんのかんの言いつつ、ナニワ国民も随分逞しくなったものである。

    「ま、まああれだ。百聞は一見にしかずってことわざもあるしさ。」
    「それだ。そうだよな。まずは自分の目で見ないと。」
    「うん、いい事言った。じゃあ、行くとしようぜ。」
    気を取り直して冶金工場へと向かう3人組。


    昼過ぎ、冶金工場内の社員食堂にて

    「よう、3人とも無事で何より。」
    「だな。」
    「腹減ったし、まずは飯にしようぜ。」
    「何々、日替わり定食Aセット、Bセットに・・鍋?」
    3人組が首を傾げていると
    「いらっしゃい。それはうちの食堂イチオシの鍋セットだよ。
    何と鍋の国特製の鍋料理が手軽な値段で味わえるんだ。」
    と自信満々の食堂のおばちゃん。
    「へー、あの鍋の国の鍋料理か。旨そうだな。おばちゃん、一つ頂戴。」
    「あ、俺も俺も。」「俺にも1つよろしく。」
    「はいよー。鍋セット3人前ね。まいどありー。」

    食卓について鍋セットを前に頂きますと手を合わせる3人。
    「おお、結構具だくさんだな。ん、よく味が染みてる。」
    「はふはふ。うん、いけるいける。」
    「ちょっと熱いけど、スタミナつきそうだな。」
    氷が浮かんだお冷を片手に舌鼓を打つ。

    「ほふ。そう言えばお前は確か鉱山の採掘部門だったよな。どうだった?」
    「うん、流石に結構重労働だけど、その辺は建築とか土木工事とかと一緒だな。」
    「粉塵対策とかでマスクとかの装備一式も貸与されるんでちょっと暑苦しい以外は結構大丈夫そうだ。」
    「あ、そうそう。後、俺達みたいにハードワークな部署は複数チームでのローテーション制らしいぞ。」
    「明日はそれで俺のチームはお休みなんだって。」
    「ふーん。(もぐもぐ)そうなのか。そう言えば俺は工場内勤務だったんだけどよ。
    思ったより肉体労働の比率は少なめだったな。」
    「あれ?そうなのか?意外だな。」
    「大体焼けた鉄とかの運搬や加工はベルトコンベアや機械とかで自動的に運搬されたりしててな、
    どちらかというとそういう機械操作が多めの職場だな。」
    「後、安全規則とか色々覚えたりで手先の器用さとか飲み込みの早いやつ向きな印象。
    あ、フォークリフトとかでの重量物の運搬とかあったからそういうの得意な奴も重宝されていたな。」
    「事務の方はどうだった?」
    「うん、事務の方は管理する従業員の数が少し多い以外は普通の事務職と一緒だな。この辺はどこも一緒だな。まだ始まったばっかりで結構忙しけど。」
    「なるほどなあ。どこもボチボチってところかあ。」ごちそうさまと箸をおく。
    「だな。」同じく箸をおく。
    「まあもう一頑張りだな。おばちゃん、お替りお願いね。」空の鍋を掲げる
    「「お前良く食うな!」」
    「へへへー。気にすんな。」

    夜、仕事終了後

    カッポーンという音がなりそうなぐらい大きめの銭湯。

    ゴシゴシゴシと横に並んでタオルで背中を洗う3人組

    シャワーで石鹸を洗い流す。

    どっこいしょと広い湯船に浸かり、ふーっと3人仲良く一息付く。

    ごくごくごく、と更衣室で腰に手をやりコーヒー牛乳やフルーツ牛乳などの入った瓶を口に付け美味そうに喉を鳴らす。
    「ぷはー、生き返るー。」
    「何かオヤジ臭いぞ。とは言え、体を思いっきり動かした後の銭湯は中々だよな。」
    「このところ溜まっていた鬱憤がパーっと晴れた感じだ。体を動かすのも結構悪くないもんだな。」
    「で結局、仕事どうする?」
    「うーん、俺は継続で様子見だな。」
    「俺も俺も。」
    「なら今度、初任給入ったらどっか飲みに行こうぜ。」
    「お、いいね。」
    「じゃあ、まずは給与日目指して頑張ろうぜ!」
    「「おー!!」」

    /*/

    一ヶ月後、初任給の日。
    いよいよ待ちにまった給与日だ。目の前には上司が立っている。

    「はい、今日も一日勤務お疲れ様でした。これは今月分の給料です。どうぞ。」
    と上司から給与袋を手渡される。
    紙幣で膨らんだ袋の厚みを感じる。
    早速、給与袋の中を覗く若者

    お、紙幣がひいふうみい・・結構あるな、しかも全部ピン札だ!

