ナニワ作戦会議BBS
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  •   [No.1850] 政策草案 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2011/10/01(Sat) 22:01:08  

    念の為、流れないようにこっちにも政策草案をはっておきます。

    /*/

    b.長期的な経済発展のイメージ
    ナニワアームズでは衣料品や繊維、ファッションを主軸とした経済発展を行い、
    一方で長期的には冶金工場等で研鑽された冶金技術や彫金による資源の高付加価値化、及び燃料からの炭素繊維の開発による用途拡大を行います。
    産業基盤を1点に集中し過ぎず、情勢変化に柔軟に対応できるバランスの良い経済発展を目指します。
    また『ニューワールドにも甲子園を!』を合言葉に経済活動によって得た利益の一部をスポーツ振興と教育に還元する事で将来の担い手達の育成に力を入れたいと考えています。


      [No.1849] Re: お疲れ様です! 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2011/09/12(Mon) 01:59:02  

    > #そういえば、いまさらで申し訳ないんだけど、「シーズン1」とか「ターン14」とかっておっけーだっけ。。。
    > #提出しようとして、気になってしまった・・・
    #まあこれまでのアイドレスの設定文でも燃料生産地(シーズン1とか2とか)や次期共和国主力機の開発(EV116とか)で似たような描写をやっていて特に問題にはなっていないので大丈夫かと。
    #後、シーズンやターン以外に分かりやすく年代を示す言葉もゲーム中に出てきていない&厳密に使用は避けた方が良いって言及された事も無かったと思うし。


      [No.1848] Re: お疲れ様です! 投稿者:守上藤丸  投稿日:2011/09/11(Sun) 21:53:59  

    > > > #一応、盆踊りじゃなくって「ボン・ダンス」かな?
    > > > #うん?ナニワでは盆踊りで通じてたっけ。※当時
    > > #生活ゲームでもそう言ってたし、政策で盆踊り大会とかやってたんで、まあ大丈夫かなと。
    > > >
    > > > > #こうして未曾有の国難は去り、ナニワ国民と政府一同は大いに感謝し、蛇神様を祀るお社とその分社をそれぞれ地上と地下に建立したのであった。
    > > > > #
    > > > > #その後、過去の経験から健康と太陽の大切さを痛感した国民達は蛇神様の教えを受けて健康に気を付け、日光浴や盆ダンス、野球を始めとしたスポーツで汗を流し、生活習慣を改善していったのである。
    > > > > #さて、ここで最初の話に戻るのだが、そうした生活様式の変化に伴って、誠に不思議な事ながら猫耳や尻尾が生えていた人達も、まるで憑き物が落ちたように自然と猫耳や尻尾が消えていたのであった。
    > > >
    > > > #「憑き物が落ちたように」という記述が引っかかりました。
    > > > #いや、まぁ。実際に憑かれてた(?)っぽいところもあるので微妙なんですが。。。他の言い方で何かありませんかー。
    > > #ふーむ。
    > > #さて、ここで最初の話に戻るのだが、そうした生活様式の変化に伴って、誠に不思議な事ながら猫耳や尻尾が生えていた人達も、ふと気が付けば自然と猫耳や尻尾が消えていたのであった。
    > > #とかはどうですかね?
    >
    > #そんな感じかな? ありがとーです!
    > #もう1人ぐらいチェックして欲しいんだけど・・・だーれーかー。

    #そういえば、いまさらで申し訳ないんだけど、「シーズン1」とか「ターン14」とかっておっけーだっけ。。。
    #提出しようとして、気になってしまった・・・


    #15:ナニワアームズ商藩国
    #EV172後の設定追記文を提出します。
    #提出URL:http://www22.atwiki.jp/naniwaarms/pages/524.html
    #概要:「過去の経験から蛇神様から健康について学んだり、日光浴をするようになったら猫耳が自然と消えました。」という内容となっております。


      [No.1847] Re: お疲れ様です! 投稿者:守上藤丸  投稿日:2011/09/05(Mon) 23:50:56  

    > > #一応、盆踊りじゃなくって「ボン・ダンス」かな?
    > > #うん?ナニワでは盆踊りで通じてたっけ。※当時
    > #生活ゲームでもそう言ってたし、政策で盆踊り大会とかやってたんで、まあ大丈夫かなと。
    > >
    > > > #こうして未曾有の国難は去り、ナニワ国民と政府一同は大いに感謝し、蛇神様を祀るお社とその分社をそれぞれ地上と地下に建立したのであった。
    > > > #
    > > > #その後、過去の経験から健康と太陽の大切さを痛感した国民達は蛇神様の教えを受けて健康に気を付け、日光浴や盆ダンス、野球を始めとしたスポーツで汗を流し、生活習慣を改善していったのである。
    > > > #さて、ここで最初の話に戻るのだが、そうした生活様式の変化に伴って、誠に不思議な事ながら猫耳や尻尾が生えていた人達も、まるで憑き物が落ちたように自然と猫耳や尻尾が消えていたのであった。
    > >
    > > #「憑き物が落ちたように」という記述が引っかかりました。
    > > #いや、まぁ。実際に憑かれてた(?)っぽいところもあるので微妙なんですが。。。他の言い方で何かありませんかー。
    > #ふーむ。
    > #さて、ここで最初の話に戻るのだが、そうした生活様式の変化に伴って、誠に不思議な事ながら猫耳や尻尾が生えていた人達も、ふと気が付けば自然と猫耳や尻尾が消えていたのであった。
    > #とかはどうですかね?