    一枚を抜き取ってしげしげと眺める。

    これが俺が一ヶ月間汗を流して働いて稼いだお金かあ。
    お袋から貰う小遣いとは何か違うな。同じお金なのに別モノみたいだ。

    /*/

    同日、工場からの帰り道

    ほくほく顔で歩く3人組。夜間の冷え込みもなんのそのといった感じである。

    「給料、結構貰えたなあ。」
    「ああ。これでもうお袋にニートだのプー太郎だの言わせないぜ!」ガッツポーズ
    「じゃあ明日は休みだし、約束通り軽く初任給祝いで飲みに行くか。」
    「だな。行こう行こう。」「異議なーし。」

    こうしてナニワアームズの夜は今日も更けていくのであった。


    〜舞台裏〜

    時は遡ること、鉱脈の発見の直後。毎度お馴染み?ナニワアームズ政庁の休憩所の一角。
    鉱脈の発見に喜ぶナニワ政府一同。

    「ふっ、ついにこのときがやってきました。」
    どっからともなく取り出した伊達眼鏡を着用する蘭堂。キラーンと光らせる。
    「なんだなんだ、どうしたランドー?」とイズナ
    「資源がゲットできるチャンスです。慢性的な資源不足の共和国ではこれすなわち国際社会に対して対等に交易できるチャンスでもあるのです。」
    「確かにそうだな。でも改めて言う程の事か?」
    「えーっと、うちの藩国って例えばマスコミというか情報なんかもFEGが捨てた新聞ぐらいしかないと言われるぐらい国際的に立ち遅れています。」
    「ふむふむ」
    「そしてですね。資源の取引は国外で需要があるんで国外からお金が流れ込んでくる。つまり冶金工場での成果は余程下手を打たない限り国の利益に繋がりやすいと思うんですよ。」
    「うーん、それがチャンスだと?」
    「逆に言えば、国民の皆さんに利益を還元できるチャンス、即ち労働に対する対価をお給料として明確に示しやすいという訳です。」再び眼鏡をキラーン
    「なるほど、何となくいいたい事が分かってきたぞ。」と同じくサングラスを光らせてにやりと笑うイズナ。
    「よって今こそ国民の皆さんに労働のやりがいを実感して貰い、それを足掛かりにして彼ら自身の手で積極的、意欲的に産業復興に参入して貰うという訳です。」
    一息に話し終えてふーと湯呑に入っていた冷めたお茶を飲み干す。

    「さて、その為にはまず、冶金工場での仕事で従業員が疲れきってしまっては駄目です。そこで福利厚生を充実させましょう。」
    「じゃあ鍋の国のお鍋が社員食堂で食べられるとかはどうだ?美味しくて栄養満点らしい。」と乃亜
    「おお、いいですね。俺もいつかは食べてみたい。藩王どうです?」
    「ん。鍋の国の藩王のミサさんに許可を今貰ったところ。」ホットラインの受話器を置くサターン藩王。
    「おおー、それは良かった。じゃあ早速段取りとかの作業だな。」

    /*/
    ここでプロジェクト×(ぺけ)1話分に当たる
    ストーリーが繰り広げられるが本筋から脱線しまくるので割愛。
    代わりに鍋の国のミサ藩王と国民達の尽力により、冶金工場の食堂のメニューに鍋セットが加わる事になったとのみ、記したいと思う。
    #鍋の国の皆さん、どうもありがとうございます。

    /*/

    この一件で勢いを得た政府一同は会議を行い、色々意見を出し合う。

    ・近所に銭湯や温泉を誘致して社員割引で利用できるように交渉する。
    ・給料は是非現金での手渡しで。
    ・労働基準の見直し。
    ・溶鉱炉を始めとした大型機械の関係で24時間操業になるだろうからそれを見据えた無理のない勤務体制の検討
    ・各種手当や祝い金等の充実
    ・冶金工場の調査や視察
    ・鉱毒を始めとした環境対策

    「と、大体意見は出揃いましたかね?」
    「うん、そうね。じゃあ作業分担してやっつけていくとしよう。」
    「俺と那由他さん、うさぎさんで冶金工場の調査や視察、環境対策の案を」
    「蘭堂さんとイズナは銭湯の誘致をお願いね。」
    とテキパキ作業割り振りを始めるサターン藩王。
    「福利厚生や各種手当は私と乃亜さんでやります。」と守上摂政
    「じゃあそれでお願い。後、那由他さんとシュウマイさんで冶金工場について纏めたナニワタイムズの号外の作成もお願いね。」
    「では問題なければこれで解散。各自頑張りましょう。」

    おおー!と掛声一発、作業対応に走り始めるナニワ政府一同。

    こうしてナニワアームズ政庁の夜は更けていく。


      [No.283] 21/3:00ver 投稿者:うさぎ  投稿日:2009/02/21(Sat) 03:01:20  

    1873字。奴隷のように働かされるが踏めません。><

    /*/

    レアアース:希土類元素の事。周期表で第3属に分類されるスカンジウム、イットジウム、およびランタノイド元素の総称。レアメタルの一種。


    レアアースと言う17種類の元素がある。
    それらは科学的特性がとても似ていて、ある化学者が「それは誤りの海であり、真理はその中に浮かんでいた」と言葉を残したほど判別、分離がとても難しい元素である。
    磁石、光磁気ディスク、蛍光体、レーザー発振機、光ファイバー、コンデンサ、人口宝石、セラミック、水素吸蔵合金などに使われる。


    ナニワアームズとレアアース

    ナニワアームズはオリオンアームズでも有数のレアアースの消費国である。
    ナニワアームズとは偵察の国であり、地下の国であるために採光などにこれらを大量に消費する。
    一般的に使われているものとして、セリウムの合金がライターの火打石に使われているが、軍事目的で使っていたりする分ナニワアームズの消費量はそうでない国の追随を許さない。
    電波吸収の特殊装甲を初めとしてナニワ製偵察I=Dにふんだんに使われている事を取ってみても、これらの研究が盛んな国である事を分かっていただけると思う。
    鉄も欲しかったが研究職の人間はレアアースの鉱脈に喜んだ。
    レアアースの調査から開発準備を終えるまで10年掛かると言われるほど、判別が難しく、濃縮しにくい鉱脈が「ほそぼそと掘っていたら偶然大きな鉱脈に当っちゃいました」と言う幸運で見つかったのだからその喜び様は想像に難しくない。

    それまでは大部分を輸入しており、限られた予算でやりくりする為に失敗した作品を細々と廃品回収して使いいてたため、合金にしたレアアースはいちいち分離しなければならず研究のスピードは芳しいものではなかったのだ。
    だが、今回はそれが功を奏した。
    ナニワアームズの研究者達は再利用の為に分離作業を日常的に行っており、ある程度ノウハウの蓄積があったのである。
    ちなみにナニワアームズではレアアースの分離に「イオン交換法」が主流である。
    大雑把に説明するとレアアースの溶液を「陽イオン交換体を円筒状の容器に入れたもの」に流して溶離液を使って元素番号の大きい元素から分離していくやり方である。
    少し考えると分かるのだが普通は需要にばらつきがあるため、最終的に全ての元素を分離してしまわなければいけないイオン交換法はコスト面から採用されない。しかしナニワアームズではべての元素がそれなりに需要を持っている為この方法が採用されている。
    ニッチ産業をひた走るナニワアームズらしい資源精製工場だと言えるだろう。
    (特定の元素を狙って抽出する方法として溶媒抽出法と言うものがある。これは特定の元素の緊急生産などに使われる)


    確かに存在はするのだが濃度が薄すぎて技術的、経済的な理由で抽出するのが難しいのがレアメタルである。
    レアアースもこの例に洩れず濃度が低くさらに17種類の元素が混じって存在する為に単品として存在させる事が難しいのである。
    レアアースの鉱床と言っても精々10〜300倍の濃度に濃縮されている程度のものなのである。
    当然のように狙って見つけるには開発準備までに10年掛かるほど難しく、幸運にも鉱脈に突き当たったナニワアームズは開発の為にかける予算を安全対策や、公害対策に当てる事が出来た。


    ナニワアームズの公害史

    ナニワアームズの黎明史は公害と事故と怪獣達との闘争の歴史だと言える。
    先人達が垂れ流した鉱毒で土壌を失い、粉塵で肺を痛め、採掘中の落盤で命を落とし、怪獣に腕を食いちぎられながら作ったのがこの国であった。
    無知から来る地獄であったが、先人達は仲間を助ける為に工夫に工夫を重ねてそれを克服している。
    惜しむらく事に医療技術は失伝しているものの、サイボーグ技術や、高い設計技術と言った形で今でも我々はその恩恵を受ける事が出来る。
    そして我々が争いを反省して慰霊碑を建てたように、我々の先祖も公害に対する対策の記録を残してくれたのだ。
    ナニワ人の気質は今も昔も変らないらしい。


    公害対策・安全対策

    安全対策(未完成)