    #そんな感じかな? ありがとーです!
    #もう1人ぐらいチェックして欲しいんだけど・・・だーれーかー。


      [No.1846] Re: お疲れ様です! 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2011/09/04(Sun) 21:07:10  

    > #一応、盆踊りじゃなくって「ボン・ダンス」かな?
    > #うん?ナニワでは盆踊りで通じてたっけ。※当時
    #生活ゲームでもそう言ってたし、政策で盆踊り大会とかやってたんで、まあ大丈夫かなと。
    >
    > > #こうして未曾有の国難は去り、ナニワ国民と政府一同は大いに感謝し、蛇神様を祀るお社とその分社をそれぞれ地上と地下に建立したのであった。
    > > #
    > > #その後、過去の経験から健康と太陽の大切さを痛感した国民達は蛇神様の教えを受けて健康に気を付け、日光浴や盆ダンス、野球を始めとしたスポーツで汗を流し、生活習慣を改善していったのである。
    > > #さて、ここで最初の話に戻るのだが、そうした生活様式の変化に伴って、誠に不思議な事ながら猫耳や尻尾が生えていた人達も、まるで憑き物が落ちたように自然と猫耳や尻尾が消えていたのであった。
    >
    > #「憑き物が落ちたように」という記述が引っかかりました。
    > #いや、まぁ。実際に憑かれてた(?)っぽいところもあるので微妙なんですが。。。他の言い方で何かありませんかー。
    #ふーむ。
    #さて、ここで最初の話に戻るのだが、そうした生活様式の変化に伴って、誠に不思議な事ながら猫耳や尻尾が生えていた人達も、ふと気が付けば自然と猫耳や尻尾が消えていたのであった。
    #とかはどうですかね?


      [No.1845] 設定文+SSの決定稿 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2011/09/04(Sun) 20:57:45  

    何とかセキュリティ対策を整理したのでアップします。
    特に問題が無ければ、これを決定稿という事でお願いしまーす。

    /*−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−*/

    概要
    ラグドールの開発及び共和国共通機採用と繊維産業のヒットによって経済が大いに潤ったナニワアームズ商藩国では技術立国を目指し、
    国立の研究機関であるナニワアームズ先端技術研究所が新設された。
    そして人々の暮らしと技術のより良い関係の模索を理念に掲げた本研究所の設立後の記念すべき第1号プロジェクトは繊維に纏わる新素材の開発プロジェクトであった。
    本プロジェクトの主眼は繊維加工技術の向上と繊維の衣服以外の用途の確立による新規需要の開拓・掘り起こしの2つである。
    こうして方針が決まり、製造技術者、研究者、商人と様々な立場の人から選抜したプロジェクトチームの人選も終わり、
    さあプロジェクトを本格的に始めようという所でトラブルが発生した。

    にゃんにゃん共和国全土を襲ったデフレスパイラルである。
    もともと貧乏な生活になれていたナニワアームズ国内はそれ程深刻な被害は発生しなかったものの、共和国の経済は大いに痛手を被る事となったのである。

    そこで当初予定していた珍しい伸縮率を誇る繊維による新素材の開発という路線に見直しの必要が生じた。
    不景気な情勢下で単純に珍しいもの、目新しいものというだけでは誰も欲しがらないからである。皆それどころじゃないってなもんだ。
    この苦境に対応する為に急遽、プロジェクトの進行計画の見直しを行い、実際の開発を実施する前の段階として政府とプロジェクトチーム間での企画会議を設ける事を決定した。

    そして珍しい伸縮率を誇る繊維を開発する等の実績を築きつつあったナニワアームズの若手研究者達の可能性に賭けて、
    企画会議はプロジェクトチームから政府首脳陣へ向けてのプレゼンテーションという形で行われた。
    これまでの国家プロジェクトの多くは基本的に政府が主導で舵とりを行っていた為、実は今回の方式はナニワでは初の試みであり、
    政府首脳陣・プロジェクトチームの両者共に手探りで行われた企画会議は通算十数回にも及ぶ事となった。

    予想外に難航したものの、数々の試行錯誤を経て採用されたプランが”炭素繊維及びその複合体の研究”であった。
    このプランの採用時のポイントは
    1.しっかりマーケティングを意識し、調査した結果が反映されている点
    2.ナニワ国内でも地下都市の建築物の耐震補強技術等で応用の下地が出来つつあった点
    3.レンジャー連邦の航空機や共和国用輸送機であるキャットフィーダー等で繊維強化プラスチックを主要構造材に採用されつつあり、潜在的な需要が高い事が期待できる点
    4.ナニワアームズが原油産出国で原料が豊富にあり、扱いにも慣れている点
    の4点であった。