    公害対策の基本方針は【有害なものも回収してしまえば商品】である。
    廃水や排気ガスからも何重にもつけた処理装置を使って回収できるだけ回収し再利用する。
    NOxを硝酸、SOxを硫酸として再利用する事をはじめとしてあらゆるものが回収された。
    そしてどうしても使い道がない物は廃坑を埋める為のコンクリートの材料としてやっぱり再利用された。
    もちろんコストは掛かったが毒ガスの恐怖を覚えている国民達は、安全と引き換えなら安いものだと考えた。
    先祖達が残した失敗の記録は決して繰り返してはいけないのだ。


      [No.278] 【冶金工場】一次〆 2/22 23:00 投稿者:守上藤丸  投稿日:2009/02/19(Thu) 01:40:39  

    L:冶金工場 = {
     t:名称 = 冶金工場(施設)
     t:要点 = 地獄,奴隷のように働かされる,垂れ流される公害
     t:周辺環境 = ナニワアームズ


    23日からターン14に移行するとの事なので、22日を一次〆切りとさせていただきます。

    ターン切り替えから生産フェイズまで少し時間もあると思うので、22日までに出来なさそうな場合は必ずご一報ください。

    現在の作業者
    ・藩王さま:設定文
    ・乃亜さん:イラスト
    ・守上:労働条件関連設定文、html
    ・うさぎさん:環境周り設定文
    ・蘭堂さん:SS:完了
    ・那由他さん:冶金工場設定文:完了

    現在のページ状況はこんな感じです。(蘭堂さんのSSは他の状況を見てから追加させて頂きます。)

    http://www.eonet.ne.jp/~kasalelia/idress/metallurgy/index01.html
    http://www.eonet.ne.jp/~kasalelia/idress/metallurgy/index04.html


      [No.277] 新アイドレス作業用スレッド 2 投稿者:守上藤丸  投稿日:2009/02/19(Thu) 01:33:42  

    前のが長くなったので改めてたて直します。

    新アイドレス作業用のスレッドになります。
    現在作業が発生している案件は

    冶金工場
    砂漠の騎士

    大観光地(HQ化)
    燃料精錬所(HQ化)
    になります。


      [No.275] 【秘書官】再チェックアイドレス受理ミスに関してのお詫び 投稿者:南天@秘書官  投稿日:2009/02/18(Wed) 00:38:30  

    いつもお世話になっております。宰相府秘書官団で御座います。
    先日のHQ再審査受理の際に不手際が御座いましたことをお詫び申し上げます。
    ご迷惑をお掛けいたしまして、申し訳御座いませんでした。

    「Ev137再提出に関しては通常の再審査と事情が異なりますので受理できません」とご説明いたしましたが
    「Ev137再提出に関して、内容の加筆等による、通過クオリティ上方修正の審査はお受けできますが、文章内容がかわったことによるLの内容の審査はお受けできかねます」
    と、訂正させていただきます。

    誤解のある文章で大変申し訳御座いませんでした。
    その上で、ナニワアームズ商藩国さまの、Ev137アイドレスの再提出を受理させていただきます。
    もし、L内容の審査や設定の反映に関しての再提出の場合ですと、芝村さんにお渡しになるか質疑応答板のご利用をお願い致します。
    (評価が上方修正になりましても、報酬マイルは上がりません、ご了承くださいませ。)
    ご迷惑をお掛けして、大変申し訳御座いませんでした。
    以後、このようなことがないように気をつけてまいります。

    それでは、失礼致しました。


      [No.272] 乃亜様へ、生活ゲームでご連絡 投稿者:青にして紺碧@生活ゲーム予約とりまとめ係  投稿日:2009/02/17(Tue) 01:06:17  

     乃亜・クラウ・オコーネル様。毎度お世話になっております。青にして紺碧@生活ゲーム予約とりまとめ係です。
    お騒がせして申し訳ありません。

    芝村さんのお仕事の都合で、18日の生活ゲームをキャンセル。できれば19日か17日、その次は23日を空けられるが、できれば19日に統一がありがたい、とのことでした。

    こちらが芝村さんの発言となります。
    http://cwtg.jp/ogasawara/wforum.cgi?no=3761&reno=3744&oya=3472&mode=msgview

    で、大変申し訳ないのですが、現在のお時間予約(21:00)のまま、19日へ移動していただくことは可能でしょうか?

    勝手を言って申し訳ありませんが、ご協力いただければ幸いです。
    乃亜様からのご連絡をお待ちしております。
    どうぞよろしくお願い申し上げます。

    連絡先:ducallis@hotmail.co.jp


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