    プラン採用までには大いに悪戦苦闘したプロジェクトチームであったが、
    一度方針が定まれば、そこはプロフェッショナルだけあって各自の行動は迅速であった。
    的確な役割分担の元で各自の得意分野を活かした見事な連携プレイによってプロジェクトの前に立ち塞がる様々な障害や課題を乗り越え、プロジェクトの研究成果をまとめ上げる事に成功したのであった。
    そのときの研究室にいたスタッフ一同の喜びようは大変なもので、思わず皆で小躍りしていたという。

    次ページでは研究成果を纏めたプレゼンテーション資料を紹介しよう。


    #ここからプレゼン用資料風

    炭素繊維

    炭素繊維とはアクリル樹脂(合成樹脂の1種)や石油ピッチ(石油の副生成物)等を繊維化したものを熱処理する事で製造する繊維状の炭素物質です。
    数ある高機能繊維の中で炭素繊維の開発が選ばれた理由の1つとしてナニワアームズ商藩国が石油産出国であり、原材料が豊富にある事が挙げられる。

    炭素繊維の特徴は非常に頑丈(高比強度、高比弾性率)であり、軽くて化学的にも安定しており、耐熱性、導電性を有している事で、
    それを活かして樹脂・セラミックス・金属との複合体とする事で機能性の付与や強度の向上を図る事が出来、幅広い用途が期待されます。

    その利用例としてナニワアームズ商藩国での事例を挙げてみたいと思います。

    航空機への複合材料の応用
    航空機の一次構造材である主翼、尾翼、胴体や二次構造材である補助翼、方向舵、昇降舵等に用いる事で従来のものと同等の耐久性を維持しながら軽量化と組立工数の軽減が見込めます。

    スポーツ・レジャー用品への応用
    炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製の野球バットやテニスラケットは軽量かつ壊れにくいので子供でも手軽に扱えます。
    リトルスネーク球場でもCFRP製の野球バットは子供達の間で扱いやすいと好評です。
    また炭素繊維を利用した釣り竿は軽くて良くしなるとこれまた好評で最近は地底湖や海岸でのフィッシングが人気になりつつあります。

    建築・土木分野の応用
    ナニワアームズ商藩国の地下部での建造物の補強技術に炭素繊維シートを活用。
    また建築資材そのものとしての炭素繊維強化プラスチックの利用、導電性を活かした建物の電磁波シールドへの活用等が検討されています。

    エネルギー分野への応用
    石油関連施設でのパイプへの導入、軽量かつ高強度でしなりが少ない事を活かした風力発電施設の風車部分(ブレード)の大型化、
    さらに燃料電池の心臓部への応用も検討されています。


    ナニワアームズ先端技術研究所
    なおこれらの炭素繊維とその複合体の安全性や品質管理についてはこの度、新設したナニワアームズ先端技術研究所での様々な品質管理試験を入念に行う事で維持しています。
    ナニワアームズ先端技術研究所ではハイスピードカメラを始めとした各種工業計測装置等も揃っており、それらを活用した各種品質管理試験のデータは希望者には公開しております。

    #炭素繊維強化プラスチックの板に衝撃を加えてググッとしなって妙な伸縮になっているイラスト
    図.ハイスピードカメラが捉えた炭素繊維強化プラスチックの耐久試験のワンショット
    #↑
    #ここは別に無くてもOK

    また上記で挙げた各種分野への応用もこの研究所での研究の成果の1つです。

    〜商品プレゼン用資料から抜粋〜

    /*−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−*/

    ナニワアームズ先端技術研究所のセキュリティ対策

    技術情報の価値が高まると共に今後は技術情報を保全する為の情報セキュリティの重要性も高まると予想される。
    そこで将来に備えて、新設されたナニワアームズ先端技術研究所では様々な情報セキュリティの制度や仕組みを導入し、
    今後の藩国施設の情報セキュリティの向上の為のモデルケースとする試みが行われている。

    情報戦技術に突出している訳ではないナニワアームズは
    1)技術情報のアクセス手段を限定すると同時にアクセス権限を制御する事で技術情報が盗聴・盗難される危険性を減らす。
    2)技術情報へのアクセスと持ち出しについては履歴をしっかりと残す事で異常に気付きやすくすると共に問題発生時の原因究明を容易にする。
    3)研究所職員を始めとした技術者・研究者に対して情報セキュリティの重要性を啓蒙する。
    の3点に力を入れた。

    そして具体的には下記のようなセキュリティ対策を実施した。
    1.技術情報をその影響力や新規性、安全性への保証の有無等によってセキュリティレベルを設定する。
    2.先端技術研究所を複数のセクションに区分けを行い、各セクションにセキュリティレベルを割り当てる。(より厳重なセキュリティレベルをより奥に位置するセクションを割り当てる)
    3.技術情報をセキュリティレベルに応じて、該当するセクション毎に配備された情報端末に保存する。技術情報を保管した情報端末はネットから物理的に切り離し、スタンドアローンとして運用する。
    4.研究所の職員や研究者の名簿を作成し、各自の業務に応じたアクセス権限を与える。
    5.各セクションへの出入り口にはカード認証式のゲートやドアの設置に加えて、警備員と人の出入りを目視でチェックする職員を配置し、アクセス権限がある人だけを通すようにすると共に人の出入りの履歴をキチンと残す。
    6.技術情報を保管した情報端末のアクセスについても履歴を残し、また技術情報を該当セクション外に持ち出す事は基本的に禁止し、必要に迫られた場合には管理責任者の許可と必要書類の提出が義務付けられている。
    7.アクセス認証カードでゲートやドア、各種情報端末にアクセス時に機械的にアクセス履歴を蓄積させる。
    8.研究所職員を始めとした技術者・研究者に対して情報セキュリティの講習会を定期的に開催し、情報セキュリティの理解を深めて貰う事でその重要性を再認識してもらう。

    補足:セキュリティレベルの設定について
    各種技術情報毎にセキュリティレベルを設定し、セキュリティレベルに応じた扱いを行います。以下はその主な指針です。
    セキュリティレベルE:対外への開示が可能な情報。主に対外向けの広報情報等
    セキュリティレベルD:基本的に社外秘。主に業務提携先の企業等には開示可能な情報。一般的なスタッフや提携先の担当者が閲覧可能です。
    セキュリティレベルC:民間での使用に対して安全性が実証された技術全般。民間向け技術。一般的な研究員が閲覧可能です。
    セキュリティレベルB:軍事機密に属する技術やTL4以下の最先端技術に相当する技術が対象。国家プロジェクトクラスの技術は最低でもこのクラスの扱いになります。政府首脳陣と厳重な資格試験(※1)をパスしたトップクラスの研究員だけが閲覧可能です。
    セキュリティレベルA:空間制御技術、及びそれに匹敵すると考えられる最先端技術が対象。藩王、摂政とそれぞれの技術毎の担当に摂政によって直接任命された政府首脳陣と研究員だけが閲覧可能です。(担当外の技術にはアクセス権限がありません)
    ※1 資格試験にパスするには技術力のテストに加えて、身元の確認及び十分な研究活動実績(これまでに十分に認められる研究成果を上げている)が必要になります。これらをパスした後、政府首脳陣による面接試験もあります。

    /*−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−*/

    プレゼン奮闘記

    ところは、にゃんにゃん共和国に名を連ねる西国が一国、ナニワアームズ商藩国。
    広大な砂漠の下に広がる地下都市で知られるナニワアームズの民がその生活拠点を地下から地上へと移し始めた一つの時代の節目の頃のお話。

    地上部の中央付近に位置する新居住区には新しい住居が日々建築されつつあり、
    建築作業に従事するもの、労働者を相手に商売をはじめるもの、建築された住居の下見に来るもの、旅の途中に立ち寄ったもの、様々な人々の喧騒で賑わっていた。
    そんな新居住区の一角にドーンと鎮座している大きな建物の壁はまだ砂漠の砂で汚れておらず、ピカピカの白一色。
    白亜の壁に上の方に付いた窓からこれまた沁み一つない白衣を身に付けた青年が街の喧騒を恨めしげに見下ろしていた。
    「…うー、頭が痛い。音がガンガン響く…」
    少し線が細いながらも整った顔立ちと本来は聡明そうな切れ長の瞳を持つものの、今は二日酔いで盛大にしかめている青年の名はケンタロウ。
    最近、通常の繊維の何百倍もの伸縮率を誇る繊維の開発に成功した新進気鋭の研究者であり、その功績から国家プロジェクトのチームリーダーを任された程の秀才である。

    「全く彼女ときたら、酒癖が悪いんだもんなあ。御蔭で僕まで二日酔いだよ全く!」
    とぶつぶつとひとりごちながらケンタロウは昨晩の事を思い出す。

    /*/
    飲み屋のにぎやかな喧騒に負けずにテーブルの端まで届く大きな声を張り上げ、女性が元気にビールのジョッキを高々と掲げる
    「えー、それでは第12回、企画会議お疲れさまでした慰労会を開催したいと思います。では早速、かんぱーい!!」
    その朗らかな声に釣られるように周囲の面々も陽気に乾杯を唱和した。
    彼女の名前は鈴木ライラ。明朗快活にして豪放磊落、砂漠の太陽のように眩し過ぎるぐらいにエネルギッシュで姉御肌の女性だ。
    今回の席も4度に渡るプレゼンの失敗ですっかり意気消沈していた僕を激励する為に彼女が思い立ったその日のうちにセッティングしてしまったのである。
    とは言え、折角セッティングしてくれた彼女には悪いが、とてもじゃないが酒をおいしく飲める気分ではなかった。
    最近、繊維産業の成功を受けて政府の主導で実施される事となった新素材開発プロジェクトのチームリーダーを任されて意気揚々とプロジェクトの方向性を打ち出す為の企画会議のプレゼンテーションに挑んだのだが、
    スポンサーである政府首脳陣を納得させるプレゼンテーションができずに終わったのであった。
    ああ、ほんと、どうしよう…。思わず溜息をそっとこぼすケンタロウ。
    皿に盛られた焼き鳥には1本も手を付けていなかった。
    「おーい、のんでいますかー?ケンタロウクーン」と上機嫌なほろ酔い気分でライラがガシッとケンタロウの肩を掴んで力一杯ゆする。
    「わわわ、こ、こぼれますってライラさん?!」
    突然揺らされてコップのカシスソーダをこぼさないように四苦八苦するケンタロウ。
    「うー?こぼれるって、さては飲んでないなあー!?」
    「あー、そんな事ナイデスヨ」眼をそらす
    「四の五の言わんと飲むんだ!それともあたしのお酒が飲めないんかなあ??」とますます力強く揺すり続ける。
    「わ、分かりましたよ!飲めばいいでしょ飲めば!!」とケンタロウは、こぼれそうになるグラスに慌てて口を付ける
    「んぐ、んぐ、ぷッはあ」気付かないうちに喉が渇いていたのか、沁み込むような喉越しであった。
    「お、良いねえ。さあさあこの焼き鳥も食べるが良いよ」
    そう言うライラの勧めには逆らえず、えーい、ままよと一口パクリ。
    絶妙な甘辛いタレと柔らかい鶏肉が口の中でほどける。
    ……うーんまい!!

    /*/

    その夜は大いに飲み食いし、どんちゃん騒ぎにライラと共に参加したケンタロウであった。
    あれ?なんか半分ぐらいは自業自得な気がしてきたが、きっと二日酔いで頭が上手く回って無いからそんな錯覚をしてるに違いない、うん。
    そう回想を切り上げたケンタロウは相変わらずズキズキと痛む頭を押さえながら、水でも飲もうと休憩室に足を向けた。

    通路を歩いていると向うから珍しく政府の人がやってきた。こちらに気付いて手を上げる。
    「ああ、探しましたよ。ケンタロウさん」
    青色のターバンを付けた中肉中背の男が声を掛けてきた。えーっと名前は…そうそう確か蘭堂って言ったかな。
    「どうも蘭堂さん。珍しいですね。何か僕に御用でも?」
    「ええ、次回の企画会議について何ですが」
    「はい」
    「えーっと、大変言い難いんですが」
    とちょっと躊躇った後
    「プレゼン内容に改善が認められなかった場合、ケンタロウさんにはプロジェクトリーダーの任を解いて貰う事になりました」
    「え!?」
    「これまでに通算12回のプレゼンをして貰いましたが、残念ながら全く改善が認められなかったもので」
    「そ、そんな。前回よりも実験データや資料の量も増やしたのに。一体、何処がいけないと言うんですか!?」
    「うーん。こういう事は指摘する事は出来るんですが、自分で気が付いて貰わないと多分、実感が伴わないので…」
    「そこを何とか!」
    「そうですねえ。敢えて言うならケンタロウさん、貴方の視野の狭さが問題なんです。これまでの貴方のプレゼンでは決定的に欠けているものがあるんですよ」
    「まー、私から言えるのはここまでです。これに伴って企画会議の日程を少し伸ばして3週間後という事になりました。これがラストチャンスなんで頑張って下さい」
    「……はい。わかりました」
    では、と立ち去る蘭堂の背中をケンタロウは二日酔いの頭痛も忘れて、ただ茫然と見送ったのであった。

    /*/

    薄々は感じていた事ではあった。このままでは駄目なのでは無いかと。
    失敗が2度、3度と続く間にその思いは少しずつ積り、拭えない焦りを感じていた。
    しかしこれと言った改善策を思い付けなかったケンタロウは12回目もプレゼン用の実験データを膨大に用意するというアプローチに留まっていたのである。
    そしてその結果が先程の最後通知である。やはりという気持ちが半分、遂に来てしまったという戦慄が半分であった。

    彼は言わば技術の信奉者であった。
    幼い頃からお祖母ちゃんから聞かされた研究者にして技術者であった祖父の話を聞くにつけ、やがてそれに憧れるようになった。
    祖父のような一流の研究者になる事を夢見た彼は何時しか技術が幸せをもたらすという信念を持つようになっていた。
    そんなある日、突然ナニワアームズに悲劇が2度、見舞われた。
    1つはマンイーター。そしてもう一つはセプテントリオンによる冶金工場での薬物汚染である。
    技術の暴走や悪用によるこれらの事件は彼の心に暗い影を落としていた。
    彼の信念を真っ向から否定するようなこれらの事件の反動で彼はより一層、勉学に研究に打ち込むようになる。
    絶対に人を幸せにする技術だってあるはずだと。
    より珍しい技術、まだ誰も見た事の無い技術。それを求めて一心不乱に研究に没頭した彼は遂に通常の繊維の何百倍もの伸縮率を誇る繊維の開発に成功した。
    しかし彼はそこでふと足を止める事になった。世の中を見渡しても類を見ない新しい技術の開発に成功したものの、それで幸せが降って湧いてくる訳ではなかったのである。
    これから先、どこへ向かうべきか悩み始めた彼に思わぬ話が舞い込んだ。それが新素材開発プロジェクトだったのである。
    そして一も二も無くその話に飛びついたケンタロウは企画会議のプレゼンテーションで自分が発明した新機軸の伸びる繊維の珍しい特性を様々なアプローチでアピールし続けていたのだが、
    芳しい成果も手応えも得られないままに遂に最後通知を受ける事となったのである。
    このままではいけない。ケンタロウは焦りと共にその思いを強く強く噛みしめた。

    /*/
    それから暫く後、ところは変わって研究室。
    「うーん、しかしどうしたもんか」
    出来立てほやほやの最新設備がずらりと並んだ部屋の端で様々な文献の山に埋もれる様にケンタロウは思案に暮れていた。
    他国の繊維関連の研究論文をパラパラと捲りながら、一体何が足りないと言うんだろうと頭を捻る。

    こんこん。
    ノックがしたと思ったら、返事をするよりも早く研究室の扉が開かれ、ライラが弾丸のように飛び込んできた。
    開かれた扉の合間から差し込んだ赤い夕焼けの光に目を細める。
    夕日を背後に背負ったライラは堂々と仁王立ち。相変わらず意気軒昂そうだと思わず感心するケンタロウであった。
    「聞いたよ!今度の企画会議がラストチャンスだって!?」
    「うん。そうなんだよ。それで今、どうしたもんかと頭を捻っている所」
    「それで成果は?」
    無言で首を左右にふるケンタロウ。
    「まあ、そう昨日今日で何とかは成らないよねえ」とさもありなんと頷くライラ。
    「そこでだ。あたしに良い考えがある」
    ニヤリと微笑むライラの顔を見て、二日酔いがぶり返したようにケンタロウは顔をしかめた。

    /*/

    翌日、ケンタロウは早朝から叩き起こされ、ライラと共に藩国中を連れ回される事となった。

    朝一番に採光穴に差し込む日差しを眺めたり、
    そこに偶々通り掛かったご老人達と一緒に早朝のジョギング&ラジオ体操に参加してみたり、
    小腹が空いて時に通り掛かった屋台の美味しそうなたこ焼きの匂いに誘われて、軽めの朝食代わりにソースたっぷりのたこ焼きを口一杯に頬張る。
    りとるスネーク球場で草野球を見学し、
    ちかにかモールで最近ようやく商売が再開された家電量販店でCDラジカセやDVDプレイヤー等を見て回る。

    散歩なんかしている暇は無いんだがと渋るケンタロウとまあまあ、煮詰まった時には身体を動かすのが一番!と宥めるライラ。
    身体を動かせば新しい活力も湧いてくるもんよ?と元気の塊である当人がいう事に何となく説得力を感じてしまったケンタロウはそのままライラのペースに乗せられて一日中散策を行ったのであった。

    一通り散策を終えて、程良い疲労感と共にライラと別れたケンタロウは最近泊り込んでいた研究所ではなく、久し振りに下宿先である安アパートへの帰路に着いた。
    何となく鼻歌交じりに歩いていると近所に住んでいる知り合いのトモエ婆ちゃんが一目で年代物と分かるラジカセをしきりに弄って思案しているのが目に入った。
    「あれ、おばちゃん。どうしたの?」
    「ああ、ケンちゃんか。久し振りだねえ。いやねえ、どうも故障したみたいで困ってるんよ」
    「どれどれちょっと貸してみて。何処が悪いか見てあげるよ」
    「そうしてくれる?助かるわ」
    「ラジカセの修理ぐらいは朝飯前、いや晩飯前だからねえ」
    気軽に請負い、トモエ婆ちゃんからラジカセを受け取ったケンタロウは密かに驚いた。
    角が取れるぐらい使い込まれ、頻繁に押すボタンの塗装は剥げていたラジカセは色褪せてはいても、傷一つ無いその表面は丁寧に汚れが拭われており、
    その実に滑らかな手触りは持ち主がそのラジカセに愛着をもち、大切に使い込んでいる事がはっきりとわかるものだった。

    軽く点検してみると電源回りの部品が幾つか老朽化していたので自室にあった予備パーツを交換し、ついでに幾つか気になった点を整備した。
    一通り修理を終えて、試しに音楽を再生すると、小さい頃にお祖母ちゃんが子守唄代わりに良く歌ってくれた古い流行歌が流れる。

    懐かしいメロディと共に不意に寝物語に聞かされたお祖母ちゃんの昔話がケンタロウの心の片隅に浮かび上がった。

    数々のロングセラーとなる商品の開発に成功していた祖父がある日、テレビの取材でインタビュー記者に聞かて答えたその秘訣とは
    ”お客さんの顔が見える商品を作る”というものだった。

    見事に復活したラジカセに大喜びのトモエ婆ちゃんはとっておきのお茶菓子を振る舞ってくれた。
    ラジカセから流れる歌を聴きながらの縁側での一服。
    のんびりとした曲と共に流れる緩やかな一時の中でケンタロウは不意に思い出した昔話を不思議に思って反芻していた。。

    /*/

    その夜。
    下宿先の押し入れから留学生時代の同窓会名簿を引っぱり出したケンタロウは早速メモを片手に電話をかけ始めた。

    /*/

    それから数週間の時が流れ、遂にケンタロウの最後のチャンスというべき第13回企画会議当日。
    研究室には企画会議には出席していないプロジェクトメンバーが大勢集まっていた。
    うろうろうろ。あっちにふらふら。こっちでそわそわ。
    落ち着き無く研究室内を動き回りながら企画会議が終わるのをまだかまだかと待ち続ける鈴木ライラの姿があった。
    そんなライラの様子を見かねて数人のメンバーが声を掛ける。
    「ライラ姐さん、そんなに心配したって仕方無いって」
    「そうそう、やるだけの事はやったんだから。果報は寝て待てっていうじゃないですか」
    「そ、そうは言ってもねえ〜〜」と珍しく眉毛をハの字に下げて心細そうに答えるライラ。
    チクタク、チクタク。秒針の音まで耳に付く。
    会議の終了時間が近づくと共に研究室は静まり返って行った。
    そして暫くすると
    「お、そろそろ時間だ」と誰かが言ったと同時に研究室の扉が開き、静かにケンタロウが入室する。
    「ど、どうだった?」と恐る恐るケンタロウに声を掛けるライラ。
    その声を受けてスッと持ちあげたケンタロウの右手は人差し指と中指を立て、ピースサイン。
    「バッチリ!!GOサインがおりたよ!」
    ニカリと笑って嬉しそうに報告するケンタロウ。
    爆発するように研究室内で挙がる歓声!思わず小躍りするプロジェクトチームの面々。
    その日はそのまま深夜まで続く祝賀会に雪崩れ込んだのは言うまでも無かった。

    /*/
    舞台裏。政庁の一室。
    「はらはらしたが発破をかけた甲斐があったな」と乃亜。
    「そうねえ」と答えた守上摂政の手にあるプレゼンで配付された新素材開発プロジェクトの資料には”炭素繊維及びその複合体の開発と日常生活への応用技術について”と書かれていた。
    「御蔭で胃に穴が開くかと思いましたよ。まあ結果オーライですが」と蘭堂。
    「しかし炭素繊維に方向転換するとは、なかなか思い切った決断をしたもんですね」と真輝。
    「何でも留学生時代の他藩国のクラスメイトとかに協力して貰って、マーケティングにチャレンジした結果らしいよ」
    「なるほどねえ」
    「まあ何にせよ、一安心ですな」
    という言葉に執務机の上で丸まっていたトラさんが
    「にゃーん」と頷くように一鳴きしたのであった。

    END


      [No.1844] お疲れ様です! 投稿者:守上藤丸  投稿日:2011/09/04(Sun) 00:29:59  

    #返信遅くなってすみません。。。

    > #概要:過去の経験から蛇神様から健康について学んだり、日光浴をするようになったら猫耳が自然と消えました。
    >
    > #●猫耳と蛇神様とスポーツと
    > #
    > #シーズン1の頃からナニワアームズ商藩国には猫耳や尻尾が生えた人の姿が見かけられたが、今日では猫耳はナニワ猫や猫達の専売特許となっている。
    > #この経緯を語るには話をターン14にまで遡る事になる。
    > #ターン14当時、ナニワアームズの国民達は長年に渡る地下での引き籠り生活によって誰も彼もが大きく健康を損ねる事態に陥っていた。
    > #見る間に悪化・拡大していく被害は遂に藩国全土に広がり、その様は藩国そのものが病に倒れるようであったという。
    > #進退極まったナニワアームズを救ったのは天井にあけた大穴から差し込む日光と共に降ってきた大きな蛇神様であった。
    > #
    > #守上摂政の請願に応えてナニワの地に舞い降りた(落ちた?)蛇神様の神通力によってたちまち巻き起こった盆踊りにより病魔は追い払われた。

    #一応、盆踊りじゃなくって「ボン・ダンス」かな?
    #うん?ナニワでは盆踊りで通じてたっけ。※当時

    > #こうして未曾有の国難は去り、ナニワ国民と政府一同は大いに感謝し、蛇神様を祀るお社とその分社をそれぞれ地上と地下に建立したのであった。
    > #
    > #その後、過去の経験から健康と太陽の大切さを痛感した国民達は蛇神様の教えを受けて健康に気を付け、日光浴や盆ダンス、野球を始めとしたスポーツで汗を流し、生活習慣を改善していったのである。
    > #さて、ここで最初の話に戻るのだが、そうした生活様式の変化に伴って、誠に不思議な事ながら猫耳や尻尾が生えていた人達も、まるで憑き物が落ちたように自然と猫耳や尻尾が消えていたのであった。

    #「憑き物が落ちたように」という記述が引っかかりました。
    #いや、まぁ。実際に憑かれてた(?)っぽいところもあるので微妙なんですが。。。他の言い方で何かありませんかー。
    #ちょっと考えてみます。。。

    > #
    > #健康的な小麦色の肌にスポーツの汗に輝く銀髪。それが今のナニワの民のトレードマークとなりつつあった。


    #あとは問題ありませんー。ありがとう!


      [No.1843] ちょっと方針転換 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2011/09/03(Sat) 22:24:13  

    先週のクルーズでの藩国内の様子の

    + 芝村 > 試合終って少年が熱っぽく素振りしながら興奮して帰ってる。 (8/29-01:23:27)
    + 芝村 > いい光景だ。明日の昼は草野球するんだろう。 (8/29-01:23:58)

    という所が非常に気に入ってしまったので、ちょっと方針転換。
    こういう光景を守る為に役立つような手法でAD枠を使ってみたいなあと、ちょっと思った。
    #なんというかAD枠は新しい枝・将来?を開くイメージがあるので、子供達の将来を守る的なものに使いたくなりました。

    観光地(施設)や郊外ファームタイプの遊園地(施設)
    ・観光地からは観光クルーズ繋がり?でスタジアムとかそれに纏わるアイドレスが出てくる事を期待して。遊園地は娯楽施設繋がりで。
    希望号1号機(乗り物)
    ・前とは違って機体開発イベント以外のイベント狙い。
    蛇神様のお社
    ・ちょっと変則的だけど、L化した後にAD枠を適用してみるとか。


      [No.1842] 追加設定の草稿その1 投稿者:蘭堂 風光  投稿日:2011/08/29(Mon) 21:39:31  

    追加設定を考えてみました。
    何か変な所や気になった事、不足してそうな事などがありましたら、ツッコミのレスをお願いしまーす。

    #概要:過去の経験から蛇神様から健康について学んだり、日光浴をするようになったら猫耳が自然と消えました。

    #●猫耳と蛇神様とスポーツと

    #シーズン1の頃からナニワアームズ商藩国には猫耳や尻尾が生えた人の姿が見かけられたが、今日では猫耳はナニワ猫や猫達の専売特許となっている。
    #この経緯を語るには話をターン14にまで遡る事になる。
    #ターン14当時、ナニワアームズの国民達は長年に渡る地下での引き籠り生活によって誰も彼もが大きく健康を損ねる事態に陥っていた。
    #見る間に悪化・拡大していく被害は遂に藩国全土に広がり、その様は藩国そのものが病に倒れるようであったという。
    #進退極まったナニワアームズを救ったのは天井にあけた大穴から差し込む日光と共に降ってきた大きな蛇神様であった。

    #守上摂政の請願に応えてナニワの地に舞い降りた(落ちた?)蛇神様の神通力によってたちまち巻き起こった盆踊りにより病魔は追い払われた。
    #こうして未曾有の国難は去り、ナニワ国民と政府一同は大いに感謝し、蛇神様を祀るお社とその分社をそれぞれ地上と地下に建立したのであった。

    #その後、過去の経験から健康と太陽の大切さを痛感した国民達は蛇神様の教えを受けて健康に気を付け、日光浴や盆ダンス、野球を始めとしたスポーツで汗を流し、生活習慣を改善していったのである。
    #さて、ここで最初の話に戻るのだが、そうした生活様式の変化に伴って、誠に不思議な事ながら猫耳や尻尾が生えていた人達も、まるで憑き物が落ちたように自然と猫耳や尻尾が消えていたのであった。

    #健康的な小麦色の肌にスポーツの汗に輝く銀髪。それが今のナニワの民のトレードマークとなりつつあった。


      [No.1841] Re: 緊急アンケート 投稿者:真輝  投稿日:2011/08/24(Wed) 23:36:45  

    ・高位西国人+整備士2+整備士2+名整備士
    に1票でお願いします。

    名整備士はずせば単純にパイロット依存の評価値(器用、感覚、知識)が2桁いくので。
    問題は整備の燃費等とどう付き合うかかな・・・。

    問題は名パイロットの補正がなくなることですが・・・どうにも(汗
    補正が欲しいと評価値が足りず、評価値に目を向けると補正を切らざるを得ない(汗)


    | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 | 180 | 181 | 182 | 183 | 184 | 185 | 186 | 187 | 188 | 189 | 190 | 191 | 192 | 193 | 194 | 195 | 196 | 197 | 198 |


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